星野泰平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こんなに分かりやすく「つみたて投資」について書かれている本は、他にないのではないでしょうか。
投資は、自分に合う方法で行うのが1番。
自分で合う方法を見つけるには、実際に投資を経験してみることが欠かせません。
とはいえ、「損したらイヤだな」という考えが強いと、なかなか始められないものです。
この本を読むと、投資に対する不安や「怖いもの」「危ないもの」というイメージを吹き飛ばしてくれます。
決して、つみたて投資で絶対に損が出ないというわけではありません。
しかし、投資に対する漠然とした不安感をお持ちの方でも気持ちを楽にして投資にのぞめそうなトピックスが、具体的な検証データとと -
Posted by ブクログ
「つみたて」に特化した資産運用本
よくある普通の類ならば「積み立て投資」はドルコスト平均法の基本的説明から進み
その先にあるインデックス運用の優位性やアセットアロケーション(資産配分)に向かいます
しかしこの本には何(TOPIXや債券、外国株式インデックス等)に投資すれば良いか?
現在販売されている商品では何が推奨ファンドなのか?すら一切登場しない潔さがある
要は一冊の始めから終わりまで一貫して「つみたて」の普及だけに費やしているところが興味深い
読んだ最初の印象は申し訳ありませんが第10章の苦労話はいらない気がします
それよりも終章や参考資料にの価値ある情報にもっともっとページを割いたほ -
Posted by ブクログ
コモンズ投信の「コモンズ30」の設定以来、毎月コツコツ積み立てで買付けしているので読んでみた。
つみたて投資をしている場合、運用期間中に一旦上げて下げた場合以外、驚くほど運用成績が良くなる。
「投資を始めるタイミングを選ばない」
「下がっても大丈夫。ストレスから解放されて、安心して投資できる」
ということを、データを用いて解説している本。
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▼日本経済新聞が毎年年初に「今年の日経平均の年間最高値と最安値はいつ頃か」という質問を有力経営者20人に聞いている。
1985年から2007年の22年間で、回答者の過半数が「年前半に最高値」と答えた年は一度もなかった。
全ての年で、過半数は「年後半 -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎月一定額を積み立てる「つみたて投資」の効果を検証し、推奨する本。
従来の「安く買って高く売る」の一括投資との違いを様々な例とグラフを用いて検証。
いったん値を下げても最終的にある程度のところまで戻せば、儲かるという「つみたて投資」ならではの効果を力説。
投資信託の評価=基準価格×保有口数
で決まるから、
むしろ値動きがある程度激しく、価格下落時期にたくさん仕込めるほうが成果はよい。
今までも様々なつみたて投資の解説本を呼んできたが、
検証によって改めてその効果を強く認識した。
何より著者がこの投資方法にかける情熱を感じた。
しかし著者は若いのにすごい経験を持った人だな。
章ごとにそ -
Posted by ブクログ
長期積立による投資手法によるメリットを述べています。どちらかというと他の本では「合理性」について書かれていることが多い中、この本は「メンタル面」からのアプローチをとっていると思いました。人間、感情が入ると合理的な考え方が出来なくなる事が多いので、メンタル面は重要と思いました。
僕自身、長期積立という投資手法については賛成です。ただ、暴落・暴騰や市場の今後を考え、長期積立が有利・有効ではないと思われるケースもあると思います。上がると思うなら一括購入ですし、下がり続ける市場にとって長期積立は不利です。万能な投資法は存在しないと思っているので、積立投資も万能では無いと思っています。
ただ、有能で