加藤秀行のレビュー一覧

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    ネタバレ

    これは素晴らしい、現代を感じる。読み始めてすぐに、えらく聡明だなと思ったら…東大!そして社長だった。打ちのめされるなぁ。あ〜俺もガイシ、コンサル目指せばよかった!コリドー!笑。
    それはさておき、次回作に多いに期待。2作とも悩みつつも、スッキリしていて、本当良かった。

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    2016年08月28日
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    ちょっと前の世界のエグゼクティブの光景。
    それもあって読みやすい。ブラックベリーとか。。。
    地に足をつけるってなんだろうと思う。けど、成功、安心への執着は凄まじいからね。

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    2018年07月22日
  • キャピタル

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    どこにだって行ける
    どこにも行けない
    どこにも行かない
    そのなかを行き来して、くるくるまわる
    私たちは、もう目的がないと走れない
    誰かに必要とされるために、ひたすら牙を研ぐ

    目的を達成するために理解する
    理解するために差分を見つける
    差分をみつけるために単純化する
    そのときに捨てられるものに思いを馳せる話
    それ以外の方法を持たない私たちの話

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    2018年06月17日
  • キャピタル

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    コンサル7年目、休暇中の須賀君が出会った彼女との話。村上春樹を彷彿とさせる言い回しとバンコク、東京と移動する視点がサヨナライツカっぽさを憶える。メモ。(1)余計な事は話さなくても通じるものだよ。須賀も分かるだろう。(2)予期された偶然。先輩この言葉好きでしたよね。長期的な視野に立って不確実性を克服する時の前略オプションとして(3)終わらないPJは無いんですよね
    。‥終わらない人生も無いよ。企業もね。資本だけは残る。(4)愚か者になりたくなければ時間と戦わないこと。時間だけは等価交換出来ないからな。

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    2017年07月08日
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    著者略歴を見ると相当なエリートのようだが、見える世界は虚無的。一方で人のつながりに安息を求める。

    「悟り世代」とは言い得て妙か。

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    2016年07月26日
  • 海亀たち

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    碧い海に魅せられて脱サラしベトナムへ。起業後早々の挫折、現地小間使いを経て新興経営者と出会い…。

    ぎらぎらに生きて働いて物を売る。働きこそすれ雇われでいいやと思うわたしからしたら感嘆の異世界。
    違う人生を覗きたくて本を読むのだと思い出させてもらった。

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    2024年10月22日
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    『ご本出しときますね』で朝井リョウさんが紹介していた本だったので、この著者さんは初めましてで読んでみました。山も谷もなく、比較的平坦な文章ですが、つまらないという訳ではなく、不思議な感覚で読みました。私にはあまりハマりませんでしたが、きっと好きな人もいるでしょうという感じ。

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    2023年04月16日
  • 海亀たち

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    ネタバレ

    ITベンチャーで疲れきった俺は、偶然取引先で見たベトナムの蒼い海の写真に惹かれて、海外に飛び出した。

    ベトナムでゲストハウスを経営してみるものの、客が来ずあっという間に倒産。
    一文なしになってたまたま運よくベトナム人の社長に拾ってもらい、小間使いのような仕事をしていた時に
    知り合ったのは中国の経営者だった。

    彼らにベトナムを案内しながらも自分をよく見せることに成功した俺は
    彼らの事業拡大に伴い一緒に働くようになり
    現地で知り合った日本人経営者や、日本からバイトをしにきている学生たちと
    人脈を広げ、自身も新たな経営について考える日々。

    ぎらついているねえ。すごいねえ。

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    2022年05月17日