藤波辰爾のレビュー一覧
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デビュー50周年を迎えた藤波辰爾の自伝。
サブタイトルは「プロレス50年、旅の途上で 」。藤波さんの
自伝はこれまでも何冊かリリースされているが、今作はそれら
の集大成と言って良い内容。とにかく束が厚く、ボリュームが
凄い。
僕のプロレス観戦人生は、藤波辰爾のプロレスラー人生と同義
である。アント...続きを読むPosted by ブクログ -
ドラゴンらしい、誠実で、バランスよく、
毒のない笑、本です。
ほんと、そのまま。
好感が持てました。Posted by ブクログ -
正直、読み物として面白かったというより、当時の記憶が鮮明に蘇って感情移入したことによるプラスアルファの評価という感はあります。
実績、時代を動かしたことは誰もが納得するだけに、本人のキャラから想像出来ないような突き抜けた発言を見たかった。Posted by ブクログ -
昭和を代表するプロレスラー、そして、永遠のライバル、藤波辰爾と長州力の対談本。
あの時代を知るプロレスファンにはたまらない本だと思います。過去の事件については、あの時代を知っている人にとっては既知ことで、正直目新しさはないと思いますが、ポイントで「へ~そんなことを考えていたのか」と思わせる発言もあっ...続きを読むPosted by ブクログ -
まず、新書という形態でプロレス関係の書籍がリリースされたことに驚き。
最近のプロレス本は、読むと萎えてしまう暴露本の類が殆どで辟易して
いたところ。こういう内容の本が出版された、という事実だけでちょっと
嬉しい。
藤波vs長州のWWFインタヘビーを巡る攻防は本当に熱かった。
長州はあの一連の抗争で...続きを読むPosted by ブクログ -
まあ大好物なので。一気に読みました。
あの当時、
ゴレンジャーを毎週見ていたら、
いきなりミドレンジャーがアオレンジャーに、
喧嘩をうったような、そんな展開。
そりゃ夢中になるよなぁ。Posted by ブクログ -
「武藤は僕と似ていた」そう藤波が言うと
「あいつと試合してると正直、そこにいたくなくなる」なんてふうに
長州は武藤を評した
藤波と長州が手の合うライバルでいられたのは
なんといっても、「かませ犬発言」に象徴されるような劣等感
そして、反骨の魂が長州の側にあったからである
後進の武藤にそれを向けること...続きを読むPosted by ブクログ -
昭和プロレスを書いた本は色々あるし、藤波と長州の裏側を書いた本も色々あった。
これは、その当事者がインタビューも含んで書いた本。
今更なのは今更だが、ぼくらのような、その時代、そこにどっぷり浸かっていた人間には、堪えられないものがある。Posted by ブクログ -
続に名勝負数え唄といわれる藤波辰爾と長州力の2人の回顧録。
対談は最初と最後だけで、後は2人の歴史がつづられている。
プロレスファンにとってはほぼ周知の話でも、改めて当人の口から語られてるとなると重みが違って感じられた。Posted by ブクログ -
過去を詮索したい人には藤波の話が、信念みたいなモノを知りたい人には長州の話が良いと思います。自分は長州力の話が良かった。Posted by ブクログ
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昔のプロレスファンとして、新日本の実情がまあまあわかっておもしろかった。藤波の文書はわかりやすい。長州はもうひとつだし、記憶にないが多すぎる。えっ、あんなことを言って覚えてないのって感じ。
どちらもタイガーマスクをべた褒め。やはりタイガーはすごかったんだ。
前田日明事件(1987/11/19)で長州...続きを読むPosted by ブクログ -
藤波と長州の対談と藤波、長州それぞれの自分のプロレス史を振り返るという構成。古館の実況で生まれた「名勝負数え唄」という言葉だが、その言葉に煽られるように、"下克上"の「長州革命」に私も含めたプロレスファンは遅れてきた大物・長州力に喝采を送り、さらに長州と藤波のライバル抗争はヒートアップしていったと改...続きを読むPosted by ブクログ