星野泰平のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
・こんな方に読んで欲しい
長期積立投資をするなら必ず読んで欲しい一冊です。かなり豊富なシミュレーション結果が掲載されているのですが、内容を理解できない人には無用の長物と化します。
ただ、本書の内容をしっかり理解しておけば乗り切れる局面が沢山あるのも確かです。何度も読み返す価値があります。
また、本書の内容を「難しくてわからん」で片付ける方は長期投資が続けられずに適当なタイミングで投げ出しそうだな、とも思いました。良い試金石になりそうです。
・残念な部分
①図表やグラフが白黒なので、一部読み辛い箇所がある。
②電子書籍版の場合、ケーススタディを解くのに行ったり戻ったりが若干不便
③本書で紹 -
Posted by ブクログ
投資信託、積立投資の論理的な支柱になる本です。
読み終えて積立投資への確信が深まりました。
資産がない若年層は必然的に積立投資となります。
その許可を自分に出すきっかけになり得ます。
↓↓↓
・毎月積み立てていく 「つみたて投資 」の場合 、必ずしもスタ ート時の価格から下がったからといって損をするわけではありません 。儲かる時もあります 。
・「つみたて投資 」の場合 、金融商品の成績と 、投資の成果が一致しない
・つみたて投資の場合 、価格が下がるということは 、多くの 「口数 」を買い込めるという意味
・つみたて投資の場合は値下がり後 、ある水準まで戻れば 、損から回復
・スタ ート -
Posted by ブクログ
つみたて投資の優れている点は費用対効果が大きいところだと感じます。投資に関していろいろと考え、時間を投入してもそれほど大きなリターンが得られるとは限りません。その時間を自分に投資する方が圧倒的にリターンは大きいです。
さらに、つみたて投資の優れている点は精神的ストレスが小さいことです。実際、わたしもつみたて投資をしています。つみたて投資をはじめてしばらくは基準価額がどんどん下がっていき、マイナスの状態が続きました。しかし、最近すこし基準価額が上昇しました。すると、一気にプラスに転じてしまいました。つみたてをはじめたときの基準価額に戻ったわけではなく、わずかに上向きに変化しただけです。この威力は -
Posted by ブクログ
投資って「安く買って高く売る」これが常識だと考えられていたけれども、つみたて投資は「口数を積み上げて最後の価格が大事」という風に全然特徴が違うというのをわかりやすく解説しています。
一括投資と比較したメリット、デメリットをちゃんと解説しているので、やっぱり一括投資がいいという人はこれまで通り一括投資すればいいし、つみたて投資の方が安心できそうと思えば、つみたて投資を始めてみて欲しい。
投資って結局下がったときに止めちゃうとそこで終わりなので、どう続けるかが大事で、つみたて投資にすると回復力が高いとか、将来に向けた仕込み時ってプラス思考にできるんじゃないかな? -
Posted by ブクログ
【内容】
積立投資で投資信託を継続的に購入すれば、たとえ投信の評価額が半額になっても、儲けがでる。
積立投資をやるべき。
積立投資は下がっても、ちょっとだけ上がれば、儲けが出る。
逆に一括投資すると、下がった分だけ損をする。
【得たもの?やってみること】
どれだけの額を積立に回すかは考慮が必要だが、積立投資をやってみよう。
【感想】
なるほど、半値になっても儲けがでるということを聞いてびっくりした。
しかし、あくまでもこれはそのあとで上がることが前提、下がり続けたらもうからない。
また、一括投資の場合の危険性もわかった。これをみると、今の資産をどう運用すべきか迷ってきた。
額の大小はともか -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルの通り、「積立投資」についての解説書です。「これを読めば『儲かる積立投資』の方法がわかる」というものではありません。
説明しつくされている「一括投資」ではない「積立投資」と言うモノについて、どういった性質のものであるのか、様々な面から検証しています。一般に流れている楽観的/希望的観測の入った情報とはまた違った面が見えると思います。良い面と悪い面をしっかりと説明しており、非常に良い本だと思います。
書籍の前半は、前書「半値になっても儲かる「つみたて」投資」でも書かれている、積立投資のメリット面が主に書かれていますね。(1~4章)
後半からは、他の積立投資の本とは違った側面を様々