佐藤裕のレビュー一覧

  • 問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために

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    この情報、要らないのにな。
    夫の発言にそう思うことがよくあって、それならただ聞き流せばいいだけなのに、何故かもやもやした気持ちが残ることが多かった。
    その理由が「問いの先取り」ということを知ったことで分かった気がした。
    夫がその情報を私に伝えたのは、私がその情報を欲していると思ったからで、私としては私がその情報を欲していると夫に思われたことが心外だったのだと。

    もうひとつ。
    夫からの問いに「なんて答えるのが正解なの?」と質問で返してしまうこともよくあった。
    何を問うているのか分からないから、問いの目的を先に聞き出そうとしてしまっていたのだな、と気付いた。
    夫は私の答えに不足を感じたら問いを重ねるのだろうけれど、私はその応酬を億劫に感じたのだなと。


    コミュニケーションにとって問いが重要だということがとてもよく分かった。
    高校生の頃に読んでいたら人生が変わっていたかも知れない。

    「高度な問いの先取り」とか「介入のための問い」とかは怖いけれど、日常の会話の中でそれと意識して問いを発したり受けたりするのは難しく、意識し出すと誰とも話せなくなってしまうような気がする。
    じっくり考えられるような場面での問いについて意識していくことから始めたら、即座にやりとりしなければならない会話の場面でも意識出来るようになるのだろうか。


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    2025年07月08日
  • 問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために

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    生徒の「問い」を立てる力を培いたい、と常々思っているが、その「問い」自体がなんなのかをここまで考えたことはなかったし、学問的にもまだ研究が進んでいないと知って驚いた。

    問いは答えの選択だ。その答えの選択範囲を決めるためには「問いの語彙」が重要で、聞きたい/得たい答えをもらうためには、問いを明晰にしなければならない。インタビューや会話で、「それを聞いているのではないんだけどな……」と感じることがあるのは、相手に質問の意図が正確に通じていないからかもしれない。

    私たちのコミュニケーションは、問いとその答えが大半を担っているので、この本を読んで、聞きたいことを明晰にできれば、円滑なコミュニケーションを取ることが可能になりそう。

    ただ、少し読みづらいところがあり。読書ノートに記録しながらやっと読み切ったので、大変な読書ではあったな、という印象だ。それだけ「問い」が多様であるとも言える。

    そして最後に「生成AI」についても触れられていた。私たちが生成AIとどのように付き合っていくべきかを考える、ひとつの資料になりそう。
    生成AIは問いに答えているわけではない。生成AIは「よりありがちな手」を選んでいるだけだ。ということを踏まえると、人間が創造力や想像力を持つ限り、AIにはたどり着けない「最良の手」を見つけるのは人間にしかあり得ない。
    人間にしかできないことはまだまだある。後半はAIに頼りまくっている生徒に読ませたい文章だった。

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    2025年11月01日
  • ルールの科学 方法を評価するための社会学

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    ネタバレ

    社会学についての本は初めてだったんだけど、結構楽しめた。

    確かに大学生時代を振り返ると「社会学部」って特に何をしているかよく分からない学部だった(一番は国際コミュニケーション学部だったけど)。
    「学」である以上、学問であり、なにか社会に貢献しなければならない。まぁ別にしなくてもいいんだけど、お金を貰っている以上何かしらの結果は必要なわけだ。
    ただ、「社会学」はその部分が曖昧で、グランドセオリーなるものすら無いというのはちょっと驚いた。つまり共通目的が無いんだな。おいおい……。

    筆者はここに「ルールの評価」を目的としていて、個人的にはだいぶ賛成できた。ルールが作られるのは「目的」のためであり、作られる以上それが「共有」されなくてはならない、というのはなるほどという感じ。前者はともかく後者は中々掴めないことだし、これを言える人は凄いと思う。
    極端な話、みんなが守るならルールなんかにしなくて良いので、行為を禁止するためでなく行為自体に境界を引くイメージがわかりやすい。だから破った人間は共同体から排除される。つまり村社会のイメージだ。(そして「村八分」なんかも完全な排除ではないあたりルールの緩衝性を表している)

    目的/ゲームの下りはどこかの哲学者を思い出していたけど、あとがきでウィトゲンシュタインの名前が出てやっぱりなー!となったり。この人、ホントどこにでも出てくるんです……。

