蓮見恭子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近流行りのアマゾネス系女性刑事物かと思い、期待して読んでみた。池袋管内で発生した女性の左腕遺棄事件を巡り、所轄通訳警官の南条隆志と本庁警部補の蛭川タニアが事件を追う警察小説。
事件は外国人代理出産ビジネスの存在に迫るのだが、今ひとつ盛り上がりに欠ける。
また、サブタイトルに『国際犯罪捜査官・蛭川タニア』と記載されているのだが、蛭川タニアより南条隆志の活躍が目立ち、どちらが主人公なのか判然としなかった。さらには、国際犯罪捜査官という割りには単に外国語が話せる刑事というだけで、蛭川タニアの豪傑ぶりを語る過去のエピソードも断片的でつぎはぎ感がある。
イマイチでした。