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中小企業と大企業では、決算書の分析手法が異なります!
書店にあまたあるトヨタやユニクロといった大企業の決算書の分析手法を、中小企業の経営判断に当てはめても、役立たないのです。
たとえば、流動比率(流動資産÷流動負債)を計算すると、200%超の超優良企業になる中小企業は少なくありませんが、そんな企業が倒産することは珍しくありません。
それは、大企業の決算書が財務会計上“正しい”のに対して、中小企業の決算書は節税対策でつくられてしまうこともあるからです。
本書は、企業にお金を貸す立場の銀行員が実践するノウハウを踏まえて、中小企業の「等身大の決算書」を財務分析するポイントを解説。
「銀行の担当者は決算書の何を見て融資先の実力を判断しているのか」を知ることで、自社の課題・問題点も見えてきますし、銀行の態度が豹変する前に、適切な経営改善策をとることだってできるようになります。
経営に不可欠な「決算書の読み方・活かし方」に関する知識を身につけて、会社の数字をビシッと語れる経営者になりましょう。
Posted by ブクログ 2015年11月02日
銀行が中小企業を財務面で評価する際の重視するポイントは、大企業のそれとは異なっている。一般的な流動比率などの財務指標などは使われない。特に銀行が重視する5つのポイントは
①本業の利益 営業利益や経常利益
②債務超過の有無 中身の伴っていない資産を控除した「実態バランスシート」で債務超過の有無を判断す...続きを読む
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