風越洞のレビュー一覧

  • ふることふひと 1巻

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    大化の改新を行った藤原鎌足の息子である藤原不比等さんのおはなし。
    飛鳥時代ですよ。古代日本。
    同じく大化の改新を行った中大兄皇子こと天智天皇のご落胤説があり、この漫画ではそれが採用されていて、密命により古事記編纂に携わっていく。
    古事記成立や神話の内容なども学べるし、彼の出生やらなんやらのところもおもしろい。
    ちょっと学習漫画ぽいところもあるけど。

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    2021年03月22日
  • けんえん。 8巻

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    『けんえん』全8巻
    読んだ。

    昔々の、人から隠れて暮らす妖怪と、
    妖怪退治に現れた霊犬の物語。

    これは良い意味で裏切られたな…。
    こういうエターナル…フォエバー…みたいなの弱いんで…。ラスト泣いた。


    可愛い絵柄なのでコメディかと思っていたが、内容はシリアス寄り。しかし重たくはなく、すっと読める。

    基本的には、“犬”と“猿”のコンビが織りなすドタバタ人情劇。なんともキャッチー。

    人から隠れて生きているが、人と交わらないと子を成せないという悲しみの設定がツボ。妖怪たちの葛藤…。


    先述したが犬猿コンビが主人公だが、さして仲良くならないのがとても良い。凸凹ってほどでもないがどこか打ち解

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    2019年10月07日
  • ふることふひと 1巻

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    ネタバレ

    本屋が開いてないので新刊リスト眺めてて心惹かれ購入。絵柄とても好き。女装、落胤説の採用、漫画ならではの解釈と表現、これから楽しみになってきた!

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    2020年05月24日
  • けんえん。 1巻

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    ネタバレ

    村の娘を要求する猿の妖怪を退治するためにやってきた霊犬が、何故か退治するはずの玃猿に連れ帰られてそのまま飼われることになるという…シリアスな部分もありつつ、何処か暢気な印象の話だった。表紙でマシラのしっぽに気付かなくて、褐色の少年と白犬だと思ってたら、どっちも人外で驚いた。「けんえん」って「犬猿」だったんですね、なるほど…。思ってたのとは違ったけれど、これはこれで…^^ ふてぶてしいながら、マシラに飼われることには乗り気な疾風に笑ったw

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    2016年05月24日