蓑豊のレビュー一覧
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ネタバレ何気なくふと手に取った書。
美術館というと、すごくお堅いイメージで、しきたりや振る舞いなどもわからないので、無意識的に敬遠をしていた。しかし、本書を読む事で、そのようなステレオタイプは少し払拭できたような気もする。
どうしても、箱もの行政の一端のような印象を受けてしまう美術館だが、最近では個性を打ち出した企画展や常設展なども行われているので、足を運んでみたい。
そう思い、さっそく足を運んだところ、色々と楽しめる体験が得られた。美術館における企画や建築と美術の見せ方の融合など、一般的なビジネスマンでも参考にできる箇所は多い。ぜひ本書を読んで、アートに触れる体験をしに行こう。
■目次
第一章 兵 -
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ネタバレなぜ、金沢21世紀美術館には人が集まるのか?
それは初代館長である著者を中心とした新しい取り組みの成果であることがわかった。
その取り組みは奇抜に見えて、実は非常に合理的なものであった。
美術館はお客さんに来てもらうところ。
来たけりゃ来い来たくなけりゃ来るな、というような従来の美術館のモデルではダメだ、著者は外国で働いた経験からそう気づいたのであった。
美術館もサービス業、お客さんに来てもらうために工夫を凝らすのが大事。
言われてみたらそうだが、コロンブスの卵のようなものである。
子供目線の取り組み。
開放的な空間作り。
肩肘張らずに、ふらっと寄れる身 -
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残念ながら行ったことはないのですが、SANAAの妹島さんの建築がつい気になってしまう金沢21世紀美術館。
遠い金沢にあっても私自身が行ってみたいと思っているし、実際に日々多くの人が訪れているそうです。
そんな金沢21世紀美術館の館長さんの美術館のマネジメントの仕方が知りたくて読みました。
重要なポイントとして挙げられるのは
明確にターゲットを定める
ターゲット目線で「商品開発」する
美術館のアイデンティティとして守るところは徹底して守る
周りを巻き込んだトータル戦略をとる
とにかく自分の足でやってみる
などでしょうか。
具体的に言えば、子供をメインターゲットに定め、小中学生の無料招待や無 -
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[ 内容 ]
1年間の入場者が5~6万人と言われる市立美術館。
だが、一般になじみの薄い現代美術を扱う金沢の美術館に、わずか2年あまりで300万以上もの人びとが訪れた。
美術館に革命を起こした「アイデアと情熱」をすべて紹介する。
[ 目次 ]
第1章 美術館が街を変えた
第2章 美術館にも経営哲学を!
第3章 美学と経営はこうして学んだ
第4章 見せ方次第で人は集まる
第5章 本物を見せなければ人間は育たない
第6章 美術と日本人
対談 蓑豊×村上隆
金沢21世紀美術館年表
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリ -
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年間150万人近い脅威の観客動員数を誇る伝説の「金沢21世紀美術館」を育て上げた館長の美術館経営哲学。
最後には村上隆さんとの対談つき。
ハーバード博士をもつ著者の行動力と、またたくまに美術館や街が活性化していく様子に驚き、想いあるところに道は開ける、のを実感させられました。
この21世紀美術館と地中美術館は「ぜひ一度行ってみて!」と薦められることが多いのですがまだいったことがありません。
本を読んだだけでも写真などからその斬新さはうかがい知れますが、実際に行ってみて体感したいものです。(行ってみたらまた感想が変わるかもしれません)
とてもよかったのですが星が4つなのは、本書のパワーに感