石黒敦久のレビュー一覧

  • 人生はアイスクリーム

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    宗太がすごく不幸のどん底で自殺まがいの行動をしているにもかかわらず言い回しがライトで何ともやるせない。
    ジルの力も本当に切ない。
    入り込んで泣いたり笑ったししてしまった。

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    2016年12月09日
  • 人生はアイスクリーム

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    前半のタナトス号に乗って突き進むような、主人公を他人のように感じなく、ライトノベルながらもしっかりと読んでしまう。根底に漂う作者の実際の家族に対しての鬱屈とした思いと、その逆のそうできなかった感情みたいな複雑な思いをかんじる。人生は不可逆的だが軌道修正はできる。そんな風に思う。

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    2016年01月31日
  • 人生はアイスクリーム

    ネタバレ 購入済み

    よかった

    ジルの能力に気づくまで、がちょっと長いなあと思ったが徐々にそれを匂わせてからはかなり面白くすらすら入ってきた。

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    2025年01月02日
  • あやかし旅館で働き始めました ~イケメン猫又になつかれて困ってます~

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    あれ…?
    イケメン猫又っていましたっけ?
    愛想の良い猫又はいましたが……!
    疲れた人だけがたどり着ける旅館…
    たどり着いた人たちは様々な問題を抱えてるんですね。
    恋に年の差は関係ない!と叫びたいです!
    子供+痣=虐待……簡単な図式のようで簡単じゃないんですよね…
    子供側からしてみたら、一方的に決めつけられて「私は分かってるよ。君の味方だよ」って顔をされるのはうざいだけですもんね!

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    2023年05月07日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    5年勤務する書店員と、新人お嬢様書店員の成長話。
    紗和ちゃんがお嬢様だけど嫌味のある感じじゃなくて素直で真っ直ぐな感じがかわいい
    奈津さんも豪快でドンとしている人で、よく笑う人はやっぱり良い先輩だなと思わせてくれる本
    本屋さんで働くということがどういうことか全く知らなかったけど、水面化でも本を売ろうとしていること、お客様と接する重要な場であることを知ることができる。面白い!

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    2022年10月13日
  • あやかし旅館で働き始めました ~イケメン猫又になつかれて困ってます~

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    ネタバレ

    いやあの、サブタイトルに異議ありです!!
    キャラもよかったしお話もよかったけど、サブタイトルに惑わされた…。
    姉ヶ崎さんの初恋、現実問題いろいろ大変そうだけど、幸せで何より。

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    2021年11月12日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    本屋さんにバイトに! と思ったら…。

    店員になって初めて見えてくる、裏事情。
    好きな本を仕入れるのではなく、売れる本を。
    食べて行かねばならないので、仕方ない事とはいえ
    夢を持ってバイトにくると、きついかも?

    そんな新人さんと、文庫本担当のベテランが織りなす
    ボケと突っ込みのようなやりとり。
    最後には、いいコンビになって悪巧み(?)を
    完璧に仕上げてました。
    しかし、ここまで仕上げてくれると
    作者冥利にもつくかと。

    1か月続いた人にのみ、教えてくれる神様も
    なかなかに存在感がありました。

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    2019年08月16日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    ネタバレ

    体育会系の書店で働く新人バイトと教育係の物語。店内を見張る隠しカメラが仕込まれていたり、お店に住みつく神様(比喩でなく)がいたりと型破りなお店なんだけど、厳しいながらも楽しそうな環境だと感じる。こんな本屋が近所にあればいいのになあ。
    フィクションながら、書店や出版の業界のことも主に最初の二章で紹介してくれている。田口幹人著『まちの本屋』の直後に読んだのだけど、なんか繋がりがあって面白かった。特に「新刊は年に8万冊も出ている」というところから、書店員は全ての本に向き合うことはできない、でも頑張って向き合おうとしているという想いが両書とも通底しているように思われて、その想いにフィクションとノンフィ

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    2018年10月10日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    こんな書店があったら楽しいだろうなぁ。でも書店を舞台にした小説では、たいがいやりがいはあるけど金は出ない風に描かれているので、そういう面でも書店の将来が心配です。
    さて、本文中に何カ所か違う書店の名前が出てきます。元の原稿では文誠堂だったんでしょうか。メディアワークスはこういう校正ミスが残念。

