鈴木美潮のレビュー一覧

  • スーツアクターの矜恃

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    スーツアクターとは、特撮ヒーローモノのヒーローの中でアクションを演じる
    人のことです。

    意外なことに、このスーツアクターという言葉は割と最近であって、ここ5〜
    6年の間に使われるようになったそうです。

    昭和の仮面ライダーやウルトラマンの時代には「中の人」であったり、時代劇
    用語から派生した「カラミ」などと呼ばれていたらしいです。

    「子供の夢を壊すな」などという無茶な意見もあり、現代でさえも「中の人」
    の名前がエンドロールに挙げられないこともあります。

    同じ「子供向け」から発展したアニメの声優が、あれほど脚光を浴びているに
    もかかわらず、です。

    日本のスーツアクターの演技力は、海外のハ

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    2025年06月29日
  • 昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか

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    「宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本」でお勧めされた本第一弾。

    これは今年のベスト10候補です。「まえがき」で、テーマも展開も要約している。もう読む必要ない?そんなことはない。「本章」を読めば、興味深い事実がどんどん出てきて置く能わずの経験をする。面白いテーマを発掘して、本気で書いている証拠だ。少し長いが、「前書き」の一部を紹介する(←この時点で800字以内のエンタメ系レビューは諦めた。記録系レビューです)

    モノクロ画面の中、建設途中の東京タワーを背景に戦った月光仮面は、戦争からの復興を告げ、右肩上がりの高度経済成長の時代に生まれたウルトラマンは、カラーテレビの中で輝かしい未来に

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    2024年02月25日
  • スーツアクターの矜恃

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    実際のスーツアクターの方達の体験談などが多く載っていて読みやすかったです。前から特撮作品は好きだったのですが、この本を読んでまた別の視点から見ても面白いかもなと思いました。現在はYoutubeで配信中のバトルフィーバーJやオーレンジャーなどがあるのでそこら辺も注目していこうかなと。新しいことに気づかせてくれた素晴らしい一冊だと思います。

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    2023年12月07日
  • 昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか

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    日本特撮党党首、われらが美潮さまの渾身の一作。腰巻きに寄せられてる昭和トリプルライダーと水木アニキからの推薦文。表紙を開く前にいきなり豪華すぎる。

    イケメンについて書いてあるのかしらん、なんて思うと思い切り返り討ちに遭います。硬派!初期の特撮作品に関する記述がすごいボリューム。川内康範先生の3部作についてとか、個人的に待ちわびた論考も満載でした(実はこれらの作品群がかなり好きだったんだけど周りにあまり共有できる人がおらず…)。

    ライダー、ウルトラについては他にも詳しいだけならたくさんの本が出てるわけだけど、それらにとどまらない石ノ森ヒーローや巨大ヒーロー、カルトヒーローたち(ズバットはこの

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    2015年07月26日
  • スーツアクターの矜恃

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    身内に仮面ライダー好きとウルトラ怪獣好きがいるので、ふと手に取った本。面白くなかったら途中でやめるつもりだったけど、面白くて最後まで読んでしまった。特撮ファンじゃなくても十分楽しめる。
    苦労話ばかりではなく、外国との比較や、撮影手法や技術の進化、社会世相の中での変化など、とても興味深い。
    古今東西、大人も子供もヒーローが大好き。これからも人々を魅了する作品を、そして世界に誇れる作品を生み出して欲しい
    くれぐれも安全面は十分配慮して欲しい。プライドと根性だけで体当たりする時代ではないので。

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    2024年05月06日
  • スーツアクターの矜恃

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    2024年3月いっぱいで終了してしまった読売新聞のpodcastで、
    担当記者が最後に訴えたのが、記者、というより個人の思い入れで書いたこの本。
    「スーツアクター」?
    初めて聞くことば。
    でも、podcastで、仮面ライダーやウルトラマンの「中の人」を指す言葉であることを理解。
    さてそれがどんな本になるのか、さほど期待せずに読んでみると、、、

    前半は月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダーが登場。
    月光仮面は実写版はさすがに知らないが、ウルトラマンとライダーは世代ドンピシャ。
    月光仮面はアニメで見たなあ。この本の対象外。
    ウルトラマンとライダーの中の人として、古谷敏と藤岡弘、が登場。
    え、藤岡弘

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    2024年04月25日
  • 昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか

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    昭和の特撮ヒーロー時代の初期にびったり
    世代的にあっているのですが。実は
    ほとんどリアルでは見ていないのです。
    仮面ライダーは、四国の高松では放映されておらず。
    親が厳しく、テレビをあまり見せてもらえなかった
    ことを覚えています。でも、仮面ライダーは父母の実家
    の大阪に帰省した時に見ていたこと。ウルトラマン。
    ミラーマン。キカイダー・ハカイダーなどは
    どこかで見ていたのだろうと思います。なんとなく
    覚えています。

    子どもが小さい時に仮面ライダー・戦隊もの・それ
    以外のヒーローものはよく見ました。
    仮面ライダー電王などは、子ども本人よりも、
    楽しんで見ていたと思います。
    おもちゃもいっぱい買わ

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    2015年08月09日
  • スーツアクターの矜恃

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    日本で独自に発展を遂げた
    スーツアクターのプロの技や
    特撮の舞台裏が興味深い。
    一点、残念なのは著者の「自分大好き」感が鼻につくこと。脇役に徹して欲しかった。

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    2024年01月03日