北条かやのレビュー一覧

  • インターネットで死ぬということ
    社会学者である著者の自伝。

    なぜインターネットで炎上したか、その生い立ちを含めて解き明かそうとしている。
    その試み自体が成功したかは微妙なところだが、彼女の自意識過剰な部分も含めて面白かった。
  • 本当は結婚したくないのだ症候群
    一緒に生きていける相手がいる、というのは素敵なことだと思う。
    恋人のいる期間はごく短い自分と、常時恋人のいる人とを比べても、どちらが良いとは言い切れない。
    然るべき人と出会ったとき、まっすぐ進めるようにしておきたい。具体的には恋人のいない今を楽しんだり、恋人のいない現実をかなしんでみたり、そういうこ...続きを読む
  • 本当は結婚したくないのだ症候群
    著者の3作目となるが、これまでの中で一番好きな本だと感じた。ほんの「おわりに」で筆者は論文の「今後の課題」のように本書への後悔や記載内容への危惧を記載しているが、社会学的要素と客観的分析と主張がバランス良くどの読者にも読みやすく理解しやすいように構成されている。個人的にはインタビューした女性たちをど...続きを読む
  • 本当は結婚したくないのだ症候群
    特に都会に住んでる女性にスコープを当てた、結婚観、人生観に対する一冊。本当のところ、結婚したいかどうかもあるけど、これだけ多様化した社会で結婚という価値観だけ一括りにするのは著者の言う通り無理があるのかも。
  • 本当は結婚したくないのだ症候群
    文字通り、結婚したくない女性について分析している一冊。

    引用が多いものの、色々な事例を知ることができた。
  • インターネットで死ぬということ
    すべて真実だとしたら、著者には大変申し訳ないんですが、何だか現実味がないんですよね、全体的に。

    ただ、自分自身は、若い頃(とくに10代の頃)、自分自身をうまく説明するだけの語彙を持っていなかったので、非常に多彩な表現を持っている著者を、うらやましいと思いました。
  • 本当は結婚したくないのだ症候群
    知りたいことが如実に書かれていた。ちょうどこの本の対象年齢に当てはまるからかもしれない。どんどん結婚していく同級生たち、従姉たち、そんな中、古巣から離れて東京に1人いる「私」…なんとも言い表せないもやもや感があり、結婚一歩手前で踏みとどまっている「今」に対して、ひとつふたつこれだ!と思える答えを見つ...続きを読む