夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ ~日本でいちばん大きなトンボのくらし~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ ~日本でいちばん大きなトンボのくらし~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

1,287円 (税込)

6pt

4.0

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長い長い水中生活から、大空へ初フライト!

日本最大のトンボ、オニヤンマ。
眼は宝石のエメラルドのように美しくかがやき、力強く空を飛びます。

オニヤンマが見られるのは、緑が濃い森林と澄んだ小川がある環境。
そんな自然が残された人里があれば出会えるトンボです。

オスは元気なうちは常にほかのオスと戦い、メスを探して交尾に挑みます。
メスは何度も交尾と産卵を繰り返し、多くのオスたちの子孫を数千個の卵に託すのです。

産み落とされた卵から誕生した小さな幼虫は、様々な小さな生物を食べて成長していきます。
そして、幼虫自身もほかの生物に食べられてしまいます。

過酷な生存競争の中で生き残ったわずかな幼虫は、長い水中生活を経て成虫へと変身します。

いよいよ初フライトの瞬間です!!

卵から成虫まで、オニヤンマのくらしをとらえた写真絵本です。

【写真と文】筒井学(つついまなぶ)
1965年北海道生まれ。
1990年より東京豊島園昆虫館に勤務。
1995年から1997年まで昆虫館施設長を務める。
その後、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に携わり、現在、同園に勤務している。
昆虫の生態・飼育・展示に造詣が深く、昆虫写真家としても活躍している。

(底本 2023年7月発行作品)

※この作品はカラー版です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オニヤンマの一生の写真本。厳しい生存競争のことや、眼の色の変化など知らないことがたくさん。大人でも勉強になる内容です。

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    オニヤンマの一生が語られた写真絵本。
    写真がすごくきれいで見やすい。
    オニヤンマがこんなに派手な色だと知らなかった。メスはハチを食べることもあるだとか発見のある1冊。

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    ここ1、2年、虫の魅力に開眼した。
    前から嫌いではなかったが、最近はその体のフォルムと存在に、親近感と神秘を覚えるようになってきた。
    集めたい、とか、写真に撮りたい、とか、ではなく、ただ、日常に出会う虫たちに対して敬意を感じる。
    わたしもあなた(虫)もおんなじ命、だと思うと、相手の存在も自分の存在も

    0
    2023年10月28日

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