【感想・ネタバレ】半値になっても儲かる「つみたて投資」のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年01月22日

つみたてNISAをはじめるにあたり、この本を読んだことで不安が消し去りました。
タイトルのとおり、投資信託の値下がりは問題ではなく、安いときにいかに多く購入できるか?そのための底値はだれにもわからない。だからドルコスト平均法で一定期間で同じ金額を積み立てていくことが重要。

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Posted by ブクログ 2019年10月31日

投資信託、積立投資の論理的な支柱になる本です。
読み終えて積立投資への確信が深まりました。
資産がない若年層は必然的に積立投資となります。
その許可を自分に出すきっかけになり得ます。

↓↓↓

・毎月積み立てていく 「つみたて投資 」の場合 、必ずしもスタ ート時の価格から下がったからといって損を...続きを読むするわけではありません 。儲かる時もあります 。
・「つみたて投資 」の場合 、金融商品の成績と 、投資の成果が一致しない
・つみたて投資の場合 、価格が下がるということは 、多くの 「口数 」を買い込めるという意味
・つみたて投資の場合は値下がり後 、ある水準まで戻れば 、損から回復
・スタ ート時に買う口数は 、 「つみたて回数分の 1 」のインパクトしかないので 、そんなに気にしなくて大丈夫

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Posted by ブクログ 2011年01月27日

つみたて投資の優れている点は費用対効果が大きいところだと感じます。投資に関していろいろと考え、時間を投入してもそれほど大きなリターンが得られるとは限りません。その時間を自分に投資する方が圧倒的にリターンは大きいです。
さらに、つみたて投資の優れている点は精神的ストレスが小さいことです。実際、わたしも...続きを読むつみたて投資をしています。つみたて投資をはじめてしばらくは基準価額がどんどん下がっていき、マイナスの状態が続きました。しかし、最近すこし基準価額が上昇しました。すると、一気にプラスに転じてしまいました。つみたてをはじめたときの基準価額に戻ったわけではなく、わずかに上向きに変化しただけです。この威力は強烈です!まさにこの本に説明されている状態と同じです。
基準価額が上昇局面は当然、精神的に楽ですし、下降局面で下がっていっても少し上を向けばプラスに転じる。このことが理解できれば精神的に楽です。一発勝負をしていないので大儲けをすることはできませんが、そこそこには増える投資法ではないでしょうか。

注意する点は出口です。わずかに上昇すればプラスになるということは、逆に上昇していている状態から、わずかに下降したらマイナスに転じてしまうということです。ここで精算するとマイナスで終わります。ここは耐えて(つみたてを続けなければなりませんが)、また上向いたときに精算すればいいのです。

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Posted by ブクログ 2010年12月24日

投資って「安く買って高く売る」これが常識だと考えられていたけれども、つみたて投資は「口数を積み上げて最後の価格が大事」という風に全然特徴が違うというのをわかりやすく解説しています。
一括投資と比較したメリット、デメリットをちゃんと解説しているので、やっぱり一括投資がいいという人はこれまで通り一括投資...続きを読むすればいいし、つみたて投資の方が安心できそうと思えば、つみたて投資を始めてみて欲しい。
投資って結局下がったときに止めちゃうとそこで終わりなので、どう続けるかが大事で、つみたて投資にすると回復力が高いとか、将来に向けた仕込み時ってプラス思考にできるんじゃないかな?

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Posted by ブクログ 2020年04月01日

【積み立て投資に不安がある方におすすめ】

著者が株価の騰落・積み立て期間などパターンを変え、試行回数を重ね導き出したデータから積み立て投資の安心性を説いた本です。
そのインパクトがすごく、グラフを使って分かりやすく説明してくれ、「積み立て投資で負けたらどうしよう」というような日本に根強くある「投資...続きを読むはギャンブル」という不安を拭い去ってくれます。

ただ他の方も書かれているように、何度か同じような内容が出てくるのがくどく感じました。

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Posted by ブクログ 2015年11月23日

【内容】
積立投資で投資信託を継続的に購入すれば、たとえ投信の評価額が半額になっても、儲けがでる。
積立投資をやるべき。
積立投資は下がっても、ちょっとだけ上がれば、儲けが出る。
逆に一括投資すると、下がった分だけ損をする。

【得たもの?やってみること】
どれだけの額を積立に回すかは考慮が必要だが...続きを読む、積立投資をやってみよう。

【感想】
なるほど、半値になっても儲けがでるということを聞いてびっくりした。
しかし、あくまでもこれはそのあとで上がることが前提、下がり続けたらもうからない。
また、一括投資の場合の危険性もわかった。これをみると、今の資産をどう運用すべきか迷ってきた。
額の大小はともかく、積立投資を始めることは決断する。あとはいくら積み立てるかが問題。

