スコット・マキューエンのレビュー一覧

  • アメリカン・スナイパー

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    面白いです。ヘリパイの女性を救う話。
    救うと言ってもヘリパイの女性は大変なことやってるけど…。
    主人公のギルはいい感じ。好きな作品です。続編も面白い。

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    2025年12月01日
  • アメリカン・スナイパー

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     イラク戦争の最前線で狙撃手として従軍した兵士による、リアルすぎる戦記。SEALという舞台の内実や、実践時の心境や作戦上のネタを、多少の検閲を経たもののほぼそのまま記している。とにかく強烈。
     敵の射殺に対する良心の呵責は一切ない、と言い切るところにまずドカン、と来た。喧嘩やいじめ?など不明な感覚もあり、何かと感情が揺さぶられる。兵器の解説も具体的で、日本の本ではまず記されないだろう(マニア系であるか)。
     退役後、会社を興すが、まさかの結末を迎えたところもまた小説のようで、何とも言えない感覚を残す。

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    2017年08月03日
  • アメリカン・スナイパー

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    原書房の単行本を読みたかったのだが、映画化と同時に文庫発売をネットで見つけ、思わず発売日に本屋に買いに行った作品。ハヤカワありがとう!

    エリート特殊部隊の兵士としてイラク戦争に参加し、史上最高の狙撃記録を樹立し、トラウマや家庭の再生を描いた兵士のドキュメント。

    ミリオタを喜ばせるだけでなく、実際に使用したライフルや服装、装備を丁寧に説明し解説している。
    敵を殺したことよりも、戦友を救えなかったことを悔やむトラウマに苦しむ状況を述べている。
    この作品が本当に優れているのは、若干の時間的ズレがあるのだが、妻の証言があり、夫婦・家庭の再生を描いたこの描写に、より深みが増している。

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    2016年01月08日
  • アメリカン・スナイパー

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    先に映画を見た。映画とはかなり違うが、これはこれで興味深かった。特に、派遣中と本国での心境変化や、敵、味方そして自分自身の死生観や描写が『本物』なので、本を読むことで少しだけ追体験できた…かな。

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    2022年09月11日
  • アメリカン・スナイパー

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    イラク戦争で活躍したスナイパーの生涯 ドキュメンタリーで多数のイラン人を射殺した男の話だが、戦争のある断面をみることからは価値はあるかも。

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    2021年10月08日
  • スナイパー・エリート

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    アフガニスタンでアメリカ軍が演習中、イスラム過激派に襲撃され、ヘリ・パイロットのサンドラが捕虜になった。残虐な仕打ちを受ける彼女を収めたビデオがアメリカに送られ、高額の身代金が要求される。政府は対策を模索するが、極秘特殊部隊DEVGRU(旧SEALチーム6)の精鋭ギル・シャノンは、空軍パイロットである彼女の夫らとともに無許可で救出に向かう!『アメリカン・スナイパー』の共著者が描く冒険アクション小説。

    積読解消努力月間。頭を空っぽにして読むには最適かも。

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    2021年09月26日
  • アメリカン・スナイパー

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    同名映画の原作。
    ちょこちょこ心配する奥さんの回想が挟まれている。
    これがアメリカで模範とされる理想の家族像の一つなのだろうか?

    映画では戦場のトラウマに苦しむ姿がクローズアップされていたが、原作はそうでもない。
    監督のクリント・イーストウッドは帰還兵のPTSDに関心があるらしいのでその影響でしょう。

    アメリカが中東で苦戦する大きな要因はイスラム教です。
    平定するということは人の心を変えるということで、ある意味改宗させるのに近い。
    人権意識が高まった結果、街ごと燃やすようなことができなくなり、一人一人を説得するとなると時間がかかるのです。
    物理対物理なら絶対負けないアメリカが手こずるのも無

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    2018年12月22日
  • ターゲット・アメリカ

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    中々激しい内容の小説です。

    アメリカ国内で、核が爆発すると言う設定の物語は少なくはありません。そういう意味では、真新しい設定ではありません。

    興味深いのは、その核爆弾を捜索するのが、“ブラック”の部隊と言う事。しかも、核捜索と並行して、そのブラック部隊隊員の家族が、テロリストから襲われるという、ある意味二正面作戦。そういう観点では、中々目が離せない物語となっています。

    少し首をかしげてしまうのが、テロリストがあっさりと秘密をばらしたり、ブラック部隊の責任者が、裏切り者なのか、あるいは政府から頼りにされているのかが、イマイチ?その辺りは、ご都合主義と思えないこともありません。

    でも、中々

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    2017年11月08日
  • アメリカン・スナイパー

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    映画公開で興味を持ち購入したが、またしても映画は見なかった。安保法案の強行採決は、戦争を考えるために本書を読む良い契機を与えてくれた。テロリストがルール無用で命を奪いにくるのに、米兵は交戦規定に縛られているという現実を日本は理解しているのか? 天命と思って戦場へ行く夫と、本国で幼子と一緒に無事の帰りを待つ妻。家庭が崩壊に向かいつつあるときの二人の文章を読むと辛い。彼の最期がPTSDの元海兵隊員による射殺というのも遣る瀬ない。

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    2017年08月24日
  • アメリカン・スナイパー

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    面白かったな。
    非常に淡々とした日記のような文章も、読みやすかった。
    国で待っている奥さんのコメントも挿入されていて、これも効果的。
    アメリカ的な正義感、敵は悪と決めつけ、罪悪感もなくゲームのように殺し続ける。自分が死ぬとは全く思っていない。

    丁度どこかの大統領が広島を訪問すると決まったことが話題になっているが、ものすごく、いろんなことを考えさせられた。

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    2016年05月15日
  • アメリカン・スナイパー

