あらすじ
「100年生きてきて、思うのは匙加減の大切さです。『生きていく』とは、この匙加減を見極めていく営みにほかなりません。」――本文より
・あらゆる不幸は人と比べることから始まる
・誰かと話すだけで心は温かくなる
・「ちょっと不便」なくらいが体にはちょうどいい
・断ることも立派な愛情表現
・いい歳をして、見返りなんて求めなさんな
・言葉にしないと、やさしさは伝わらない……etc.
本書をきっかけに、あなたの「ちょうどよい匙加減」を見つけてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
100歳のおばあちゃん精神科医のエッセイ。
匙加減をうまく使って人生を無理なく楽しく生きようねって感じの話。心に響く言葉がたくさんあったので記しておく。
・人と比べてしまう時は手を動かして自分が容易く成し遂げられることに取り組むこと
・最初の一歩を踏み出すことが大切であること
・物事への興味を持ち続けること
・よりよい人生はより良い毎日を積み重ねることで実現させることができること
・チャレンジ精神が重要であること
・おひとり様もほどほどに、末路を考える
・口下手だからと引っ込み思案になっていては人生を半分無駄にするようなもの
・「誰かに喜んでもらえた」と感じた時、人は充実感を感じるようになっていること
・言葉にしないと優しさは伝わらないこと
・突然話しかけられることや友人からの電話(なんか変だな、というもの)にはきちんと対応すること
Posted by ブクログ
精神科医の高橋先生が100年生きた中で見つけたこころの匙加減の大切さについて書かれていました。
頑張り過ぎず、人を頼りすぎずなど匙加減が人生において大切で、でも100歳の高橋先生でも加減は未だにわからない。たぶん自分の人生にあった匙加減を探すのが結果的に幸せに近づけるということを感じた本でした。
Posted by ブクログ
高齢者の方やうつの方の例が多かったが
子育てをしているママさんに当てはまることも多かった
百年の人生を生きたお医者さんの言葉であるとともに
著者の優しい言葉遣いが
とても心に響きやすい本になっている