三鏡一敏のレビュー一覧

  • ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

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    ネタバレ

    ノリが軽くて安心して読める
    けっこうギリギリなエロがあって攻めてるなーと思った。
    元は動物だからセーフ!
    特性の導出過程は面白かったが、一方で切り札が読めた感はある
    まあ軽めな話だしそこまで求めんでもいいか。
    とある~を読んでたので北欧神話ネタはちょうどよかった

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    2017年03月07日
  • ヴァルハラの晩ご飯II ~オオカミとベルセルクの野菜煮込み~

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    1日一回生き返ることで神様の食材となっているイノシシで、でも英雄のセイ君の物語2作目。
    前巻同様なかなか楽しく読めた。

    前半は魔狼フェンリルを巡る人情話?で相変わらずセイ君はお人好しだなあと思っていたら、巻の半ばで一応の決着がついてしまった。
    さてこの後どうなるんだろうと思っていたら、後半はエリンヘイヤルの反乱話で、何やらセイ君の隠された能力というか正体が見えてきて、なんだか話がでかくなってきた。
    取り敢えず、エリンヘイヤルの生き返りの理由はすぐにわかったけど、まさかヘルヘイムでそんなことが起こってたなんて。
    ていうことはなにかい? 
    セイ君は生と死を司るダイダラボッチ的な存在だったりするの

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    2016年08月16日
  • ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

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    北欧神話を舞台に食料(?)のイノシシ・セイ君が英雄になる話(笑)
    いや、なかなか面白かった。

    題材としては取るに足らない者が勇気と機転で活躍する物語なわけだけど、神話の設定を活かした奇想天外さがよかった。
    北欧神話の世界は少しずつかじった程度なのでミッドガルドとかスレイプニールとかギャラルホルンとか、あらためて登場してくると、へえとなった。
    登場人物もロキやフレイヤはともかく、さすがにヴァルキューレ9姉妹は全部は分からないけど。

    ラストのドラゴンとの戦いはなかなか少年心を擽るものがある。
    個人的ハイライトはエピローグでセイ君がオーディンから英雄として讃えられる場面。
    なんというか実にエピロ

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    2016年04月10日
  • ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

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    神界の台所で見習いとして働くのは仮の姿。
    本当の仕事は、食材になる事。

    職場が職場(?)なので、料理の描写が。
    主人公を含め、出てくる男は皆脳内が
    男子高生のようで憎めません。
    そのせいか、どんなに大変そうな場面でも
    掛け合い漫才で軽く終了。
    なので、シリアスだと思われる場面が最後だけ?

    主人公の体質やら、周囲の環境やらが続くので
    ほのぼの神界日常? と錯覚してしまいますが
    一応というか、きちんとというか
    見せ場はあります。
    うっかり、今までの自称・紳士をすっかり忘れるほどにw

    ただ…ちょっと女の子が多いので
    彼女が本当にヒロインか、疑ってしまいます。

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    2016年02月22日
  • ヴァルハラの晩ご飯V ~ドラゴンと神殺しの主菜~

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    シリーズ最終巻。
    ちょっと尻切れトンボな感じがするのは、大人の事情だろうか?

    とはいえ、セイにかかっていた呪いが晴れて、いつもの平和な日々が戻ってきての大団円ではある。
    逆にいつもより結構シリアス成分多めで、羽目を外すところもお色気成分も足らなかったなあ(笑)
    どうせなら、ラストでブリュンヒルデとあんなことやこんなことで思いっきりはっちゃけて欲しかったよ!(爆)

    前巻の予想で今巻でラグナログ的な大騒動が起こるのかなと思ったのは、オーディンとロキの騒動でちょっとだけかすったかな。
    何はともあれ、最後まで読めてよかった。
    お疲れさま。

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    2018年09月26日
  • ヴァルハラの晩ご飯IV ~イノシシとイノシシモドキの包み焼き~

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    今巻は、セイ君の正体が明らかにされる回。
    なるほど〜生き物じゃないパターンだったかあ。
    北欧神話的な蘊蓄もあり、うん、なかなか楽しめた。

    それはまあいいんだけど、物語がなにやらシリアス展開になってきたなあ。
    ブラジャークイズとのギャップがすごい(笑)
    悪意の首謀者はどう見ても料理長なんだろけど、この先、どんな展開になっていくのかな?
    その企みの大きさは?
    今回でもセイたちが計画していたフェンリルの解放とも絡んで、もしかしたらラグナロク的な大展開になっていくのか?
    つづきが楽しみ。

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    2018年05月05日
  • ヴァルハラの晩ご飯III ~金冠鳥と仔鹿のグリル~

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    弟子だけど食材としてのライバル登場でセイ君が「ヴァルハラの晩ご飯」から解雇されるピンチな第三巻。
    ワルキューレ姉妹勢揃いで、いや、ますますハーレムだよなあ。
    でもハーレムなんだけどセイがイノシシと言う事もあってそれほど怒りも湧かないのはセイ君ずるい(笑)

