西谷昇二のレビュー一覧
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著者の人生から得られた教訓から、苦境に立ったときになすべきことが書かれており、共感できる点が多かったように思います。
特に気になったことをまとめると、以下の5点です。?理想と現実のギャップに悩んだとしても、負け犬根性を出すことなく、現実を見つめ、理想に向かって努力せよ、?壁が大きいときも、壁を越えるため少しずつでも努力せよ、?基本をおろそかにするな、?仕事に遊び(工夫)を持たせろ、?決められた道(course)ではなく、自ら作る道(way)を進め。
とある予備校で有名な先生らしいので、著者をご存知の方は、評価++1と見ていただいてよいかと思います。受験、就職、仕事など、様々な壁に思い悩んで -
Posted by ブクログ
本書で一番価値があるのは、著者自らの経験をベースに語っている点です。
というのは、自己啓発系の本は多いですが、他人の話を持ち出したり、何かと
説得力や既知感が拭えない感じが多い中、自己の経験だけで述べている点は
評価できると思ったからです。
もちろん、多くの自己啓発本と類似する点は多いですが、自らの経験から
つむぎだし言葉にしたという点は、私も学ばなければならないと思います。
そして、本書の要約ですが、
1.人生論 2.冒険論 3.自分論 4.成功論 5.人間関係論の5つから
構成されていて、各項目毎にそれぞれ良いものがるので、それぞれに沿って
述べていきます。
1−1 自分のルーツを探 -
Posted by ブクログ
著者は、代々木ゼミナールの人気講師である。
大きな壁が立ちはだかった時、頑張って、まず目の前の小さなひとつ越えることで、それを脳と体が覚えてくれる。
そのまま、何となく放置してスルーしてしまえば、さらに大きな壁となって、再度、目の前に現れるのだ。
やはり、壁は、越えていかなければならない。
勉強面での記憶に関しても、努力無しで、良い方法なんてないのだ。
何百回、何千回と繰り返す事しかないのだ。
そして、失敗した時こそ、能力を大きく伸ばすチャンスと捉え、前向きに頑張りたい。
私は、彼のことはこの本で初めて知ったのだが、
良い意味で、独特な個性を持ったやり方に、とても興味を抱いたのであった。 -
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塾に置いてあった本
自分もかつて在籍していた代々木ゼミナールの人気講師の本
自分は西谷さんの授業は受けたことがないので、特段思い入れはないが、彼の波乱万丈な人生を垣間見た気がした。
予備校講師になるまで、9年近くプー太郎のような生活をしていたこと。
彼女と結婚するにあたって『小さなダイヤの指輪はしない』と言われ、それをパワーにして一念発起、仕事に燃えたことなど、苦労を重ねた時期があることを知った。
講師として実力が認められるまで、人気講師になってからの批判など、度重なる『壁』を越えてきた西谷さん。
そんな彼だからこそ、受験生の不安や、目標のない虚無感を理解して元気を与える -
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西谷さんの本
代ゼミの教科書に
zepのロゴ、radioheadのイラスト、イエモンの詩が書いてあった時は本当に驚いた。
烏滸がましい言いぐさだが、彼とはきっと趣味が近い。
若者の思う、カッコイイ大人の記号を体現している人だと思う。
色々批判もあるけれど、今でも僕は彼の事をカッコイイと思う。
理想を語り、愛を語り、詩を語る大人。
それでいて社会的に自立している。←これ重要
人生は辛く悲しい事だらけだ。
だけど、生きる価値はある。
いつかお会いしてみたい人の中の1人だ。
無味乾燥の教科書の中に、中原中也の詩をいれる事により
そこに世界が広がったエピソードが一番心に残る。
自分