ベネディクト・キャリーのレビュー一覧

  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めちゃくちゃためになった。
    一度覚えたことは必ず脳内にある。しかし、それを探索する能力が長けているか欠けているかで思い出せるのかが決まる。
    つまり、探索能力を伸ばすことが大事。
    もう一回読む

    0
    2023年02月12日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    大脳生理学から、学習を考察した書。 ブームのはしりだったような。闇雲に経験則をふりまわすのではなく、科学的に実証された方法論で学習を進めていくことは、時代にあっていると思います。

    0
    2021年04月27日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    結論、
    没入する方向でやっていれば大体において合っている。

    なぜなら、それは脳が感じていることであり、脳は成長を楽しいと感じ、成長がなければ面白いと感じなくなる。

    インターリーブ学習や分散学習は、
    反復練習による限界を感じている場合には、超有用な学習法で、
    集中力が明らかに増すのを実感する。

    それはつまり、
    脳の神経回路が新たに構築されて、進化し続けていっていることを意味しているのだろう。

    楽器演奏の技術習得に活用しまくれる。

    0
    2020年10月28日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    物事を覚えること、覚えたことをうまく思い出すこと、状況に応じて覚えたことを応用するための方法 (勉強方法、練習方法) が記載されている。

    そこらへんの怪しいハウトゥとは違う。どちらかというと調査論文に近く、しっかりとエビデンス (根拠) を積み上げて、こうすると良いと解説している。
    しかし、示された方法を単に鵜呑みすることができる読者にとっては冗長と感じてしまう部分も多くあるだろう。その場合は、実験方法やその結果の記載は読み飛ばし、結論部のみを読むと良いだろう。

    0
    2018年01月16日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    安直な自己啓発本ではない。
    論文をもとにした緻密な科学ノンフィクションだ。
    インターリーブ、分散効果など、実用的な勉強法も紹介されている。
    ちゃっちゃと方法だけ知りたいなら斜め読みすればいい。
    しかしじっくり読めば、学習というものが学問的にどのように扱われてきたかがわかる。
    読む価値のある本だ。

    0
    2017年08月07日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    ・「嗅内皮質」は脳に入ってくる情報をふるいに役割。「海馬」は記憶形成が始める場所で、「新皮質」では、保存する価値があるとの信号が発せられた情報が健在記憶として保存される。(海馬を通じんてネットワークを形成し、最終的には検索可能な状態で新皮質で落ち着く)
    ・結合してネットワークを形成するのが「ニューロン」。一方のニューロンから信号を受け取ると、反対隣のニューロンへその信号を伝達する。
    ・記憶を使えば、記憶は変わる。
    ・どんな記憶にも、保存と検索の2つの力がある。
    ・保存する力が減らないというのは、意識的に記憶した事はすべて永遠に脳内にあるという意味だ。
    ・「検索する力」は、情報をいかに楽に思い出

    0
    2017年04月21日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

     脳の記憶メカニズムに即した勉強法を提示する本書。
     ただ単に方法をわかりやすく紹介する簡易版と違い、研究者たちによる数々の実験、そして発見に至るまでの経緯を明快に示してくれる。読者の多くは自分の勉強法の改善のため、または他者への教授のために本書を手に取るのだと思うが、その目的は表面上の理論理解だけでは達成できない。背景にある経緯や実験結果まで知ることで、本当の意味での「効率的な勉強法」を深く理解することできるのではないか。

    0
    2016年09月16日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    文句なく面白かった。脳はまだまだ不思議なことを隠している。

    様々な実験の結果から、どのように勉強したら効果的かが書かれている。直感やいままで信じていたことと違う事実が示されると、「おっ」となる。それが随所に現れる。

    一人でも実験できるんだなあという驚きと、なぜ学生時代に私自身で実験できなかったのかという悔しさがある。

    0
    2016年09月13日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    環境(場所)に変化をつける
    方法を変える(読む、議論、キーボード入力、手書き、鏡、BGM
    睡眠
    勉強時間を分散させる
    覚える1:自己テスト2
    行き詰ったら中断して別のことをする(その間も脳は無意識にそのことを考えている)
    一度の練習時間に複数のことを混ぜる(インターリーブ)
    知覚学習PLM
    「秩序を乱す何か、その場にそぐわない何かを目にすることが、事実上脳を目覚めさせる。っして、『なぜそれがここにあるのか?』と潜在意識に問いかけて、その情報を掘り下げさせる」
    種類を混ぜた練習を行うと、学ぶ力全体が向上し、ものごとの違いを理解する力が高まる。

    0
    2016年06月01日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    面白かった
    勉強モチベも上がるし、改めて科学っておもれえってなった
    いろんな実験してて楽しそうだなぁ

    0
    2025年03月02日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

     同じ場所で出来るようになるまで集中して反復演習するという勉強法が実は間違いであった。一度忘れる、時間を分ける、テストの前にテストをする、場所を変える、騒がしい場所が良い、中断する、一つのことをしない、別のことをやる、寝る。これが記憶の研究から分かった正しい勉強法である。
     こうやって並べると、よくないとされていたことが実は正しかったということになる。ところで、行き詰ったときに気分転換でコーヒーを飲んだり、あきらめて寝たりした後、悩んでいたことが嘘のように理解できるようになったという経験があるのではないかと思う。これは「中断」した後も脳は考え続けており、しかも無意識のうちにさまざまな検討をして