    とは言え物語的にはちょっと新鮮さが薄れてきて中弛み。
    ラストの料理勝負のアイデアも分かりやすかったしね。

    セイの正体の謎や密かに蠢く陰謀の影が見えてこれからの展開に期待かな。
    それにしても死ぬ度に死者の国にセイが増えるとしたら、いったいもう何百匹のセイがいるのか?
    これからも無限に増えていくわけで、なんというか、死者の国も人口問題で大変そ

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    2018年04月29日
  • ヴァルハラの晩ご飯V ~ドラゴンと神殺しの主菜~

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    完結。シリアスな展開の中でも笑えるところがちょこちょこあり(というか前半はコメディ全開な気も)、今までどおり私的には読みやすかった最終巻でした。ヘイムダル氏が軽く変態だったことが分かったけど、ライブ最前列を女神と争って負ける主神が居る世界だしな。ラストエピソードはアースガルドの住人全員が協力してセイの解呪に奔走する話。ロキの抱える闇も見えながらも大逆転での目標達成は最終巻らしくてよかったかと。ブリュンヒルデもちゃんと想いを告げられたしね。可能なら短編集読んでみたいなぁ。完走お疲れ様でした。

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    2017年07月02日
  • ヴァルハラの晩ご飯IV ~イノシシとイノシシモドキの包み焼き~

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    遂にセイの秘密が明らかに。もちろんその話はシリアスですが、そこに至るまでの別話がコメディ全開でそこまで重くなりすぎずに楽しめました。ブラジャーくじって何だよ(笑) ブリュンヒルデ様が天然かわいい。前の引きで料理長に不穏な引きがあったけど杞憂でしたね。末永く爆発するといいよ。最後の締め自体はなかなかヘヴィなものだけに展開が気になるところですが、今回同様楽しく読めればいいな。

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    2017年03月11日
  • ヴァルハラの晩ご飯III ~金冠鳥と仔鹿のグリル~

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    食材としてのライバル?出現なお話。立場を取り戻すべく奮闘するセイの傍らで、その補助をするブリュンヒルデ他ワルキューレ9姉妹(+1女神)といった構図でしたが…あれこれ何てハーレム?そりゃグリンムカビもキレますわ。しかし巻を追うごとに長姉のポンコツぶりに磨きがかかってきてるような…可愛らしいからいいか(笑)他の姉妹も大概なのも分かったし(← グッドエンドの裏ではまた不穏な空気が。冒頭のヘルヘイムでロキがしてた“死者”とのやりとりも含め、続きが気になる。シリアスになりすぎないといいな。

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    2016年10月29日
  • ヴァルハラの晩ご飯II ~オオカミとベルセルクの野菜煮込み~

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    北欧神話元ネタの食材(が主人公の)ファンタジー2冊目。あれ、思ったよりもシリアスになってきましたよ?もうちょっとのほほんと続くものかと思ってたので意外。まあ食材とという題材且つセイくんのキャラクターで軽くはなってるけど、根本は死と再生の繰り返しってテーマみたいなものだしなぁ。あまり重くなりすぎない程度に楽しみたいところですが。そのあたりは、妹に芽生えた恋心に焦りと動揺が隠せないブリュンヒルデみたいなかわいい成分でカバーかな。

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    2016年07月01日
  • ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

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    ラノベ界の北欧神話の進出もだいぶ進んできたなあ、と
    まず思ったこと。
    他にもあるし、前からあると思うんだけど、なぜかそう思った話。

    あとは食材が主人公はさすがにお初かも。

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    2016年06月26日
  • ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

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    ネタバレ

    セーフリームニル(通称 セイ)は一日一回生き返れる能力を持つ不思議なイノシシ。彼は神界〈アースガルド〉の食料危機を救うためにその能力を活かして食材として神界で働くことになる。
    しかし彼が神界へ来ることを決意した理由はそれだけではなくて…。
     主人公はイノシシでその役目は食材という異色の設定ながら、そんなイノシシが他の神を差し置いて神界崩壊を救うことに?

    煤け色イノシシ セイは今日も(下心満載で)猪突猛進、神界で奮闘中!!

     この作品はイノシシが主人公という珍しい設定なので読んだ作品だか、実際の北欧神話を基礎にしているため、多くのカタカナが出てきてキャラの名前を覚えるだけでも大変だと感じた。

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    2016年03月24日
  • ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

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    北欧神話の神々がメインとなるほのぼの日常?ストーリー。まあ神話=神様たちの話なので日常が日常でない気がしないでもないけど。雰囲気としては基本的にまったり読めるので好感。欲を言えばヴァルキューレたち全員の挿絵をですね(笑)まあシリーズ化されれば大丈夫かな?死を繰り返すのもちゃんと元ネタあったのね。やっぱり神話って変なとこでシビア。それでもそんなことを全くと言っていいほど感じさせないくらいのやわらかな雰囲気がありました。続くといいなぁ。

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    2016年03月13日