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    最初は嫌悪感を持ったが、SEALの訓練内容等、通常知り得ない事を書ける範囲で書かれていて、貴重な内容だと思った。
    全然関係ないけれど、いつも挫折している筋トレをもっと死ぬ気で取り組んだら絶対体型が変わるだろうと思えた。

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    2016年05月06日
  • スナイパー・エリート

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    ネタバレ

    洋書版で読みました。
    主人公のジルがやることイケメンかつひたすら強すぎる。

    話の概要はある女性兵士がアフガニスタンでHIK武装集団に襲撃され、誘拐されてしまう。

    身代金の受け渡しも失敗し、打ち手を考えあぐねているアメリカ政府。
    そこにシールズの精鋭狙撃手が勝手に作戦を立案し、ガンシップの支援を受けながら敵地に単独潜入した。

    相手に存在を気づかれず倒せるスナイパーの恐ろしさが良くわかりました!

    最後は少数対多数の絶対絶命の状況だけど猛烈空爆でなんとかなるというチートでした。

    でもアクションは緻密に書かれているし、感動したところもあったので良い作品でした。

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    2015年12月29日
  • アメリカン・スナイパー

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    ネタバレ

    結末が悲しすぎる。

    なぜ、殺されなくてはならないんだ???

    国葬されることに価値はない。

    自分の人生を取り戻し、自分の人生を家族とともに
    再び歩みだし時にこの不幸が訪れることが運命なのか
    なになのか???

    アクションシーンはかなみ見ごたえあり!!!
    ブラックホークダウン依頼の迫真に迫る映像でした。

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    2015年11月02日
  • アメリカン・スナイパー

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    国民性の違いなのか、共感はできませんでした。

    でも軍隊っていう特殊な組織でも一般の会社、組織と変わりないんだな〜って思いました。

    戦争は人をここまで変えるのになくならないのが悲しい…

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    2015年10月11日
  • アメリカン・スナイパー

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    クリント・イーストウッド監督映画の原作。米海軍特殊部隊SEALで100人以上の敵を殺した隊員の自伝。「敵を殺したことはみじんも後悔していない」とか、根っからの兵士なのか、軍の洗脳のなせる技なのか、このメンタルは日常的に戦争している米国のような国ならではなんですかね。平和ぼけな日本では異質に思えます。

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    2015年06月23日
  • アメリカン・スナイパー

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    ネタバレ

    クリント・イーストウッド監督の同名の映画の原作。著者は、イラクに従軍した後、その経験を活かしてPTSDとなった兵士のリカバリのためのNPO団体を立ち上げたという背景から、勝手に贖罪の手記だと思っていた。実際は、全くその反対だった。著者は米海軍特殊部隊SEALに所属して主にイラクに派兵され、狙撃手として射殺した相手の総数が公式記録で160人のアメリカ人史上最多のスナイパーである。人を殺したことをどう考えているかについて、「敵を殺したことはみじんも後悔していない」、「野蛮で、卑劣な悪魔 - それが、私たちがイラクで戦っていた相手だった」、「もっと多く殺しておけばよかったと思っている」、「戦争におけ

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    2016年10月08日
  • アメリカン・スナイパー

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    読後に平和を願う気持ちが、より強くなった。

    本書は、クリント・イーストウッド監督映画の原作となったアメリカ海軍特殊部隊SEALのスナイパー、クリス・カイルの自伝である。

    クリス・カイルがSEALに入隊し、過酷な訓練を受け、イラク戦争に四度も従軍し、除隊するまでが描かれている。カイルは、公式記録で160人、非公式記録で255人もの狙撃を成功させた、ザ・レジェンドと呼ばれたスナイパーである。カイルの過酷な闘いの描写の中に妻のタヤの手記が挟まれ、カイルが軍人であったのと同時に父親であった事実が、より一層、戦争の悲惨さを伝えている。

    四度の従軍により、肉体的にも精神的にも大きなダメージを負ったカ

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    2015年02月24日
  • アメリカン・スナイパー

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    (たぶん)標準よりも過激な愛国者のスナイパーの自伝。
    敵を殺すことに対しての躊躇が全くないところが、十字軍的なものを感じます。
    アメリカ国内なら爽快な話として読む人もいるだろうけど、個人的には性格破綻者の日記を読んでいるかのようでした。
    奥さんの手記の方が共感できましたね。
    主人公に味方がつけたニックネームが "The Legend" と読んで、地球最後の男(映画じゃ無くて、小説の方)を思い浮かべたような、そんな感じの本でした。

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    2020年02月23日
  • スナイパー・エリート

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    スナイパー活躍ものとしてはちょっと不満が残る、対ゲリラ戦もの。
    下士官が非公式な作戦を行うことがあるということを信じられるかどうかが、この話を楽しめるかどうかの分かれ目ですね。
    リアルに見えるかどうかの境目なので。
    痛々しいシーンが多いのですが、ゲリラなら本当にやりそうなので、その点はリアルなのかな。
    戦闘シーンについては、ちょっとランボーっぽい印象(2 作目以降のね)があり、ちょっとできすぎな印象もあります。
    全体的に、地味な感じがするのは前線と後方のそれぞれのパートの分量のバランスが悪いからかな?

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    2016年08月24日
  • スナイパー・エリート

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    アメリカンスナイパー以来、たくさんでているスナイパーものの一つ。ただこれは完全にエンターテイメントなので、安心して読めます。映画化しやすそうな話です。SEALやDEVGRUについてのエピソードや描写が細かくて、初め実話かと思いました。

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    2016年01月10日