入江君人のレビュー一覧

  • 神さまのいない日曜日

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    中々出ないことで有名な富士見ファンタジア“大賞”作品。神様に捨てられ、死も生も消え、終わってしまった世界が舞台のファンタジー作品です。
    ……感想としては、「ああ、これが大賞なら納得」と言ったものです。
    ギャグや文章のテンポも大変宜しい。
    個人的に、ハンプニーがアイに銃を向ける描写には思わず鳥肌が立ちました。
    読んで損は無い作品だと思います。

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    2010年08月01日
  • 神さまのいない日曜日

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    ネタバレ

    大賞ということで買ってみた。
    表紙は明るい印象を受けたが、内容は暗いストーリー。
    死者が蔓延り、生者の生活が脅かされる中、職務を全うする少女と、死者を嫌い続ける少年。
    神が見放し、救いようのない世界で救いようのないストーリー展開。
    たった二日間の幸せな時間がいかに大切な時間だったか、その存在がいかに大切なものだったか。

    さすがに大賞を受賞しただけあって、なかなかに面白いストーリーだった。
    だた、続編はあまり期待しない。
    少女と少年という対比があったからこそ面白かったわけで、それが次回からないことを考えると、期待はできない。

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    2011年02月23日
  • 神さまのいない日曜日

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    「神様がいなくなった日曜日」という舞台設定は
    ファンタジーとしてまこと素晴らしく面白いのだが
    書き方が新人だから荒いとかでなく
    富士見ファンタジア風ファンタジーであるのが惜しい作品
    といったら作者に失礼だが
    しかしでもこの舞台設定でいろいろなひとに競作してみて欲しいものだ
    作者のひとも荒いところ詰めてきっちり書けば今後に期待

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    2019年01月07日
  • 神さまのいない日曜日

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    死という誰もが避けて通れない終焉。必ず訪れるが故にそのときをどう迎えるのが幸せなのかは三者三様の考え方があることでしょう。
    しかし、死ぬことがなくなった世界になったら人はどうなるのでしょうか?
    心臓が止まっても意識を保ち生前と変わらず動くことができたら、たとえ体が腐敗しても生に固執するのでしょうか?
    それとも死ねないことを嘆き永遠の眠りに就くことを願うでしょうか?
    そんな世界で、死者に永遠の眠りを与えることができる「墓守」の能力を持ったアイ。
    村の住民みんなに愛されていると思っているアイが、村の実情を知ることとなりましたが、この世界を旅することで、何を感じ、どんな答えを出すのか?
    この先、どの

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    2016年06月12日
  • 神さまのいない日曜日

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    もっと早く読めば良かった。最初から最後まで惹きつけられっぱなしだった。泣かせ系ファンタジーだろと思ってなんとなく敬遠していたのだけれど、読んでみたらとても良い作品だった。アイの気持ちも人食い玩具の願いも、登場人物らの想いが絡み交わり、見捨てられた世界で生きていく。続編も是非読みたい。

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    2013年11月23日
  • 神さまのいない日曜日

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    中途半端なところに句点がある文章のクセが気になったけど、世界観などが好みで楽しく読めました。
    登場人物のほのぼのしたやり取りとか最後に分かる村の秘密の伏線とかが好きというかすごいなというか。
    ただ、個人的に残酷なようで優しいハンプニーがすごい好きだったので、願いは叶ったんけどある意味ハッピーエンドなんだけどでもああぁああぁああああぁああってなりました←
    泣くわ。

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    2013年10月05日
  • 神さまのいない日曜日IV

    購入済み

    神さまのいない日曜日を読んで

    ターニャ可愛いわあ。
    あたしもダメ人間だが、あそこまで可愛くないわあ。

    アリス、あたしの弟にならないか!

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    2013年07月16日
  • 神さまのいない日曜日

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    15年前に神様が世界を捨て、人は生まれないし死ななくなった。

    ACEでステージを見てから読み始めた。

    面白かったけど少し文章が伝わりにくいところがあったかな。

    主人公・アイとハンプニーの関係性だったり
    それを取り巻いた村の現状だったり
    読んでてどんどん読めた作品だった。
    最後は感動したけど、これからどうやって続くのかと思った。

    ファンタジア文庫の大賞の作品というのは納得。
    読んでみてよかったと思う。

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    2013年04月20日
  • 神さまのいない日曜日 3巻

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    原作1巻分を、全3巻で過不足なく消化。
    密度構成、コミカライズとしては極上の部類だと思う。

    原作は、そもそも感情移入するべき余裕がなかったんですよね。
    死者と起き上がりの死者と不死者と生者と正常な墓守と壊れかけの墓守と壊れた墓守とハーフと、と、そもそもメインキャラの人数に比して「人種」が多すぎる上に、(あえてだろうけど)誰かが指摘発言するまでそれらの差異がロクに描写されないから、わっかりにくくてイマイチピンとこなかったから余計に。
    コミカライズできっちりビジュアル化したことでそのへんがボカされて、ようやく普通に物語として楽しめるようになった感。ラストは素晴らしい。

    原作2巻以降は、肝心のキ

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    2012年11月13日
  • 神さまのいない日曜日III

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    ネタバレ

    アイ,学校へ….

