あらすじ
朝のくだもの、階段の上り下り、少しでも人の役に立つこと、
そんな小さなことを積み重ねて98歳、今も現役の医師。
92歳で大腿骨骨折、寝たきりにならなかったのは
どうしても家に帰りたいという執念でした。
きょうは肉が食べたい、お酢の料理を作ってみよう、
ちょっと座って足をブラブラさせよう、
今回は頑張って休まずに階段を上ろう、
ああ熱いお風呂に入りたい……
からだの中から聞こえる声に耳をすまして。
自然な、思うままの暮らしが私の健康を作っています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1916.11.2生まれ、高橋幸枝さん、初読みです。新聞下段の書籍案内で知りました。故日野原重明先生と同じ高齢で現役医師を続けていらっしゃる女性のお医者さんです。「小さなことの積み重ね 98歳現役医師の元気に長生きの秘訣」、2015.9発行です。頭、からだ、精神(心)について書かれてますが、基本的には、日常生活にルールはなく、自分の思いに忠実に自然のままに暮らしてるそうです。いくつか紹介しますと、①唯一決めてるのは食べ過ぎない事②毎日1F~3Fを数回往復(筋トレ)③80歳から晩酌④前のめりに生きる など。
Posted by ブクログ
筆者は、80歳から絵を描き始め「じっくり観察しないとその本質は分からない」ということを学んだという。何事も始めるのに遅いということはないし、自分が今好奇心を持つものに真っ直ぐ取り組んでみたら必ずそこから学びがあると思った。そしてそれが自分を豊かにしてくれたり、成長させてくれたりするのだろう。
私もつい昨日ヴァイオリンを始めた。
とっても楽しくて夢中になる。きっと私を豊かにしてくれるだろう。
Posted by ブクログ
歳をとると昔はすぐにできていたことにどんどんと時間がかかるようになり、出来ていた昔の自分と比べて落ち込んでしまう。自分の状況を認識して、著者のようにできる範囲でやることを自分自身の手でやるように歳を重ねていきたいとと感じた。