こかじさらのレビュー一覧

  • それでも、僕は前に進むことにした
    自分も目に不安を持つ為、興味を持って購入。
    CM制作に携わる主人公勘太郎の将来

    失明する、と言う不安が、夢との葛藤をからめてリアルに描かれていた。
    もちろん、才能や、環境や、友人や、家族、何らかの条件が違えば悩みも違ってくるだろうけど、爽やかさと、前向きさと、苛立ちや、出会い、積み上げて前に進む様...続きを読む
  • 負けるな、届け!
    自分もマラソンしてますが、応援側の経験は無かったのでとても楽しく読むことが出来ました。
    マラソンしてなくても元気になれるストーリーかな?
    職場での女性の扱いなど、腹立たしいところもありましたが「ほっこり」するような暖かい言葉などあり、サクッと読めました。
    これから何かしてみたい、もしくは走ってみたい...続きを読む
  • 負けるな、届け!
    ランナーとしては、分かる、分かるな1冊。
    アラフィフにして、会社を辞めざるを得なくなったかすみ。
    友人高橋さんとのマラソンの応援する姿が楽しい。
    走る人を応援するのも、応援に応えるのも本当に嬉しい
    のを私も一ランナーとして知っているから、よけいに。
    知らない人たちが沿道で応援してくれるのに、「ありが...続きを読む
  • アレー! 行け、ニッポンの女たち
    随分前に読みたいリストに入れたまま時間が経過し、どんな内容か全く知らずに読み始めたら、奇しくも東京マラソンの時期にぶつかって妙な運を感じた。
    今まで応援も行った事なく、初めて走ったけど、今度は是非応援側で参加したい!!
    本は走ること、アラフィフ女性が苦難にもめげずに生きていくことが書かれていてちょっ...続きを読む
  • アレー! 行け、ニッポンの女たち
    面白かった。がんばれと応援したくなる。自分がやってきたことをきちんと認めてくれる人がいることが、すごく大切。柳沢!
  • 負けるな、届け!
    25年勤務にも関わらず理不尽な理由でリストラされた小野寺かすみ。彼女は友人に誘われてマラソンを始めるが……。
    心の中にぽっと暖かいものが残る。
    人は何故走るのか、と問われれば走った後にある爽快感と達成感を味わうためだろう。本書ではそれがよく描かれており、読み終えて笑顔をもらえた。
    心暖まる一冊だ。
  • 寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だ
    「実際に介護をした人はお葬式では泣かない」
    けだし名言。
    これから迎える超高齢化社会では、介護難民が出てくることは必須。
    そうなった時に負担を強いられるのは、きっと家族親族だろう。
    本書に描かれている美談では済まされない介護のリアルに胸が重苦しくなったが、誰もが知っておくべきことだと思う。
  • 彼女が私を惑わせる
    素人の専業主婦が突然、料理研究家に成り上がって、周りにいる女性たちの羨望や嫉妬を描く物語。私に1番近いのは「いつか私も」の水原雪乃かな。雑誌でレシピを真似たり、憧れの料理人のインスタをフォローしてプライベートを見ては、インテリアとかチェックしたり。私のような人はどこにでもいると思うし、私のような人を...続きを読む
  • 負けるな、届け!
    オイラが走り始めたのも人生の35㎞地点だったのかもしれない。思い返してみると病んでいたなぁ、職場でも家庭でも。気が付いたらオイラと同じように走っていた仲間は走ることを「ひとりになれるからいい」なんて言っていた。人生にはそんなときがあるのかもしれない。だから、かすみや雄太郎が走り出した気持ちはちょっと...続きを読む
  • それでも、僕は前に進むことにした
    本の概要にある、そのままの内容が淡々と続く。
    そう言う意味では、気合を入れなくてもサクサク読める。ただ、進行性の病に侵される主人公の心の葛藤、格闘する姿は、時に読んでる私の心にも突き刺さる。そんな言葉が所々に散りばめられている。
  • 翼をください
    「デイ・ドリーム・ビリーバー」からの「翼をください」口ずさんでしまった。
    体育会系女子で実直で直ぐ行動に出るが言葉足らずなところでやらかしてしまう事のある主人公。
    その周りをガッチリと囲む豊かなキャラクター陣。しかし、これがエンディングかぁ〜と何かモヤモヤ‥
  • 負けるな、届け!
    走ることにまったく興味のなかった人たちが、つきあいや暇つぶしで行った応援ですっかりマラソンの虜に。

    私も自分で走る気は皆無。本作を読んだからといって、走ってみようかなとは思いません。だけど、メドックマラソンにだけは釣られそう。生ハムや炭火焼ステーキにかぶりつき、ワインを飲みながら走るって、すげぇ。...続きを読む
  • 負けるな、届け!
    仕事や家庭の悩みなんて走ればノープロブレム、そんなランニング推奨小説。
    女性陣のキャラが同じような人がいるのでわかりにくいのが難点。
    爽快でササッと読めるお手軽作品。