常岡浩介のレビュー一覧

  • 常岡さん、人質になる。
    常岡浩介。戦場ジャーナリスト。2001年、グルジアで身柄を拘束
    される。2004年、ロシア秘密警察に逮捕されて国外退去。

    2度あることは3度あるって訳じゃないのだろうけれど、3度目は
    日本国内でも大きなニュースとして扱われた。

    2010年4月、アフガニスタンでタリバンの幹部を取材直後に誘拐
    され...続きを読む
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    「甦る怪物」として豊富な天然資源を背景に未曾有の経済発展の陰で、「闇の戦争」が行われているロシア。本書はフリージャーナリストである筆者が一身を賭して綴った貴重な記録であるいえます。今だからこそ是非。

    僕がこの問題に興味を持ったのは映画「コーカサスの虜」を見てからで、これが現在でも続くチェチェン紛争...続きを読む
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    著者が常岡さんというきっかけで読んだに過ぎず、ロシア情勢、ましてやチェチェンについて予備知識ゼロ。だけどもチェチェンで何が起こっているのかというのと、イスラムというのがどういうことの一端を著ることができた。あとはロシアの諜報。中国、北朝鮮、ロシアという隣国でこんなことが起こっているというのが改めて驚...続きを読む
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    隣国であるにも関わらずロシアの事を知らなすぎたと痛感。かなりチェチェン側の肩を持った内容だが、ロシア政府側のリークが垂れ流されている現状を考えると資料的な価値は非常に高いように思えた。チェチェン戦争の悲惨さよりもロシア政府のマスコミでは描かれることのない陰湿さが個人的に印象に残った。
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    【キーワード】ロシア、チェチェン、戦争、ジャーナリスト

    新書でこのような従軍記が読めるのはすごいことだと思います。著者が実際にチェチェン独立派にジャーナリストとして従軍してた時の記録ですが、資料や人づてに聞いた話ではなく、銃を向けられ、ロケットに狙われ、死にそうになった経験を持つ著者の言葉にはとて...続きを読む
  • 常岡さん、人質になる。
    ギャルハウスでの常岡さんの扱いがヒドイ(笑)
    (ギャルハウスと言うと若い女の子だらけのハーレムを連想させるけど、実際は普通のシェアハウスみたいですね。何故常岡さん以外は女子だけなのか知りたい…)

    人質としてどんな生活をしていたのか描かれているけど、この本を読んでも人質になった時に役に立つかと言えば...続きを読む
  • 常岡さん、人質になる。
    アフガニスタンへの取材中に武装勢力に拘束されたジャーナリスト・常岡浩介。本書では筆者の長年の友人である女性からの目線と、拘束された常岡氏が、絶望的な状況をユーモアで切り抜けるところが印象的です。

    これはあまり一般会話では言うことはないのですが、僕は彼と同じく報道写真家の長倉洋海氏と人生で三回ほど邂...続きを読む
  • 常岡さん、人質になる。
    アフガニスタンで何者かに誘拐されたジャーナリスト 常岡浩介さんの157日間に及ぶ拉致監禁生活体験記です。可愛いイラストと軽快な文章に頬が緩んでしまいます。それだけに、ゆるい笑い話の中に垣間見える死の恐怖に、いたたまれなくなってしまいます。
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    チェチェンの武装組織に同行し、彼らの視点でロシアと被支配民であるチェチェン、イングーシ、その他の民族の悲哀に満ちた現状を書いたもの。グルジアの苦悩も感じられた。
    ヘリからミサイルを放たれ、拘束され、しかし、日本人であるが故、尋問されたものの数々の幸運が重なり危害を加えられず生還したこと、その真実の...続きを読む
  • 常岡さん、人質になる。
    アフガンでタリバンに誘拐されタリバンの人質になったと言われたジャーナリスト常岡さんの捕虜生活を漫画にしたもの。と、言っても本人の性格なのか漫画にした、にしかわたく・岡本まーこさんの性格なのかはよく分からないが結果的にはノホホン記でギャグ漫画になってしまっている。人質なのに携帯の使い方を教えてあげたり...続きを読む
  • 常岡さん、人質になる。
    常岡さんがアフガンでの人質から解放されて、もう1年になります。ですが、「常岡さんがアフガンで拘束された」という事を記憶している人はほとんどいないんじゃないでしょうか。と同時に、アフガンが今も変わらず混乱のただ中にある事も。
    「常岡さん、人質になる」は漫画という形をとることで、人質事件という深刻なテー...続きを読む
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    ロシアとチェチェンの戦争を、筆者自らチェチェン側から書くしかなかった事情も明らかにして、かなり公平でしかもそこにいたことでしか書けない臨場感のあるルポ。筆者の考え方もよく理解でき、最後のリトビネンコとのインタビューも興味深かった。
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    先日アフガニスタンでゲリラに拘束されて話題になった常岡浩介氏によるチェチェンゲリラ従軍記。ゴルバチョフ〜エリツィンと、少しずつ民主化に成功したかに見えたロシアも、プーチンの出現によって再びソ連時代を思わせる統制された独裁政治の様相を呈してきた。

    チェチェンに対して行われた容赦ない弾圧と情報統制、ジ...続きを読む
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    [ 内容 ]
    プーチンという強力な独裁者により、未曾有の経済発展を遂げたロシア。
    だがその影で何が行なわれていたのか……。
    世界紛争地帯の取材を続ける著者が、1年半ものあいだ行動を共にしたチェチェン独立派ゲリラ部隊での体験を綴る、渾身のルポ。
    野営の日々、地雷原突破、ロシア軍戦闘ヘリからのミサイル攻...続きを読む
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    この人今現在誘拐されてるけど大丈夫かなー
    よく危険な地域に行く人が悪いって言われるけど。
    私も今までそう思ってたけどこの本読んで変わりました―。
    この人がそこにいかなきゃチェチェンの状況なんてわかんなかったわけだし。
    知る必要もないんだけど、ね。
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    最初に、この本は作者が書いているように、文章が上手なわけでもなく、チェチェン側の視点に偏っているなどの欠点はあります。
    しかし、ゲリラに従軍し、ロシアのFSB(秘密警察)との相対した著者の体験は迫力充分で、引き込まれるものがあります。

    ペレストロイカ以降、ロシアは混乱の時期にあったでしょう。
    それ...続きを読む
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    著者自ら認める通り、ポリトコフスカヤ+リトヴィネンコ/2な感じの書名だけれど、書かれている内容は両者よりも生々しい、何せチェチェンゲリラ側へ同行取材した記録なのだから。ロシアの南カフカス政策や歴史的背景が語られないので、わかりにくい部分もあるけれど、世界的に情報の少ないチェチェン情勢がゲリラという過...続きを読む
  • 文藝春秋2021年4月号