黒狐尾花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ安倍晴明が女性だったということより、彼女の実年齢の方に驚いてみたり。
実際の年齢は出てこないのですが、想定より年食ってそう。
それでいて、無意識・無自覚に男性・女性問わず魅了していくという。
恐るべし。
割と恋愛フラグが立つのですが、彼女が無自覚ゆえ全く靡かないので男性陣が不憫で仕方がなかったです。
だって彼女がどぎまぎするのは彼だけでしたしね。
そこがまたおいしかったです。
晴明のライバルといえば蘆屋道満ですが、彼のキャラ設定は晴明より奇抜で驚き度は上だったかなあ。
ビジュアルもさることながら、頭いいのにうっかり度合いが凄い。
愛すべき馬鹿みたいな感じで。
凄いといえば、晴明の胸を問答無用で -
Posted by ブクログ
突如としていなくなった母親。
入れ替わりに、突如としてやってきた祖父と若い男性。
そして、気が付けば祖父の家。
確かにそんな状態に陥れば、己の殻に閉じこもります。
悲劇のヒロインか!? と言われても、さすがにこれは無理からぬ事に。
家族が完全味方でよかったね、という話でもありますが。
祖父のツンデレってどうなのでしょう?w
いや最初で対応間違った負い目があるのかも知れませんが。
むしろ昔の人なので厳格な感じなのか…。
わたたわ具合が面白いですが。
しかしまぁこれだけ濃い人達(人形含)が周りにいれば
感情を押し殺しているのは無理かと思われます。
突っ込み続けないと、突っ込み続けても違う方向 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ陰陽師とかあやかし絡みの平安ファンタジー。すっごいファンタジー。
元が卒論ということで、下敷きにしている平安時代の基礎知識については丁寧に描写されている印象です。
ただ、「下敷きとして利用した範囲では」ということで、時代考証や文化的なことに突っ込みを入れ始めればキリがなさそうです。歴史に疎いわたしでも「それはない」な箇所がいくつかありました。まあ、それ故にファンタジー。
時代背景とか現実的に不可能なんじゃないかとか、そういった問題をすべてすっ飛ばせば、設定は好きだし、面白い話だと思いました。
ただ、話の筋が結構シンプルなわりに登場人物が多く、結果として話をややこしくしてしまってるよ -
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