【感想・ネタバレ】娘たちの空返事 他一篇のレビュー

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Posted by ブクログ

1800年位に書かれた劇のシナリオ二篇。「娘」修道院で生活してきた娘がパーティにて「これは」と思う若者に会う。若者は軍隊にいたので仮名を伝える。じくじくと思いを発酵させる。金がないので政略結婚の流れ。生きてくために断るなんてあり得ない。相手は老人。会って話し合うも娘の「空返事」に、自分の甥を想っていることを知るや、二人の幸せを前にして私のプライドなど意味はない、と二人を祝福しお金もあげちゃう。なによこの爽やかさ。当時の舞台は古典よりも受けを狙う三文劇が主流になりつつあり、それをディスったのが「新作喜劇」。

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2018年10月26日

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