マーク ヴァンホーナッカーのレビュー一覧
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飛行機好きには、とても面白かった。
アルファベット5文字のウェイポイント、無人のフライトでファーストクラスで昼寝た話や、乗客にいつもご飯をお裾分けするご近所さんが乗っていた話やなどなど
パイロット、副パイロット、その日にはじめましてで二度と会うことがないかもしれないのに12時間フライトを共にするって不思議な感じ。
1度会ってそれっきり。しかも空の上で過ごす。んsんて、パイロットならではのエピソードだなと思った。
無線でのやり取りも面白かった。
夜間飛行で機内からオーロラが見えた話も素敵だった。
飛行機好きには最高の本だった。
パイロット目線の素敵な世界を垣間見れた。✈︎♡ -
Posted by ブクログ
[空の旅、夢の旅]空を飛ぶことの魅力を、旅を共にする人々との思い出や飛行にまつわる自然現象にいたるまで、現役パイロットがあらゆる観点から語り尽くした作品です。著者は、空の旅を心から愛することが本書から伝わってくるマーク・ヴァンホーナッカー。訳者は、航空自衛隊の管制官としての経験を持つ岡本由香子。原題は、『Skyfaring』。
空を飛んだことがある人はもちろんのこと、空を飛んだことのない人をも幻想的な世界に誘ってくれるであろう詩的な一冊でした。また、意外と知らない空や飛行機に関する知識も楽しみながら増やすこともできるかと。空旅のお供にぜひオススメしたい作品です。
〜大勢の人が地上を離れて -
Posted by ブクログ
空の旅では何度か大変な目に遭っている。
1度は羽田空港から伊丹空港へのフライト。客室のモニターには横殴り
の雨で滑走路さえも見えない画像が映し出されていた。無事着陸した
時には私も含め、乗客のほとんどかが自然と拍手をしていた。
2度めは羽田空港から真冬の新千歳空港。最終便で新千歳に到着した
後は電車で苫小牧まで移動する予定だったのだが、積雪の影響で
しばらく新千歳上空で待機したのちに羽田に引き返した。
そして、羽田に戻ったら「再度、別の機体で新千歳に飛びます。ただ、
着陸が出来ないようなら三沢に居ります」のアナウンス。三沢に降ろさ
れても困るんだよ~。どうか新千歳に降り -
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ブリティッシュ・エアウェイズの現役パイロット、マーク・ヴァンホーナッカー氏によるエッセイ集。
子供の頃「パイロットになりたい」と答えた少年はたくさんいると思うが、おそらく彼はその夢をかなえた数少ない人物だろう。エッセイのテーマは自身の仕事内容や、飛行中に空から見える景色の事などなど、現役パイロットならではの目線でありながら、とても詩的に美しく描かれている。
数あるエピソードの中でも興味深かったのが、フライトの際ほとんどのクルーが初対面同士、という事が珍しくないという話だ。約20名の見知らぬ同僚が一丸となって、大勢の乗客の大切な命を預かり、快適な空の旅のために働いているという事実には、チョッ -
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米マサチューセッツ州生まれの、ブリティッシュ・エアウェイズでボーイング747を操縦する現役のパイロットが、空を飛ぶことの魅力を語り尽した作品。
原書『Skyfaring:A Journey with a Pilot』は2015年6月に出版され、A New York Times Notable Book of 2015、An Economist Bestseller and Best Book of 2015、A Wall Street Journal Best Book of 2015、BBC Radio Book of the Week、A Bloomberg Best Book of 20 -
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飛行機好きとしては、これは読まないといけない!と思って読んだ本。
かなり期待して読んだのに加え、ニューヨーク・タイムズのベストセラーとか、エコノミスト誌の年間ベスト・ブックとか書いてあって自分の中でもハードルが上がってしまったのもあると思うのですが、読み終わった感覚は、悪くないのですが周りに物凄くオススメするほどじゃないかなと。
旅客機のパイロットが書くエッセイとしては、日本人パイロットが書いているより親切な本が何冊もあって、翻訳という壁が1つあることも考えると、この本を楽しむなら原語の方が良いのではないかと思います。
BAの747パイロットの著者による溢れる飛行機愛や、フライトにまつわるス