安田順のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の別の会計本を読んで興味を持ち、この本も読んだ。
この一冊は銀行交渉だけに特化したわけではなく、会社の決算書の読み方についても詳しく書かれており、更に会社として問題になる従業員の待遇の点なども書かれていた。
自己資本比率や、売上高支払利息率の指標についても書かれており、これまでの勉強から一歩も二歩も踏み込んだ内容が書かれていた。
また、銀行がどういった考えを持ち、どういった視点で会社を見ているのかがよく分かった。
保証付き融資とプロパー融資をどのように使い分けていくのか、複数の金融機関との付き合い方など、リアルな経営改善支援の現場に必要な情報も書かれており、非常に参考になった。
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Posted by ブクログ
中小企業診断士の試験に合格した後、より実践的な知識を学びたくて読んだ。
これまで財務知識は試験勉強で学んだことしかなかったが、この本では実際の経営面や銀行員がどのように決算書を見ているかという視点で書かれていて非常に勉強になった。
会社員時代では、「借入金=借金のため少ない方がいい」と考えていたが、全然認識が違っていた。
他にも、売上高支払白く・割引率は1%以下を目安に改善していく、など全く知らない視点を得ることができた。
本書は特に、銀行が融資をする際に決算書のどの部分を見ているか、というのを教えてくれる。非常に読みやすく書かれているので、この本は非常にオススメである。 -
Posted by ブクログ
もと金融機関の方が書かれた、銀行員目線での決算書の見方を解説してある本。
とてもわかりやすい表現で書いてあって、とても理解が深まった。特に中小企業の社長は読んでおくと、銀行の担当者と同じ目線で交渉できるので、いいと思う。
「税理士の先生に任せているから数字はよくわからん」って言っている社長は自分の仕事の結果に対して理解してませんって言っているようなもの。
銀行員も呆れますよ。
自分も銀行員なので、読みながら「あー、そういえばこう言うところを意識して読んでるなあ」と思った。とても上手に言語化してあって、銀行員が読んでも「そうそう、あるある」と納得の内容だった。
つまり、融資を利用している中 -
Posted by ブクログ
銀行が中小企業を財務面で評価する際の重視するポイントは、大企業のそれとは異なっている。一般的な流動比率などの財務指標などは使われない。特に銀行が重視する5つのポイントは
①本業の利益 営業利益や経常利益
②債務超過の有無 中身の伴っていない資産を控除した「実態バランスシート」で債務超過の有無を判断する
③資金繰り 現金は粉飾できない。PLとBSの動きから資金繰りの状況を推定する
④返済力 PLの利益だけでなく、社長の資産など様々な角度から実質的な返済力をチェックする
⑤成長性 事業内容に成長が見込めるかどうかを確認する
また、借り入れやその返済も重要である。リスケをすると、銀行からは倒産予備軍