    というわけですね.
    この物語にしては珍しく大量の生者が出てきますよ.
    しかも若くて活きの良いのが.
    しかもなんだか学園異能バトル風味.
    夢に向かってひたすら真っ直ぐなアイ.
    そしてその真っ直ぐさがまたかなり重い.
    思いが重い….
    プークスクス

    …ごめんなさい.

    うん,今回も面白かったよ.
    次はどうやら「世界塔」という場所へ行くそうですよ.

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    2012年10月12日
  • 神さまのいない日曜日V

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    今回はアリス、ディー回です。 神日シリーズは世界の雰囲気が絶妙です、終わったあとの世界に見え隠れする希望や絶望、その情景など実にバランスがいいと思います。自分の好みの描写です。 また絵師さんがいい仕事してますよね! 茨乃さん最高ー!アイとディーかわすぎる^^ 表紙に惹かれて購読している人も多いのではないでしょうか。 なにあれ、今後のアイの活躍と変化には目が話せません↑ 抽象的な表現になってしまいますが、世界観がとにかく素晴らしいので一読の価値はあります。

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    2011年06月23日
  • 神さまのいない日曜日II

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    1巻より面白かったです!世界観がなんともたまらないですね〜、すごく面白い視点の世界だなーと思いました。
    そしてキリコ萌え!!
    「僕はあの子が好きなんだ」だって!可愛い!大人ぶってるけど中身はただの純情少年じゃないかww可愛すぎる!
    アイもなかなか良かったです。今回はアイのすごさみたいなのが結構表面に出されてたなーと思います。あんな12歳いないよ!できすぎだよ!

    というわけで3巻楽しみです←

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    2011年01月16日
  • 神さまのいない日曜日III

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    ネタバレ

     死者の100万都市オルタスを出たアイたちが最初に向かうことになったのは学校でした。といっても普通に転入したわけじゃありません。15歳未満の子供がいない世界なので、15歳の子供がいる今しか学校に行くチャンスがない等と説得され、行ったことのない学校に連れてこられ不安を感じる12歳のアイでした。もっとも、いきなり授業で穴掘りをさせられることになり(普通は変に思うはずですが)逆にアイは自信を取り戻したりして、ほんとに変な子です。もちろん穴掘りが得意だからなんですけど。
     この学園、学生に穴掘りさせるくらいなのでまともじゃなく、また、通ってる学生たちも変な力を持つ者ばかり。結局この学園を脱走するまでの

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    2010年12月28日
  • 神さまのいない日曜日III

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    主人公の常識のぬけっぷりが楽しいですね〜
    まぁでも、知らないことに対して常識を期待してもねぇ?w
    そもそも常識って変動するものだし…

    まぁとりあえず、なんだか今回は世界の定義とか壮大な話になってきました
    置いて行かれないようについていきます!

    うちの世界はうちが関わる範囲。

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    2010年11月01日
  • 神さまのいない日曜日

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    生、死、死神など、命を題材にするラノベが流行っている。
    この題材は実は単純に見えるようで調理することはかなり難しい。

    しかし、この作品はどうだろうか。

    この重たいテーマと設定を、主人公の少女・アイが宝石のように輝かせ、色彩を放つ。

    読んで損のない一冊。

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    2010年07月22日
  • 神さまのいない日曜日

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    ある意味ハッピーエンド
    ある意味バッドエンド
    なんだかもやもやすごくやりきれない感じを残して終わる
    ぞんび無理な私でも読めた作品

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    2010年07月04日
  • 神さまのいない日曜日

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    キャラクター可愛い、設定面白い、ただし世界観に置いてけぼり食らった感あり。とぼけたアイのキャラクターが可愛い。

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    2010年06月29日
  • 神さまのいない日曜日

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    よく書けている。残酷な行為にも一定の理解は出来る内容にまとまっていたことは評価しようと思う。エンディングもキャラクターの活かしどころが分かってて悪くない。それでも、あの村を残すことがいけないことだったのかと考えてしまうが。

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    2010年05月20日
  • 神さまのいない日曜日

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    主役キャラ二人の会話が好きでした。
    「お父様」「お母様」って呼び方は好みです。
    香水の伏線の意味に気づいた時には思わず「おぉぉ…」と唸ってしまったり。
    この1巻では主人公・アイの謎は解かれましたけど、世界の謎に関してはまだまだサッパリなので2巻でどう展開するのか期待。
    でも、キヅナが好きだっただけに2巻で出てこないのは残念。。。

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    2010年03月06日
  • 神さまのいない日曜日

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    語り口が回りくどいなぁ。ハンプニーの死にざまと村の種明かしは悪くなかった。しかしこっからどうやって続くんだろう

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    2016年02月06日