【感想・ネタバレ】けんえん。 8巻のレビュー

あらすじ

今は昔。静岡のおサルは、長野の犬と、一つの約束をしました。 昔々の静岡の見付神社で、一緒に暮らしていた猿の妖怪・マシラと長野の霊犬・疾風。マシラはいよいよ自分の母との対面を果たすが…。あやかし昔話、ついに完結!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

猿神ではなく玃猿として認めて貰った瞬間肌の色が元に戻って、疾風が嬉しそうに寄ってくるのが印象的だった。神様じゃなくて猿のままで、そのままのマシラを一番認めてたのは疾風だったんだもんなぁ。

2人で一緒にいられるラストで本当に良かった。きっとマシラが幸せになったであろう未来のエピローグは秀逸。
素晴らしい風呂敷の畳み方でした。

全8巻だし2クールぐらいでアニメ化して欲しいなぁ。
疾風は絶対小野大輔。

0
2019年12月30日

Posted by ブクログ

『けんえん』全8巻
読んだ。

昔々の、人から隠れて暮らす妖怪と、
妖怪退治に現れた霊犬の物語。

これは良い意味で裏切られたな…。
こういうエターナル…フォエバー…みたいなの弱いんで…。ラスト泣いた。


可愛い絵柄なのでコメディかと思っていたが、内容はシリアス寄り。しかし重たくはなく、すっと読める。

基本的には、“犬”と“猿”のコンビが織りなすドタバタ人情劇。なんともキャッチー。

人から隠れて生きているが、人と交わらないと子を成せないという悲しみの設定がツボ。妖怪たちの葛藤…。


先述したが犬猿コンビが主人公だが、さして仲良くならないのがとても良い。凸凹ってほどでもないがどこか打ち解け切れない。そこを踏まえてラストまで読んでいくと「アーーーーーーー」ってなる。もはやこれタイトル回収ともいえるでしょ(深読み)。

色んな神さまや妖怪が出てきて、俺得な作品。

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2019年10月07日

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