あらすじ
「社長があなたを嫌っているから」と、25年勤続にもかかわらずいきなりリストラされたかすみ。プライドはずたずた、崖っぷちに立たされたかすみが這い上がるきっかけは、東京マラソンの沿道で縁もゆかりもないランナーたちを応援する友人の姿だった――。独身アラフィフ、無口な夫との生活に飽き飽きしている専業主婦、社内で「客寄せパンダ」的にしか振る舞えない中堅女性社員。それぞれが「人を応援すること」を通し人生を見つめ直していく連作短篇集。読めば元気が出る、疲れた心に贈る栄養剤小説!
※本電子書籍は2016年2月に講談社より刊行された『アレー! 行け、ニッポンの女たち』を加筆修正して改題、文庫化したものです。
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Posted by ブクログ
理不尽な理由でリストラされた主人公。
友人が東京マラソンに出場することになり、
その応援にもう1人の友人と出かける。
「なぜ走っている人をそんな全力で応援できるの?」という疑問から始まり、最終的には主人公もマラソンに出場するお話。
退職推奨の話では、結局会社のトップで何もかも 変わるんだな〜と痛感したし、共感した…
あとはとにかく応援する側の熱量に圧倒された。
応援すると自分も応援してる気持ちになる、という文を見て、私も自分自身を応援してみようかなって思った。
そして、走って心のモヤモヤをスッキリさせたい衝動に駆られた。
Posted by ブクログ
不当なリストラにあったヒロインが走ること、応援することを通じて新しい道を切り開くまでのストーリー。自分も走りたくなってしまう。中高年にランナーが増えるのもわかる気がする。ラストの大会では、柳沢に沿道で声援を送るという行為によってかすみ達は最大の復讐をした感じになり、それでいて自分達は清々しい気になり前向きになれたような気がする。読後感は良かったー