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Posted by ブクログ 2015年01月10日

つみたて投資の利点・欠点が一括投資と比較してわかりやすくまとめられている。途中の著者のつみたて投資に目覚めるまでの物語は個人的には不要だったが、万人にお勧めできる本。

利点は損しにくいところであるため、投資初心者や面倒なことが苦手な人には適切だと思う。タイミングや相場を考える必要がなくただ黙々とつ...続きを読むみたてるだけでいい。

欠点は相場が右肩上がりの場合は一括投資よりもリターンが少なくなること、右肩下がりの時に相場が上がるまでつみたて続けることに抵抗があることだろうか。

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Posted by ブクログ 2013年03月31日

「つみたて投資」を分かりやすく解説している本です。
何年も投資を行っていたけど、自分の中に、書かれている視点がなかったので、とても勉強になりました。
つみたて投資のマイナス面もしっかり書かれていますし、バランスがとれている本だと思います。
これから投資を始めようという方や、投資を何年もやってきたけど...続きを読む、つみたて投資について確認しようという方にはオススメできる本です。

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Posted by ブクログ 2011年11月09日

V字ならば、損はしないのだろうけど。逆だったら、積み立てによって損する(ちょっと言い方間違ってるけど)ことになる。

右肩上がりの成長が見込めない場合には、つみたてても結果については何も言えないんだろうな。長期になったとしても。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年10月14日

一括投資の場合と、積み立て投資の場合の比較がわかりやすく、株価が上下することで総合的に積立投資の方が安定的な成績を残せることがよくわかる。

心に響いた&積立投資に前向きになれる言葉は以下。

・どんなに下がっても、少し戻せばOK。下がること=利益の種を植えること。
・継続は力なり

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Posted by ブクログ 2011年07月10日

こんなに分かりやすく「つみたて投資」について書かれている本は、他にないのではないでしょうか。


投資は、自分に合う方法で行うのが1番。
自分で合う方法を見つけるには、実際に投資を経験してみることが欠かせません。

とはいえ、「損したらイヤだな」という考えが強いと、なかなか始められないものです...続きを読む

この本を読むと、投資に対する不安や「怖いもの」「危ないもの」というイメージを吹き飛ばしてくれます。
決して、つみたて投資で絶対に損が出ないというわけではありません。
しかし、投資に対する漠然とした不安感をお持ちの方でも気持ちを楽にして投資にのぞめそうなトピックスが、具体的な検証データとともに紹介されています。

「つみたて投資」という言葉にあまり馴染みがないという方でも、すぐに理解出来る内容です。
非常に分かりやすく解説されていますので、投資の第一歩を踏み出したいと考えている方におすすめしたい一冊です。

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Posted by ブクログ 2011年04月09日

「つみたて」に特化した資産運用本
よくある普通の類ならば「積み立て投資」はドルコスト平均法の基本的説明から進み
その先にあるインデックス運用の優位性やアセットアロケーション(資産配分)に向かいます

しかしこの本には何(TOPIXや債券、外国株式インデックス等)に投資すれば良いか?
現在販売されてい...続きを読むる商品では何が推奨ファンドなのか?すら一切登場しない潔さがある
要は一冊の始めから終わりまで一貫して「つみたて」の普及だけに費やしているところが興味深い

読んだ最初の印象は申し訳ありませんが第10章の苦労話はいらない気がします
それよりも終章や参考資料にの価値ある情報にもっともっとページを割いたほうが好みです
半値になっても儲かる「つみたて投資」は
2倍になっても損する「つみたて投資」でもあります
注意深く読んでいれば著者も数少ない「つみたて投資」の欠点に何度も触れていますが一括購入も分割購入も最後の売却となる出口戦略の難しさは変わりません

新入社員が入社するこの季節になると保険屋が社員食堂に自社の商品をすすめる光景をよる見る
同じように長期運用を志す販売会社は「つみたて」を社会人1年目の新人に奨めてみたらどうだろうか?
貯蓄金額がそれなりにある年齢層に比べては目先の儲けは少ないでしょうが「つみたて」は高齢になるほど定年までのカウントダウンもあり受け入れ難い一面を持つかもしれない
逆に言えば社会人1年目のほうが本の内容は抜群に発揮できるだろうし著者が一番目指すべきところも資産運用すらよくわからないその年代なのではないでしょうか?