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    2018年06月09日
  • 人生はアイスクリーム

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    タイトルと帯にだまされた!家族をなくして拒食状態になった主人公のもとに、姉と5歳の姪が心配してやってくる。主人公だけでなく、登場人物それぞれがとても重いものを背負っていて、最終的には光が見えるけど、それまではたいへん、重い。前半の山を越えると、この作品のすごさがじわじわとわかってくる。これはライトノベルではない。堂々の感動の純文学なのだ。

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    2016年02月14日
  • ただの地方公務員だったのに、転属先は異世界でした。 ~転生でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね!~

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    1冊のみで、"to be continued"で終わった。でも続刊無い。
    行政、それも福祉行政のお仕事を異世界に持ち込んで話を進めているところ面白かった。しかもこれが実に現実世界の現場の有り様そのもので、ファンタジー色台無し(褒め言葉)。
    異世界なのに現実の地球の国家同士のパワーゲームが持ち込まれているところがひねりが効いていて面白かった。お役所言葉で武器に効果付与しているとこも面白かった。
    ミーカという転生元アイドル可愛い。

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    2023年12月13日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    テンション高めの書店を舞台にしたお仕事小説。書店ならではの苦悩が書かれているけど、悲壮感を吹き飛ばすように笑いに変えて働く書店員さんたちを見習いたくなる。あんなにパワフルに楽しく働けたらいいなぁ!シリーズ化してほしい!

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    2022年12月07日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    ちょっと読みにくい箇所と、店舗名を2箇所、誤植のか誤字なのか間違っていのが気になるけどそれなり面白かった。

    フェアで展開する「佐藤君は終端速度で」がどんな本なのか読んでみたい!

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    2021年04月25日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    書店員経験者です。分かるー!接客は理不尽…いろいろあったなー。

    気になるキャラクターさん達。シリーズ化するかしら?
    一人称の転換が激しくて何度も躓いた私は、やっぱり歳をとったんだろうか…

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    2019年06月14日
  • 笑う書店員の多忙な日々

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    四ッ谷駅前の老舗書店を舞台にしたお仕事小説。

    書店員は体力勝負とはよく聞くが、それにしても全般的に体育会系すぎるノリで、でもそれが心地よい「チーム」に見える面白さがある。そこに入り込んできた深窓の令嬢系本好きとの対比も良い。

    中編4つは各編ごとにまとまっていて、書店員の様々な側面が見られる。それらを通じての成長物語になっている構成も綺麗。だけど個人的には、もうひと押し心に刺さるものが欲しかったのと、少し不思議な要素がちょっと空回っている感があった。

    キャラが良いのでもし続刊があればもっと暴れて欲しいな。

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    2018年07月04日
  • 人生はアイスクリーム

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    ネタバレ

    読みはじめは、あ、合わないな、と思った。
    なんか癖のある文体だなと。
    読み終わりは、いい本を読んだな、と思った。
    文体も、なんだか癖のあるというよりクセになるというか。

    本屋で表紙&タイトル買いした一冊でしたが、後半に行くにつれ引き込まれました。
    予想よりファンタジー要素が多めです。
    一人娘を持つ父親、年もほぼ一緒、という境遇が自分と重なり補正をかけてる可能性は高いですが、それを割り引いてもおもしろかったと思います。
    生きること、親と子、変えられない過去、自分と他人、いろいろ考えさせられました。

    ただ一点、最後のジルのお礼、あれは逆に辛くならないかなあ……

    ちなみに偶然「一九八四

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    2016年08月14日
  • 人生はアイスクリーム

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    ネタバレ

    なんというかふわっとした話ではあったが、面白いかった。翻訳者の描写が詳細で作者何者?っていうところがとても気になった。言語学とか学んでたのかな。

    でなにかもやっとする、と思ってたんだけど、ジルのキャラクターが面白いのでもっと素の状態を掘り下げて、主人公といろいろ絡ませて欲しかったというところだった。

    まあ実際にはその人格の切替なんてなかったのかもしれないけど、その部分がラスト付近で曖昧になってしまった感じがする。
    実はわたしはこうだったんだよー!!とサスペンス的な展開かとおもいきや、そうでもないなと若干肩透かしでふんわり包まれちゃったのが残念。

    帯の煽りからして「心安らぐ」とか書いてある

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    2016年02月21日