高田靖彦のレビュー一覧
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なぜ日本は勝てると思ったのか疑問です。清やロシアに勝ったからなあ。国力差は全然違うし。三国志の魏と蜀みたいなのに。Posted by ブクログ
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イスラム世界でのシーア派とスンニ派の覇権争い、そしてイスラム教とキリスト教(十字軍)のイェルサレムの争いについて書かれていました。セルジューク朝のスルタンがマリクの時代がトルコ系で文学などが栄えたルネサンスみたいな時代だというところが面白い。Posted by ブクログ
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トルコに対して美しい建造物の印象しかなく勝手なあこがれを持っていたけど、ギリシア人やアラブ人、ヨーロッパ諸国との角質はここから始まったんだとわかりました。Posted by ブクログ
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モンゴル(元)の後継者争いは伯父・叔父・甥の関係が入り組んでいて初読では理解できず再読した。
途中、明の建文帝が出てきたので、高島俊男『しくじった皇帝たち』を読み返したりして、ますます時間がかかる。
このシリーズで3人のまんが家の仕事に接したが、作画力・演出力・表現力で、本書を担当した高田靖彦...続きを読むPosted by ブクログ -
・14世紀のトルコ系王朝、オスマン朝とティムール朝。
・オスマン朝はイスラム系スンナ派でキリスト教国家(セルビア公国、ビザンツ帝国)を侵略していった。
・オスマン帝国の皇帝をスルタンという。
・当時ヨーロッパにはフランス王国、神聖ローマ帝国、スペイン王国、ハンガリー王国などがあった。
・オスマン帝国...続きを読むPosted by ブクログ -
担当のまんが家は二人(高田靖彦/村川和宏)だが、どこでバトンタッチしたのか判らない。
万年筆を用いた演出が面白く、ヒトラーを深堀りしている。
飛行機での移動をひどく怖がるスターリン。これは史実通りなのだろう。
ドイツ・イタリア・日本・ソ連による世界支配のプランがあったとは知らなかった。ドイツ...続きを読むPosted by ブクログ -
皿が割れる。ペンが折れる。過剰な演出で皇帝や為政者の激しい葛藤が描破される。
斜線の掛け合わせ(ハッチング)による質感表現が巧みだ。97ページの潜水艦はよく描けている。ただ、83ページのパンは描き込み過ぎて岩のようだ。
パレスチナでなおも続く国際紛争は、イギリスの三枚舌外交に端を発している。Posted by ブクログ -
まんがを担当した村川和宏は腕利きだと思う。57頁の群衆シーン、109頁ラストの表情などよく描けている。ほか、場面転換の間(ま)も上手い。
世界史に日本がからんでくる。日本人 宮崎滔天も登場する。(学習まんが『世界の歴史』では日本人初登場?)
手塚治虫『一輝まんだら』、映画『ラストエンペラー』を...続きを読むPosted by ブクログ -
紡績機、蒸気機関車……、発明が次の発明を生み、ギアをチェンジしたように近代化が促進される。都市部へ人工が集中し、選挙制度も改正される。
フランスの人権宣言、アメリカの独立宣言で、今日につながる民主主義のレールが敷かれたようだ。
中南米のインディオの悲劇については既刊で大きく扱ったのに、北米イン...続きを読むPosted by ブクログ -
フランス、とりわけナポレオン1世、3世中心にまとまられている。
学習まんが『世界の歴史』全17巻は未だにTVコマーシャルが流れていて、本巻20ページ目のナポレオン1世が映される。
フランスを代表する長編小説『モンテ・クリスト伯』『レ・ミゼラブル』は、いずれも1815年、ナポレオンの百日天下の年...続きを読むPosted by ブクログ -
大航海時代・ルネサンス・宗教改革、いずれ劣らぬ世界史のトピック。
世界史はギリシア・ローマ史→ヨーロッパ・アメリカ史になりがちだが、中南米のアステカ王国、インカ帝国の歴史に触れているのは好感が持てる。
なお、贖宥状というのは小中学生に解りにくい。免罪符の方がよかった気がする。Posted by ブクログ -
巻末に「西ローマ帝国の滅亡から1000年ほどの『中世』とよばれる時代が舞台です」とある。
千年を160ページ弱のマンガで描く。大変な駆け足だ。
教皇と君主たちの葛藤。利用したり利用されたり。日本史でいうと天皇と幕府の関係だろうか。
ジャンヌ=ダルクが凛々しく描かれているのはよかった。表紙の群...続きを読むPosted by ブクログ -
西洋史の根幹にあるのがギリシア・ローマ史だから、大きくページが割かれるのは致し方ない。
ローマとカルタゴの位置関係がよく解った。象部隊が直進しかできないというトリヴィアも得た。
アルプス越えを成し遂げたハンニバルが右目を失明しているのは史実通りなのだろう。
傲慢王タルクィニウスが描かれて、暴...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズの中国史ばかり読んでいたのでギリシア史は新鮮だ。自分がオストラシズム(陶片追放)と習った用語はオストラキスモスになっている。
世界七不思議の一つ、ファロス島の大灯台が134mあったという話は、何度きかされても驚きだ。出雲大社の48mも遠く及ばない。文明はいったん退潮したのか。この分だ...続きを読むPosted by ブクログ -
夏のホウジとか、殷のダッキといった傾国の美女のエピソードは小説(程度の低いつくり話)だろう。採用してよいものか。
あれだけ面白い『項羽と劉邦』の話があっさり片付けられている。歴史の大きな奔流の中では、漢楚軍談もコップの中の嵐なのか。Posted by ブクログ -
学習まんが『世界の歴史』全17巻の前半は貸出中が常態につき、返ってきたところですかさず借りるしかない。1から順に読むだなんて無理難題。
カバーイラスト手前の皇帝は誰かと思えば、暴君で名高い隋の煬帝。ずいぶん立派に描かれている。
司馬遼太郎『項羽と劉邦』、人形劇その他の『三国志』のおかげで前漢の...続きを読むPosted by ブクログ -
全巻を電子書籍で衝動買い(本巻17冊+別巻4冊)。小学館版 日本の歴史は発刊が古いが、世界の歴史の方は比較的新しく絵柄も読みやすい。巻頭の歴史資料ページも嬉しい。
※2023年現在は、学習まんがの日本史は小学館が最新版を発刊しているが、とても良い。半分ほど購入して読んでいるが残りも買って読みたい。Posted by ブクログ