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Posted by ブクログ 2011年03月07日

コモンズ投信の「コモンズ30」の設定以来、毎月コツコツ積み立てで買付けしているので読んでみた。

つみたて投資をしている場合、運用期間中に一旦上げて下げた場合以外、驚くほど運用成績が良くなる。
「投資を始めるタイミングを選ばない」
「下がっても大丈夫。ストレスから解放されて、安心して投資できる」
...続きを読むいうことを、データを用いて解説している本。

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▼日本経済新聞が毎年年初に「今年の日経平均の年間最高値と最安値はいつ頃か」という質問を有力経営者20人に聞いている。
1985年から2007年の22年間で、回答者の過半数が「年前半に最高値」と答えた年は一度もなかった。
全ての年で、過半数は「年後半に最高値」と回答。しかし、実際に「年後半に最高値」をつけたのはたったの9回。

→このバイアス分かる。そんな気がしてしまうけど、確かに根拠はないな。

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▼カリフォルニア大学バークレー校のピーター・ライマンとハル・ヴァリアンが2000年に発表した調査によると、人類が、洞窟壁画から印刷物まで、30万年かけて蓄積してきた情報量は12EB(エクサバイト。エクサはギガの10億倍)と推計されました。そして2002年にインターネットやテレビなどの電子チャネルを通じて流れた情報量は18EBだったとレポートしています。過去30万年分を、たったの1年間で追い抜いてしまったのです。
 また、IT調査会社のIDC Japanが2007年に報告したレポートでは、2006年に生まれたデジタル情報は161EB、2010年には988EBになると予測されています。

→情報量の計測方法はよく分からないけど、2002年ですら30万年分一気に越えちゃうのか。「現代の情報量は江戸時代の1万倍」と聞いたことがあるけど、もっとケタ違い。ソーシャルフィルタリングしていかないとなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年03月06日

毎月一定額を積み立てる「つみたて投資」の効果を検証し、推奨する本。
従来の「安く買って高く売る」の一括投資との違いを様々な例とグラフを用いて検証。
いったん値を下げても最終的にある程度のところまで戻せば、儲かるという「つみたて投資」ならではの効果を力説。

投資信託の評価=基準価格×保有口数
で決ま...続きを読むるから、
むしろ値動きがある程度激しく、価格下落時期にたくさん仕込めるほうが成果はよい。

今までも様々なつみたて投資の解説本を呼んできたが、
検証によって改めてその効果を強く認識した。
何より著者がこの投資方法にかける情熱を感じた。
しかし著者は若いのにすごい経験を持った人だな。



章ごとにその効果を説明。
1「値下がり安心」効果
(どんなに下げっても少し戻せばOK)
2「スピード回復」効果
 (損から素早く回復する)
3「リバウンド」効果
 (下がった後に戻ればリターンが得られる)
4「ストレス抑制」効果
 (上がれば嬉しい、下ればたくさん仕込める)
5「タイミング・フリー」効果
 (いつ始めてもよい)
6「プロセス」効果
 (始値・終値という結果ではなく経過が大事)
7「継続」効果
 (とにくかく口数を積み上げる投資)
8「予測不要」効果
 (考えても分からないから、投資の難しいことを学ぶより、日々の生活や仕事に時間を)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年01月30日

インデックス投信を使っての積立投資を解説した本は今まで何冊か出ていますが、この本ほど著者の熱い気持ちを感じた本はありませんでした。ただ、具体的にどの投信を、どういう組み合わせで買ったらよいのか、そういうテクニックについては全く書いておらず、それが書かれてあるならば完璧な本になると思いました。それと...続きを読むアメリカ人が積立投資を知らないという事実には驚かされました。

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Posted by ブクログ 2011年01月03日

長期積立による投資手法によるメリットを述べています。どちらかというと他の本では「合理性」について書かれていることが多い中、この本は「メンタル面」からのアプローチをとっていると思いました。人間、感情が入ると合理的な考え方が出来なくなる事が多いので、メンタル面は重要と思いました。

僕自身、長期積立とい...続きを読むう投資手法については賛成です。ただ、暴落・暴騰や市場の今後を考え、長期積立が有利・有効ではないと思われるケースもあると思います。上がると思うなら一括購入ですし、下がり続ける市場にとって長期積立は不利です。万能な投資法は存在しないと思っているので、積立投資も万能では無いと思っています。

ただ、有能ではない人(業界の中心・内部にいる人間や、ビジネス感覚を持ち、経済情勢を本当に見抜く力のある人以外のコト)にとっては、一番無難・かつ有効な投資法と思っています。自分はまだ有能とは思えないのでベースは長期積立戦略で投資をしています(同時に他の知識や手法も勉強中ではありますが、基本的には積立投資をメインにしています)

