東出昌大のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
番組は今シーズン2の真っ最中。本書はシーズン1について書かれていて、毎週配信を楽しみにしていたことを思い出した。台本のない旅でほとんど有名な観光地にも行かないところが逆に面白くて好きだ。合理的主義者のひろゆき(敬称略)が理屈ではなく心からの笑顔を見せているのも印象的。
ひろゆきがアフリカのナミブ砂漠に置かれて、ヒッチハイク等でインド洋を目指す旅。番組のルールはひろゆきが直ぐに旅を終わらせない様に配慮されたものであったことが分かった(笑)
途中で合流した東出(敬称略)とのひろゆきの車内での会話や現地の人との交流、どこを取っても面白いのだけれど、豊川Dがひろゆきに怒られているシーンが一番面白い( -
Posted by ブクログ
Abemaで放送中(シーズン2)の旅番組。
この番組を観るまで、ひろゆきさんのことも知らないかったし
東出さんにも全く興味なし(悪い印象しかなかった)だったのに・・・
一気に2人とも大好きになった!
特に、東出さんの印象はガラリと変わった。
日本では山奥で狩猟をして生活しているらしい。
そのせいか、とにかく旅慣れがすごい。
動物も解体するし、汚いところもへっちゃらだし
現地に溶け込むのがとにかく早い。
一緒に旅をする周りの方への気配りもものすごくできる方だし
良い印象でしかない。
番組オリジナルグッズ買ってしまったよ!笑
東出さん監修のカラビナ。届くの楽しみ。
ひろゆきさんのこだわり -
Posted by ブクログ
『幽霊が現れたり消えたりするように、わたしにもほかの人間が見えたり見えなかったりする。人々だけでなく、世界の全体が遠のいて、虚空に投げ出されたような心地になる』
夢十夜の第一夜を彷彿とさせるような味わい。柴崎友香が踏み出した新しい境地を伺う思いがする。如何にも主人公の男性であるような男優の写真が少しうるさいような気にもなるけれど、写真が伝えるものは文章が描き出そうとするものを邪魔する訳ではない。一瞬でもなく永遠でもない。そんなふうに写真のフレームに封じ込められたものは、短篇小説の言葉の世界と良く共鳴している。
デビュー以来、作家自身と同じような世代の等身大の主人公を描くことの多かった作家が -
Posted by ブクログ
最近旅意欲が高く、youtubeのショートでやたら流れてきたため購入した一冊。ひろゆき・東出に特に思い入れはない。
ややテレビ仕様というか、くさい部分もあったが、アフリカ旅の魅力がひしひし伝わってきた。文化、教育、仕事、食事と日本とは違うところだらけで、一般的には先進国の方が物質的に豊かといわれているけど、ヒトとしての強さの部分はとてもかなわないと思った。どちらが優れているというより適応している環境が違いすぎる。でも、"環境の違い"で済ませずにひろゆき・東出くらいのタフさは必要なんだろうなとも感じた。生活や文化(言語)を守るという感覚も自分には全くなくて、いわゆる現代人とし