佐竹謙一のレビュー一覧

  • 本気で学ぶスペイン語 [音声DL付]

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    同シリーズのフランス語と比べて、各課が少し長くボリューミーな作りになっている。その分丁寧に解説されている。
    接続法をイタリック体に変えているのがすごく助かる。

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    2024年05月02日
  • スペイン文学案内

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    ●第一部に中世から現代に至るまでのスペイン文学の動向、第二部に主要な作家と作品を網羅的に紹介した本。

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    2023年02月13日
  • 娘たちの空返事 他一篇

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    1800年位に書かれた劇のシナリオ二篇。「娘」修道院で生活してきた娘がパーティにて「これは」と思う若者に会う。若者は軍隊にいたので仮名を伝える。じくじくと思いを発酵させる。金がないので政略結婚の流れ。生きてくために断るなんてあり得ない。相手は老人。会って話し合うも娘の「空返事」に、自分の甥を想っていることを知るや、二人の幸せを前にして私のプライドなど意味はない、と二人を祝福しお金もあげちゃう。なによこの爽やかさ。当時の舞台は古典よりも受けを狙う三文劇が主流になりつつあり、それをディスったのが「新作喜劇」。

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    2018年10月26日
  • スペイン文学案内

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    大きな期待感を持って読んだためか、かえって中途半端な印象を受ける本でした。全体は2部構成で、第1部が通史。第2部では「特に重要と思われる作家と作品にスポットを当て」、計26名の作家と作品の解説が成されます。個々の解説は興味深いのですが、なぜこれらの26名がスペイン文学史上「特に重要」なのかの説明がありません。また、今日のスペインでは、地域語で書く作家もスペイン国民文学賞を受賞しています。ところが、本書の冒頭では「カタルーニャ語、ガリシア語、バレンシア語、バスク語で書かれた文学は一切扱っていない」と断り書きがあるものの、なぜ取り扱わないのかの説明はどこにもありません。さらに、スペインを離れて異国

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    2013年10月22日