箕曲在弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙が良かったので買った。表紙に書いてある問いに興味を持った。けど、中身はそれほどでもなかった。
当たり前なのかもしれないけど、表紙や目次にあるような問い達に対して、ずばっと答えが明示されているわけじゃない。要は、「日本では当たり前とされている感覚も、広い世界を見渡したら、当たり前のことじゃないのかもよ」と言っている。
それだけ。
タイトルにもあるからそこが一番重要なのは分かるけど、一冊使って伝えたいメッセージはそれだけなんだ……という肩透かし感があった。
あと、挙げられている例がいわゆる「未開」のイメージのある場所ばっかりで、それだと「先進国の考え方は似る」という誤解に繋がりそうな気がし -
Posted by ブクログ
自分が当たり前と思っていることは世界では当たり前なのかを世界の多様な人々の生活様式を通して視野を広げてくれる本。
導入は身近で疑問に思っていることを取り上げてくれるので入りやすかったが、本題の内容は少し難しく、大学で文化人類学の授業を取っていた自分も懐かしく感じる中で少し飽きてしまいそうだった。
最後のまとめでは、文化人類学者もひとつの物事を比較することしかできなくなっているが、多様な視点を持って共通点を繋ぎ合わせる視点を持つことも重要だと書かれていた。これは日常生活でもひとつの物事だけでなく広い視野を持って考えるべきだというメッセージのようにも感じた。 -
Posted by ブクログ
8月は仕事が忙しい&職場のコロナ対応に
追われて
気づいたら、もう8月も下旬に入りそう(涙)
コロナにかかってないのがもはや奇跡。
そんな中で読んだこの文化人類学入門のこの本。
私たちが「普通」、「当たり前」と思っていることが
別の国や地域では当たり前じゃないことを
改めて再確認できる内容でした。
個人的には日本と海外の宗教への考え方や
日本の就活はある種の大人になるための
儀式のようなものという考え方に
なるほどなぁーと思いました。
きっとこれからの日本は外国人も増えていく中で
お互いの価値観や考え方を尊重していくことが
必要になっていくんじゃないかなと思うけれど
中々、自分