※特殊な投資法を謳って金をだまし取る詐欺師の存在、様々な法律を知らないことによる思わぬ損失、信じた人間・投資法がハズレてしまうというリスクなどがあるからです。事前にそれを見抜く力があるのか? が重要なポイントと思います。

そういった中、この本はメンタル面からのアプローチをしており、安心しながら投資ができるのだと思いました。最良を目指すと先は長くキリがありませんが、(到達点があるかもわかりません) 普通の人は長期積立が最善なのではないでしょうか。あとは自分の想いに応じて、自分なりのアレンジを加えていけば良いのかと(資産の一部で試してみる感じで)

ただ、本の中で「給料が右肩上がりである時代は終わる」「年金が...」と聞くと、ちょっと疑問に思います。たかだか4~5%程度の利回りがあるか無いかのポートフォリオを組んで(税金等の考慮は? などもあります)、劇的に改善する世帯がどれくらいあるだろうか? 給料が下がる中で積立を続ける努力・忍耐力が必要ですし、年金が破綻した場合の負担(数千万単位にはなるでしょう)を運用益で賄うことが出来る世帯は少ないのでは? というのが率直な感想です。投資による収益は必要な資金を賄う一部分と考えるべきと思いました。積立投資「も」必要と思います。老後資金をストック側(資産)で用意するのであれば、まずは貯蓄体質を作るのが大事と思います。(あわよくば証券投資収益以外の副収入)

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Posted by ブクログ 2010年12月28日

毎月一定額を積み立てて金融商品を購入していく「つみたて投資」。これまでこの手法を深く掘り下げた投資本というのはなかったと思う。タイトルにもなっているように、金融商品の価格は半値になってもつみたて投資なら利益を出せる可能性がある、など一般的な感覚に反するデータが豊富に示されている。資金をまとめて投資す...続きを読むる「一括投資」との比較で、つみたてのメリットはもちろん、デメリットにもきちんと触れられていて、良心的だと思う。後半の著者がつみたて投資を研究するきっかけとなったベンチャー証券会社時代のエピソードも面白い。

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Posted by ブクログ 2010年12月26日

勉強になった。

全く相場がわからない商品に関しては、絶対にドルコスト平均法で購入したほうがいいな。
分かるものに関しても、大体わかったつもりになっているだけだろうから、本当だったらドルコストでやったほうがいいんだろうけれども、
資産のうちの低い割合だったら、自分が安いところで買ったほうが面白いかも...続きを読むしれない。

この作者の自叙伝は面白かった。
個人的に途中の哲学的なものはあまり必要なかった気がした(笑

--気になった言葉--
人間は「利益」の2~2.5倍、「損失」を大きく感じるそうです。この特性を「損失回避」といいます。(P28)

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

同じようなことが何回か書かれていて、あれ?このページさっきも読んだかもしれない、って思うことが何度もありました

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Posted by ブクログ 2016年07月10日

6年ほど前の本。現時点では積み立て投資の環境はかなり改善されている。401Kもあるし、オンライン証券は増えて手数料は下がったし。当時とは状況がちょっと異なる。

著者のプロフィール的な章が1章あるけど、それは蛇足かも。

半値になっても売却するときにそれほど下がらなければ、儲かるのであって、売却する...続きを読むときの価格は極めて重要。

売却の戦術にはほとんど触れられていない点がもったいない。

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Posted by ブクログ 2015年05月11日

積み立て投資をすることで、(一括投資に比べ)リターンも減るが、リスクを減らすことができるという内容。
著者のデータを基に行った検証の結果が記載されている。

ざっくり言うと、「商品」でなく、「期間」を主眼に置いた分散投資であると思う。
貯蓄好きな日本人にとっては簡潔でいい方法と思う。

「どういう時...続きを読むなら損をする」ということをもっと深く掘り下げて書くことで、
逆に「そうならなければ損はしない」ということをもっと多く伝えて欲しかった。

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Posted by ブクログ 2012年05月22日

説明が比較的簡潔で分かりやすい。
積立投資に興味を持った時点で手にするとその仕組みの理解を深める事ができるだろう。
しかし積立投資が万能かと過信させる向きが強いと感じた。
積立をクローズさせる場面での説明がもっとあったらよかったかも。

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Posted by ブクログ 2012年03月11日

積み立て投資のメリットについて
分かりやすく書かれた本


ドルコスト法などの話もあり、分かりやすい
ご自身の人生談もあり、なかなか面白い


ただし、積み立て投資をする上で、
ずっと右肩下がりの会社に投資にしていたら、
本に書かれているように儲かることはできない。


そこだけは注意した方がいいと...続きを読む感じる。

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