ドン・ウィンズロウのレビュー一覧
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CL 2023.8.25-2023.8.28
中盤万事うまく行き始めたダニーを信じてはいなかったけど、ラストは捻りもあり、よかった。
次作「荒廃の市」が楽しみだけど、ドン•ウィンズロウがそこで引退するのはやめてほしい。Posted by ブクログ -
短編ではなく6篇の中編集。なんと過去作品のキャラが不意に出てきたりする作品があり、嬉しい驚き。
やはり最初の作品の「壊れた世界の者たちよ」は、警察の麻薬班とマフィアとの闘いで、復讐の応酬は暴走し止まらない。まさに”壊れた世界の者たち”の話しで。
「サンディエゴ動物園」は、チンパンジーの脱走から始ま...続きを読むPosted by ブクログ -
古本屋で購入
短編集といいながら、ブックカバーを選ぶような分厚い本。
一編が150ページ以上の短編を6作で編纂しており、トータルは700ページを超える。Posted by ブクログ -
40年に及ぶ麻薬戦争3部作完結編の上巻。
作者畢生の大作である。
犬の力から読み始めて15年が経った。
評価云々関係なし。勿論面白い。
絶対おすすめです。Posted by ブクログ -
前作で、悪の化身を倒した。しかし地獄は地獄のままで、いや悪化していく。
実際のメキシコで発生した醜悪な事件が取り入れられており、人間の恐ろしさ、おぞましさが、これでもかと描かれている。
1作めの「犬の力」で唯一の希望の光だった、あの二人が登場する。Posted by ブクログ -
表題作『壊れた世界の者たちよ』は映画さながらの疾走感があり、刺激的なエンタメとしてぐんぐん読み進めてしまった。
他の短編も、個人的に好きな伊坂幸太郎作品と通ずるような小洒落た表現やクールなキャラクターがとても魅力的でありながら、なおかつ現代アメリカ社会の闇をリアルに描き出しており、クライムサスペンス...続きを読むPosted by ブクログ -
ドン・ウィンズロウは期待に応えてくれる。
・壊れた世界の者たちよ
・犯罪心得一の一(クライム101)
・サンディエゴ動物園
・サンセット
・パラダイス――ベンとチョンとOの幕間的冒険
・ラスト・ライド
の中編6作。
最期のラスト・ライドが良かったと思う。Posted by ブクログ -
ドン・ウィンズロウを初めて読みました。
話の中に入るのに少し時間がかかってこのまま読み続けようかどうしようか考えたのですが、だんだんと話に引き込まれました。
ただ、舞台がニューヨークだから?なのか、言葉遣いのひどさには閉口しました。
久しぶりに長編の一気読みをしたような気がします。Posted by ブクログ -
犬の力から始まるメキシコ麻薬戦争3部作しか読んでないので、サンディエゴを舞台にした3作品は意外だったな。こういうゆったりとした作品もあったのか。。。
解説を読むと関連作品が多くあるみたいなので少しずつ手を出してみよう。
でも一番好きなのは表題作かな。もうめちゃくちゃなんだけど狂気に触れさせてくれる、...続きを読むPosted by ブクログ