鈴木健二のレビュー一覧

  • 心づかいの技術
    心づかいの出来る人は大人だと思うし、魅力的だと感じる。この本はNHKアナウンサーだった著者が心づかいに焦点を当てて書いた本である。

    著者の豊富な経験を通して、心づかいを受けたエピソードや、心づかいをしたエピソードを読む中で改めて考えさせられる事や共感する事も多かった。

    また第一線で活躍してきた人...続きを読む
  • 心づかいの技術
    そっと靴を揃えたり、シャラっとゴミ屑拾ってみたり。冒頭「心」という、直線のない漢字に、敢えて原型の自説を展開されますが、敢えて返しで言うなら「心」は「仏」の流れた所と思ってます。

    「そんなのすぐダメになるじゃん」

    仰有ることはごもっとも。しかして花の愛でまいか、しかして今を生くまいか。

    人生の...続きを読む
  • 昭和からの遺言
    鈴木健二(1929年~)著「昭和からの遺言」、2019.1発行です。生身の戦争、感動なしに人生はありえない、テレビ界最後の職人の3つの章立てがされたエッセイです。NHKのアナウンサー、そして、「気くばりのすすめ」は一世を風靡しましたね。「出征兵士と母親」がインパクト大でした。著者のお兄さんの鈴木清順...続きを読む
  • 心づかいの技術
    元NHKのアナウンサーである著者が、「心づかい」をテーマに書き下ろした一冊。

    20代の若者(実際には若者といえるか微妙な年齢ではあるが)にとっては耳が痛い部分もあるが、著者の人生における様々な経験の積み重ねが伝わる、読みやすいが重みのある内容である。
  • 昭和からの遺言
    NHKの有名アナウンサーのエッセイ。戦争体験者の生きた声は迫力がありますね!いい声のアナウンサーでした
  • 老活のすすめ 六十代からのいい生き方、いい老い方
     鈴木健二さん、1929年生まれ、30歳で禁煙、50歳で断酒、50歳から、どこに行っても、朝1時間半散歩をされたそうです。病気の予防は、ただ一言、「太るな」と。「老活のすすめ」、2013.3発行。沢山、書かれてましたが、私の要約は: 女性のように喋ろう。女性をお手本にして生きる。妻の言う通り暮らして...続きを読む
  • 心づかいの技術
    個人的には好きなジャンル。鈴木氏だからこそ──というよりは先人だからこそ──の重みがあって暖かくも厳しい本。全体を通して楽しく読めた。

    ただ若者を余りにも悲観し過ぎているところが気になる。ぶっちゃけ今の日本で一番心づかいが足りないのは、いわゆる団塊の世代ではなかろうか。マナーの悪さは若者の比ではな...続きを読む
  • 役に立つ日本史物語 歴史巷談
    巷談風に口語で書いてあり、分かりやすいわりにはあまりばーっと読めるわけでもなかった。
    でも仏教の話は面白かった。
    智慧の光と慈悲の花。
    覚えておこう。