箕曲在弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門』(箕曲在弘)は、まさに「文化人類学って何?」という基本的な疑問に対して、納得させてくれる一冊。
高校生の頃に読んでいたらよかった。
けれど今読んでも、十分に面白く、そして深く考えさせられる内容です。
文化人類学という学問は、異文化の儀礼や慣習を調べるものだと思う。ところがこの本は、その先にある「自分のあたりまえを疑う」という知的営みにこそ文化人類学の本質があることを教えてくれる。
例えば、「努力すれば報われる」という信念が、実は偶然性を排除したいという欲望から生まれた一つの世界観に過ぎないという指摘は趣深いものがある。
私たちは、運や偶然を「努力 -
Posted by ブクログ
表紙が良かったので買った。表紙に書いてある問いに興味を持った。けど、中身はそれほどでもなかった。
当たり前なのかもしれないけど、表紙や目次にあるような問い達に対して、ずばっと答えが明示されているわけじゃない。要は、「日本では当たり前とされている感覚も、広い世界を見渡したら、当たり前のことじゃないのかもよ」と言っている。
それだけ。
タイトルにもあるからそこが一番重要なのは分かるけど、一冊使って伝えたいメッセージはそれだけなんだ……という肩透かし感があった。
あと、挙げられている例がいわゆる「未開」のイメージのある場所ばっかりで、それだと「先進国の考え方は似る」という誤解に繋がりそうな気がし