仙名紀のレビュー一覧

  • マネーの進化史

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    数ある経済史や経済人類学の本は多数あったが、これはとても読みやすい本である。最新の「リーマンショック」にも触れつつ、古代の貨幣社会までもを論じている。利子の起源や債券の起源など、保険の起源など具体例を挙げつつ解説する。
    我々はマネーを憎みつつも、マネーから離れられない状況に来ていることを痛感した。マネーのない社会を最初に触れているが、即殺し合いの社会になり、男性の六割が戦闘で死に、女性の略奪が横行する社会になるという。そんな世に、もう戻れない。

    後半では、著者の市場に対して非常に冷めた目で論じている。それを昨今の金融市場の混乱、ヘッジファンドの抬頭に翻弄される各国政府・・・それに対する処方箋

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    2017年02月18日
  • The Blue Zones 2nd Edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール

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    都会的な生活がとにかく長寿にはむかないんだろうなと思った ただ人生をゆっくりにするには今ではそれなりに勇気が必要な気がする

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    2024年08月18日
  • The Blue Zones 2nd Edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール

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    ネタバレ

    ウェルネスについてより深く知ってみたいと思う中で読書。

    めも
    ・ブルーゾーン5つ
     イタリアサルデーニャ島のバラバギア地方
     日本の沖縄
     アメリカロマリンダ
     中米コスタリカ ニコジャ半島
     ギリシャのイカリア島

    ・サルデーニャから学ぶ健康と長寿のルール
     植物性食品を主体にした粗食にする
     家族を最優先にする
     ヤギのミルクを飲む
     長寿者を大切にする
     よく歩く
     毎日グラス一、二杯の赤ワインを飲む
     友人たちと談笑する

    ・沖縄
     生き甲斐をもつ
     植物性食品を主体にした食生活を維持する
     農作業をする
     大豆をたくさん食べる
     近所付き合いを続ける
     日光を浴びる
     よく体を動か

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    2023年04月17日
  • The Blue Zones 2nd Edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール

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    100歳以上の長寿が多い地域=ブルーゾーン
    イタリア・サルディーニャ島
    沖縄
    アメリカ・ロマリンダ
    中米コスタリカ・ニコジャ島
    ギリシャ・イカリア島

    それらの地域の老人を取材して、共通する生活習慣を見つけ出している。
    運動、食事(腹八分目、植物性食品を多く摂る等)、家族や友人との良好な人間関係、低ストレス、信仰心、人生の目的を持つことなどが重要。
    登場する老人のエピソードが素敵。

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    2023年02月23日
  • マネーの進化史

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    金融学の学び始めに読むには少々難易度が高い本だった。

    終章にて進化の過程を金融と生物の間で共通点を見出していた部分が、一番感覚的にスっと理解できた。

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    2021年12月09日
  • マネーの進化史

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    結構なボリュームですが、金融の世界の幅広さ、面白さを感じ取ることができます。
    まぁ(解説で野口悠紀雄さんもおっしゃってましたが)正直ちょっと難しいので、ちゃんと理解するなら複数回読んだ方が良いのかなという感じ。

    株式には第3章が割かれていますが、その黎明期(なぜ生まれたのか?)や初期のバブルについて詳しく書かれていて、人間ってヤツは昔も今もしょうもない「錬金術」を使ってきたんだなぁとあきれつつも、考えさせられます。

    グローバリゼーションについて書かれた第6章は、少し荒唐無稽な話という体で「米中戦争」の可能性について触れつつ、歴史から得られる教訓として「①グローバリゼーションが進んで安定的に

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    2017年01月12日
  • マネーの進化史

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    マネーの進化史。公債、株、保険、デリバティブ、不動産etc.それぞれの金融商品がどのように生まれたのかを面白く分かりやすく書いてある良書。入門には丁度良い難易度だと思います。金融の世界は奥が深いですね。

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    2016年11月21日
  • マネーの進化史

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    専門知識がない人間でも理解しやすい本。
    入門書には最適。
    リーマンショックの詳細な記述があれば、と感じる。

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    2016年01月13日
  • マネーの進化史

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    500頁超の大部だが、マネーにまつわる4000年の歴史を紐解くには、それでもまったく紙幅が足りないだろう。その証拠に、本書には数式がひとつしかでてこない(ブラック・ショールズによるオプションの価格決定式 p.439)。

    さすがにこれだけ分量があると、ざっと一回読んだだけではぼんやりとアウトラインが見えてくるだけ。が、これが大変おもしろい。

    人類史の動かした大きな歴史上のイベントの陰には、いつもそれを駆動する巨大な資金を融通する仕組みや人間が存在してきた。

    ともすれば「陰謀論」とくくられてしまいそうではあるが、戦争と帝国主義の裏で金融の仕組みは巧妙に進化してきたことが、歴史的事実として提示

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    2015年11月28日
  • マネーの進化史

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    人類の進化の裏側にはマネーの進化があったのだ.

    という本.

    面白いけど,話の難しさと史実に忠実に沿うことで発生する話の展開や重要性の感じずらさが辛い...
    似た本としてはこの本を解説してくれている野口悠紀雄の「マネーの魔術師」がおすすめ

    金融は経済を円滑に回すための手段だったのに.いつのまにか金融が経済(ひいてはそれに参加する人々の生活)に影響しているんだなあとわかる.
    ミシシッピバブルが象徴的.それが複雑にシステム化・グローバル化された現代だと尚更だと言える.

    日本の金融緩和政策は政府の債務を中央銀行に資産に付け替えることで,それはミシシッピ会社(フランスの経済をぶっ壊してフランス革

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    2021年03月27日
  • マネーの進化史

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    ユダヤ人はなぜ金融業に多いのか?なるほどそう言うことかと答えてくれます。マネーといってもキャッシュ(現金)の歴史ではなく、金融全般の歴史となっている。キャッシュはもちろん、債券、株、不動産証券化商品などの金融商品の歴史や貨幣そのものの歴史にも触れることができます。

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    2019年10月02日