鈴木美潮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スーツアクターとは、特撮ヒーローモノのヒーローの中でアクションを演じる
人のことです。
意外なことに、このスーツアクターという言葉は割と最近であって、ここ5〜
6年の間に使われるようになったそうです。
昭和の仮面ライダーやウルトラマンの時代には「中の人」であったり、時代劇
用語から派生した「カラミ」などと呼ばれていたらしいです。
「子供の夢を壊すな」などという無茶な意見もあり、現代でさえも「中の人」
の名前がエンドロールに挙げられないこともあります。
同じ「子供向け」から発展したアニメの声優が、あれほど脚光を浴びているに
もかかわらず、です。
日本のスーツアクターの演技力は、海外のハ -
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「宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本」でお勧めされた本第一弾。
これは今年のベスト10候補です。「まえがき」で、テーマも展開も要約している。もう読む必要ない?そんなことはない。「本章」を読めば、興味深い事実がどんどん出てきて置く能わずの経験をする。面白いテーマを発掘して、本気で書いている証拠だ。少し長いが、「前書き」の一部を紹介する(←この時点で800字以内のエンタメ系レビューは諦めた。記録系レビューです)
モノクロ画面の中、建設途中の東京タワーを背景に戦った月光仮面は、戦争からの復興を告げ、右肩上がりの高度経済成長の時代に生まれたウルトラマンは、カラーテレビの中で輝かしい未来に -
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試し読み
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日本特撮党党首、われらが美潮さまの渾身の一作。腰巻きに寄せられてる昭和トリプルライダーと水木アニキからの推薦文。表紙を開く前にいきなり豪華すぎる。
イケメンについて書いてあるのかしらん、なんて思うと思い切り返り討ちに遭います。硬派!初期の特撮作品に関する記述がすごいボリューム。川内康範先生の3部作についてとか、個人的に待ちわびた論考も満載でした(実はこれらの作品群がかなり好きだったんだけど周りにあまり共有できる人がおらず…)。
ライダー、ウルトラについては他にも詳しいだけならたくさんの本が出てるわけだけど、それらにとどまらない石ノ森ヒーローや巨大ヒーロー、カルトヒーローたち(ズバットはこの -
Posted by ブクログ
2024年3月いっぱいで終了してしまった読売新聞のpodcastで、
担当記者が最後に訴えたのが、記者、というより個人の思い入れで書いたこの本。
「スーツアクター」?
初めて聞くことば。
でも、podcastで、仮面ライダーやウルトラマンの「中の人」を指す言葉であることを理解。
さてそれがどんな本になるのか、さほど期待せずに読んでみると、、、
前半は月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダーが登場。
月光仮面は実写版はさすがに知らないが、ウルトラマンとライダーは世代ドンピシャ。
月光仮面はアニメで見たなあ。この本の対象外。
ウルトラマンとライダーの中の人として、古谷敏と藤岡弘、が登場。
え、藤岡弘 -
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試し読み
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昭和の特撮ヒーロー時代の初期にびったり
世代的にあっているのですが。実は
ほとんどリアルでは見ていないのです。
仮面ライダーは、四国の高松では放映されておらず。
親が厳しく、テレビをあまり見せてもらえなかった
ことを覚えています。でも、仮面ライダーは父母の実家
の大阪に帰省した時に見ていたこと。ウルトラマン。
ミラーマン。キカイダー・ハカイダーなどは
どこかで見ていたのだろうと思います。なんとなく
覚えています。
子どもが小さい時に仮面ライダー・戦隊もの・それ
以外のヒーローものはよく見ました。
仮面ライダー電王などは、子ども本人よりも、
楽しんで見ていたと思います。
おもちゃもいっぱい買わ