筒井学のレビュー一覧

  • オオムラサキと里山の一年 ~夏の雑木林にかがやく、日本の国蝶~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    美しい写真と物語のような文章が素敵です。
    特に興味深かったのは、孵化したあと成虫になるまでの間の描写で、脱皮を繰り返し一から六齢になるまでに形や大きさや色が変わる様子と理由に、「ほえ〜!」となりました。幼虫が蛹になるところも詳しく描かれています。おもしろいです。
    どんな生き物も自然の中で生き抜くには工夫が必要なんだなぁ。
    著者、筒井学さんのあとがきもぜひ読んでいただきたいです。生き物はみな多くの天敵とともに共存しているのだということを、折に触れて思い出すことは、人生において大切なことだと思いました。
    『里山』が何なのかということも、初めて知りました。
    年齢に関係なくいろんな人におすすめしたい、

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    2024年06月17日
  • 夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ ~日本でいちばん大きなトンボのくらし~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    ここ1、2年、虫の魅力に開眼した。
    前から嫌いではなかったが、最近はその体のフォルムと存在に、親近感と神秘を覚えるようになってきた。
    集めたい、とか、写真に撮りたい、とか、ではなく、ただ、日常に出会う虫たちに対して敬意を感じる。
    わたしもあなた(虫)もおんなじ命、だと思うと、相手の存在も自分の存在も、尊重できる。
    そういえば、昔読んだ小説の中で、主人公の少女が殺した蚊を「責任持って食べる」シーンが印象的だった。(私は食べないけれどね)

    夏に庭に来ていたオスのハグロトンボのうつくしさに参り、それからトンボを見るとアイドルの推しを見るような視線で見てしまってる。
    本書は日本のトンボの中で最大の大

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    2023年10月28日
  • カマキリの生きかた ~さすらいのハンター~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    小さい頃、カマキリの雄は交尾している最中に食べられてしまうという事実を親から聞き、そして目の当たりにして衝撃をうけました。

    人間以外の生き物をみると、なんとまあ、子孫を残すことに重点を置いた一生だろうと不思議な感覚になります。

    写真と解説でみるカマキリの一生は壮絶です。
    よくぞ追いかけて生態を写真に残したと思います。
    生きるということを色々考えさせてくれる、とてもよいカマキリ本。

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    2013年08月13日
  • セミたちの夏(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    セミたちが やかましくなきはじめると、夏がきたなあ、って思うよね。でも、セミの 成虫が 生きているのは たった2週間ぐらい。土から 出てきて だっぴするようすや、6年後に 成虫になるたまごを のこしていくようすなどを とてもきれいなしゃしんで つたえてくれます。

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    2013年07月19日
  • セミたちの夏(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    おー
    これはすごい
    きれい

    セミうるさいとか気持ち悪いとか思わなくなる

    大人になるまで大変なんだなー

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    2013年05月19日
  • セミたちの夏(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    写真絵本。セミの羽化などは見る事も出来るだろうが、これは、卵や1齢幼虫などの普通では見られない姿を写している。アリが敵になる時があるなんて!

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    2012年09月11日
  • カブトムシがいきる森(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    カブトムシの一生が写真と文で紹介されている。
    写真がとってもリアルでカブトムシがたくさん出て母は気持ち悪かったけど息子は大喜びだった。

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    2009年12月09日