高橋幸枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1916年生まれ、昨年、100歳を迎える精神科医の著者がまとめた生きるヒント。それは自分なりのちょうどよい匙加減を知ること。
生き方、暮らし、健康、人づき合い、やさしさの匙加減として著者が感じていること、心がけていることなど。
薬は医師を信頼してその処方を守ること、極端な食事制限の不自然さ、1ミリでも誰かの役に立とうとし・1ミリでも心を上向きにしようとする心がけ。
自分なりのとはいえ匙加減そのものは、あらかじめの感覚とその場・状況での感覚によるしかないと思うが、無理なく、楽しく、役にも立つという生き方は自分も大切にしたいと感じた。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・あまり深く考えずにとりあえずやる、見る前に飛べ
・やってみた後で大事になること
→継続すること、考えること、努力すること
・地味にコツコツ積み重ねたことがいざという時に必ず役に立つ
→柔軟、英語
・毎日一つは何か決めたことをする
・やるべきことは悩まずとも見つかる、食べ頃になった柿の実が自ら枝から離れるように自然と機が熟すのを待てば良い
→25歳で海軍省のタイピストを退職
・最初から面白い仕事などない、つまらない仕事を何年も積み重ねるうちにやっと面白くなるもの
・座右の銘をメモしておこう、生きる勇気をくれたり挫けそうになった時に励ましてくれる
・生きている限りタイムリミットはない、
・人生は -
Posted by ブクログ
ネタバレ『自分と周囲を比べてしまうのは本能です。でも、人様と自分を比較する際は、自信を失わない程度にとどめたいもの。かくいう私も、ちょうどよい匙加減をまだまだ探っているところです。(文中より)』
100歳を過ぎても悩んだり悔やんだりされているってことに、結構励まされます(笑)
仕事もプライベートも、当たり前なんだけど、わからないことだらけで自分の無知さと未熟さによく落ち込みます。
同年代の頑張りは、励みにもなり、落ち込む源にもなる。同じ年数生きてきて能力と努力の差がこんなに開いてるんだって、悲しくなる。
比べてしまったことに不甲斐なさを感じてたけど、それが本能だって知ったら気持ちが軽くなりまし