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    2023年06月11日
  • 新しい就活 自己分析はやめる! 15万人にキャリア指導してきたプロが伝授する内定獲得メソッド

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    この本では就活でよくある
    面接のテクニックはほとんどなく、
    素の人間力を鍛えるべしといった内容だった

    大学の先生も同じ事を言っていたが
    多様化/流動化が進む現代社会において
    自分には何が出来るかは非常に大切であり
    就活の本質であることがわかった

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    2020年07月23日
  • 新しい就活 自己分析はやめる! 15万人にキャリア指導してきたプロが伝授する内定獲得メソッド

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    ネタバレ

    子供が就活なので、せっかくだからいろいろ読んでみることにしたら、けっこう自分にも役に立った。コロナ後はどういう風にやっていくか、定年!までとそれからをどうするか。とはいえ、今採用するかどうかを決めているのはおじさんたちなんだよね。その辺、若い人だと見えにくいか。

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    2020年05月03日
  • HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5&CSS3対応版】

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    ネタバレ

    【ウェブサイト構築のワークフロー】p32
    <上位工程→下位工程>
    ・サイト構築の目的の明確化
    ・作業スケジュールの決定
    ・ガイドラインの作成
    ・素材(記事原稿・写真・図表)準備
    ・コーディング(HTMLマークアップ)
    ・コーディング(CSSスタイリング)
    ・対象とするウェブブラウザで検証

    ■ワイヤーフレーム描画に利用できるツール
    ・OmniGraffle for Mac

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    2014年04月13日
  • HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5&CSS3対応版】

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    仕事でHTMLやサイト作成は携わったことがなかったのですが、ホームページを作成しようと思い手にとりました。

    ホームページビルダーを使っていても分からないことが多いレベルです。とても分かりやすく、HTMLとCSSを説明しています。

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    2013年10月02日
  • 問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために

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    私たちを囲む全てには他者からの「問い」に対して、私たちは鵜呑みにするか、しないか、問いを立てられるか、どう身につけるかが重要となっている。現代(2026)において、多くの質の善し悪し問わず情報で溢れている。本著で述べられている世間にある「問い」すらもAIが記述している可能性も充分に考えられる。そこにはただの言葉の羅列だけであり、個人の感情も思考も手垢すら思索する流れをすらを感じられぬまま、ただ中身のない情報として浴びせられるのが現状だろう。
    今日うまれた子も今日生きる大人も変わりはない。ただ、時代の変化に対して本著の示す、他者が用意した問いに乗せられがちであり、「自分の問い」を自覚的に持つことが主体性の核心だという問題意識として上げられるだろう。
    自分という考えすらも問い、常に進化し深みを増すことで多角的な視点で多様な体験を通して自分なりの視点で問いを持ち、自他共に問い続けられることだろう。
    数千年前からも今から数千年後以降であろうとも人間が人間であり続ける限りは変わりはない。自分の頭で考え、学習し、咀嚼し、行動し、結果をまた考えて学習し前に進むことだ。問いは質を良くするものだと私は認識している。それは、他者との関わりの中で私という問いと他者からの問いが合わさることで新しい問いが生まれ、気付く瞬間が来るものだと。
    問いの質にこだわり、自身への問いを深め、質の良い情報や本から学習することだ。私は問いというシンプルかつ有意義な人生を送るためと柔軟な思考を保ち続けるために必須の技法であると確信している。

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    2026年01月05日
  • ルールの科学 方法を評価するための社会学

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    典型的な社会学の理論の進め方で書かれた本であった。エスノメソドロジーが書かれているので読んで授業に役立つかという予想であったが、エスノメソドロジーとはなにかについて少し説明が書いてあるだけであとは役に立つかどうかはわからなかった。

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    2025年08月18日
  • 新しい就活 自己分析はやめる! 15万人にキャリア指導してきたプロが伝授する内定獲得メソッド

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    面接官の見てるポイントなど、分かりやすかった。地頭力、同性に好かれる力、その場しのぎ力。最終的には自分自身の将来を描くことが大事だときづかされる。それがなかなか難しいことなのですけどね、、、

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    2020年05月02日