あらすじ
百歳医師が語る「悩まず元気に生きる秘訣」。
百歳の現役医師・高橋幸枝先生が、悩まず元気に生きるヒントを伝授します。健康の秘訣は、毎日の階段の上り下りに、毎晩1合の晩酌。お酒は80代から始めました。頭の健康には「数独」。難問もなんなくクリアできます。「認知症対策には日記がいい」「けがで入院したら、『年だから無理しない』など思わずにがんばってみる」など、実体験から得た具体的なヒントが満載です。
またシニア世代の読者のために、1章を割いてメッセージを掲載しました。シニアの方の中には、家に閉じこもっている方も多いようですが、高橋先生は70代では海外を飛び回っていたし、80代から苦手だった絵画を習い始めたそうです。「80歳以下なんて、若いのだから何でもできるわよ」と発破をかけてくれます。
さらに、人生のしまい方についても言及。思い出の品を手放すことの意義や、90代の知人が遠方より一人で訪ねてきてくれた経験から、友人と会っておくことの大切さなどについても語りました。
あれこれ実践したくなるヒントが満載の、読めば若返った気持ちになる1冊です。
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Posted by ブクログ
高橋幸枝 著「そっと無理して、生きてみる」、2017.9発行です。「無理しないでくださいね」の言葉に、(心の中で)「ちょっと無理しないとダメなんですよ(そうしないと歩けなくなっちゃう)」とつぶやいているそうです(^-^) 参考になることばかりです。①食事は、食べたいかたべたくないか、これだけ ②日本酒を飲むひとときが明日への活力、つまみは茗荷と鰹節 ③50代で楽しかったことを5つ挙げてみよう ④長い間会っていない知人・友人を訪ねる ⑤「死の覚悟」なんて、できるわけがない。理想は「眠るように死ぬ」こと。
Posted by ブクログ
・あまり深く考えずにとりあえずやる、見る前に飛べ
・やってみた後で大事になること
→継続すること、考えること、努力すること
・地味にコツコツ積み重ねたことがいざという時に必ず役に立つ
→柔軟、英語
・毎日一つは何か決めたことをする
・やるべきことは悩まずとも見つかる、食べ頃になった柿の実が自ら枝から離れるように自然と機が熟すのを待てば良い
→25歳で海軍省のタイピストを退職
・最初から面白い仕事などない、つまらない仕事を何年も積み重ねるうちにやっと面白くなるもの
・座右の銘をメモしておこう、生きる勇気をくれたり挫けそうになった時に励ましてくれる
・生きている限りタイムリミットはない、
・人生は終わりよければすべてよし
・つまらないなら自分が楽しくすれば良いじゃない
・年齢に甘えているだけ
・年下と話すには自分の方から声をかける、求めよ、さらば与えられん
・波風が立たないと帆船は前に進まない
・困難があっても決してあきらめない、すると本当になんとかやってしまう
・どんなに時代が進歩しても人の心はマニュアル化できない、自分の頭で考えた感情を紡いだ言葉が求められている
・冗談は措いて、(除いて)