    0
    2022年08月28日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    邦題:How we learn
    内容紹介
    最新の科学研究によれば、これまで定説とされてきた勉強法は多くの場合に間違っているという。では、どうすれば脳は最も効率よく学べるのか。米三大紙『ニューヨーク・タイムズ』の人気サイエンスレポーターが、著名科学者らへの取材をもとに、脳をフルパワーで働かせる記憶法・勉強法を徹底解明。全米で話題の一冊!
    目次
    はじめに ── 余白を広げる
    Part 1 脳はいかに学ぶか
    第1章 学習マシンとしての脳
    第2章 なぜ脳は忘れるのか
    記憶のシステムを機能させる忘却の力
    忘却に備わっているスパムフィルター機能
    覚えるために忘れる理論
    エビングハウスが生みだした「忘却曲線

    0
    2021年12月31日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    記憶に定着しやすい学習の仕方として、
    学習する時に、場所や音楽など環境を変えながらやった方がよい。
    勉強時間を分散させる。1日後、1週間後、1か月後、など。間隔を広くとると、長く記憶にとどまる。
    流暢性の幻想に囚われないために、覚える時間と練習する時間の比率は4:6程度がよい。

    自己テストや事前テストをすることが効果的。
    思い出さなけばならない状況を作ることが有効ということ。

    休憩を入れながら、取り組んだ方が解決を思いつきやすい。
    途中でやめた方がよい。ずっと脳は考える。
    ランダムに様々なやり方で練習した方が結果的に定着する。

    PLM、知覚学習モジュールを活用して、五感を活用した方がよい

    0
    2021年02月18日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    今までの勉強法を覆す本…かも?

    ただ意外と人はその勉強法を無意識に実践している気がした。
    場所を変えたり、いくつもの事を同時に勉強したり…。
    人間の本能は間違っていないのだと感じた。

    またこの勉強法にあたり、いくつかの研究、実験について詳しく書かれており、中には助長的で不要というレビューもよく見るが、個人的にはわかりやすく面白かった。
    意外に単純な研究こそが発見なんだと思った。
    なかなか世の中でどんな研究がなされてきたか…なんて知る機会ないじゃないか。
    そういった視点からも多くの発見があった。

    作者の目線も低くしているのか、大した脳味噌のない自分でも十分理解できた。

    0
    2019年09月27日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    忘却には情報をふるいにかけるフィルター機能がある。
    環境に変化をつける。つまりいつもの場所、静かな環境で勉強するのは非効率。
    分散学習。一度に勉強するより、分けた方が効果的。
    知識を確認するテストは学びを高めるツールであり、学力を測る手段でしかないと思ってはいけない。
    事前テスト。学習前のテストは効果的な学習方法である。
    睡眠は学習に役立つ。
    思い出そうとすることは復習として効果的である。
    インターリーブ。つまり複数のことを混ぜることは学習方法として良い。

    自分の学習に取り入れる。
    分散学習。時間や場所を変えることもよい。

    0
    2018年12月16日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    効率よく物事を覚えるには、分散して勉強すること異なる環境で勉強すること。
    こういった本のレビューなども、読み終わってすぐに書くのではなく、2.3日後に内容を思い出しながら書くと記憶に定着するのかもしれない。
    また、思い出せない内容を踏まえて改めて本を読み返すそういった繰り返しが大切。
    と言いながらも、ついつい他の本に手が伸びてしまうのですが。

    0
    2017年12月25日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    脳はどのようにして記憶しているのかということから始まり、より効率がよい勉強方法を様々な実験の結果を元に導き出した本。 なかなか難しい箇所も多いが、今までの勉強方法からこれはよく記憶できたな〜という経験が、実験でも効率が良いことが証明されている、と書かれていて、やっぱりよかったんだ!と感じました。 特に大学受験に挑む高校生や、資格試験を受ける人にムダな勉強にならないよう読んでみてほしいと思った一冊。

    0
    2017年10月04日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    脳科学に効率の良い勉強法を紹介する本。具体的な数字が書かれていたり、説明や引用が多く、とても説得力があった。ただ「説明はいいから方法だけ教えて」という人には長い。ネットに要約があるのでそれを見れば十分な気がした。ただそれぞれの方法に関して興味深い実験なども紹介されているので、根拠が気になる人は読んでみると良いと思う。自分は半分読んで満足したので全部は読んでいない。

    0
    2017年02月07日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    脳科学の方面から、どのような時と場所と方法で勉強すれば効果があるのかについて書かれています。脳の働きというものを、どのように記憶と考え方の向上につなげていくのか。今までもこのような本は出ており、それと一部重なるものもあるのですが、具体的な例が豊富にあり、そのため分かりやすく、かつ楽しく読むことができました。またすぐに実行できるものが主で、日々の勉強に役立てることができることが多数あることが良かったです。勉強は無理してするものではなく、また諦めることなく続けていくことということかと思います。筋肉を付けるような気持ちで、脳を鍛えていくこと。その方法が学べるのではないかと思います。

    0
    2016年10月28日
  • 脳が認める勉強法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学習における分散効果について

    いわゆる記憶の力には保存する力と検索する力の二種類がある。保存する力は衰えることはないが、検索する力は強化していないとすぐに衰える。記憶した時の背景や環境を手がかりとして思い出すことも多く、例えば覚える時と同じ色調の紙に書く方が別の色調の紙よりも思い出しやすいし、BGMが流れている環境で覚えたことは同じBGMがあると思い出しやすい。ただし、BGMが違うと思い出す力はBGMなしと同じなので、あまり意味はないかも(Smith, Am J Psychol 98:591-603, 1985)

    学習においては分散効果が重要になる。一気に集中するよりも何日かに分けたほうが

    0
    2016年04月07日