野内良三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文章論を網羅しており、とても勉強になった。
例文に古い文体のものが多いのが難点。
わかりやすい文
* 長い名詞節は文として独立させて指示詞で受ける
読点の原則
* 長い修飾語が2つ以上ある場合(重文を含む)
* 語順が逆の場合(語順の原則は、長い語群ほど前に置く)
トピックセンテンスの働き
* 段落の内容を要約する
* 段落の道筋を予告する
* 問題点を指摘する
サポートセンテンス(トピックセンテンスの後の文)
* 詳しい説明
* 具体例の提示
* 理由・原因の指摘
* 類似または反対の事例との比較
* 感想や意見(コメント)
論証の2つの方法
* 演繹法:法則・原則を提示して、観察された事実をあげ、事実が法則に合致するかどうかを判定する。適用
* 帰納法:複数の事実を提示し、事実の間の共通性を発見し、ひとつの仮説(解釈)を導く。発見的
型に従う
* 定型表現:読んだ文章から書き出して身につける
* 予告、まとめ、箇条書きで話の流れを明確にする
「だ・である」体を使う状況
* 事実に即して説明する場合
* 強調・列挙したい場合
* 形容詞で終わる場合 -
Posted by ブクログ
本当に今までに誰にも教わった事の無い作文術。
論理的記述を教える本はあったが、あくまでもそれは、西洋的なものの翻訳だけで終わっていたのではなかろうか?この本では日本語の性質を考えた上での展開方法を述べている。ある意味、日本語を外国語のように客観視した本。なるほどと何度も思わされた。巻末の定型表現はまさに、外国の文例集のような気がしたが、言葉を学ぶということは母語でも外国語でも共通項がある。
【学び】
◆複雑な内容の記述方法
[1] 予告
[2] 箇条書き
[3] まとめ
◆文節は長いもん順
◆極端な話、日本語は動詞だけで分が成立する。後はタダの補語。
◆ハとガの違い
ハはいくつかの対象物の中から1つを取り立てて他と区別(対比)
ガはいくつかの対象物のなかから1つだけを取り出して他を排除(無視)する
ハはその後に「知りたい」重要な情報が来る
ガはその後に「知りたい」重要な情報がある
◆ガとヲの使い分け
状態はガ、行為はヲ
私はコーヒーが飲みたい。
私はコーヒーを飲む。
◆日本語は主観的判断もしくは、事実の記述しか出来ない。 -
Posted by ブクログ
文の構成、段落の構成、演繹法と帰納法、オノマトペ、慣用句・・・
日本語の文章を書くのに基本的に押さえておいたほうがいいことが書かれています。
その中で、達意(意味が相手に伝わる)の文というのに激しく同意です。
この本の中では、芸術的な文を書くのではなく、
達意の文を書く事が大切だと書かれています。
大抵の人は意味が通じなきゃいけない文を書く必要があると思うので、
そんな人は一度目を通しておいたほうがいいはず。
さらに、文章の構造として、「起承転結」じゃなくて、「結起承展」なんだと。
つまり、結論を先に持ってきて、ひたすら論理を展開していくということ。
なるほど、そうやって説得力のある文章を書くのか、と改めて気づきました。
・・・と書いている、この文が達意の文か疑わしいので、ちょっと恥ずかしい。精進します。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
若者や学生の日本語作文力は、ひどい!
日本語の構造的な特質を知り、平明でわかりやすい日本語、論理的で説得力のある文章を作る工夫をしよう。
それが、うまい!
日本語文章術への近道だ。
そのために必要な、だれでも習得できる12の基礎技術を提案する。
[ 目次 ]
1 初級編-文を書く(作文の基礎はなにか・技術)(書くということ ヨーロッパ語の論理、日本語の論理 わかりやすい文を書くために)
2 中級編-文と文をつなぐ(どういう順序で書くべきか・配置)(段落を大切にしよう(心得六条) 主張には必ず論拠を示そう(心得七条))
3 上級編-文章をみがく(どのように書くべきか・修辞)(視点を変えれば 型に従う)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]