三島邦弘のレビュー一覧

  • 失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ

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    ミシマ社の三島さんが考えた事。
    創業から数年。
    〝地方〟に拠点を設けたり、様々な人達と出会ったり、資金難に直面したり。
    その都度考え、辿りつく境地とは。
    たぶんに感覚的。でも腹に落ちるまで読んでいたいと思わせる。

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    2019年04月07日
  • 失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ

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    自由ヶ丘の出版社ミシマ社の三島氏の前作
    『計画と無計画のあいだ』の続き的な内容。
    出版社を起こして、自由ヶ丘の次に京都の地方に
    支所的なものを作ったそうで。
    衰退するといわれている出版業界で奮闘する若い
    社長の感性と行動と思考に驚きと敬意を感じます。
    特にミシマガシンの創刊についてはなるほどと思い
    ました。目からウロコ的な。。

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    2014年11月09日
  • 失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ

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    京都府城陽市。
    お洒落なカフェもなければスタバもない。ランチはフライばかりのお弁当屋2軒をローテ・・。

    日本全国どこへ行ってもありそうな生活者の町の一軒家で、ミシマ社は編集業務をスタートさせる。


    アルゴリズムに支配されつつある世界経済に、記号化された便利なフレーズが氾濫するメディアに、しなやかに対抗し地方で出版という文化を発信する仕事ができるのか否か。


    結論はあぁやはり、と同じく全国どこを切り取っても同じ風景が広がる北陸のいち地方の出身者で現在東京在住の身として思わず頷く部分もあり。

    三島氏自らの城陽での苦悩とオフィス移転までの経緯を隠すことなく披露しているところは潔い。

    タイト

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    2014年11月05日
  • 失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ

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    ユニークな活動を続ける出版界の異端児、ミシマ社社長の三島邦弘さんの、2013年3月以降のミシマ社の動向を綴ったエッセイ。京都に新たな拠点をつくり、新たな活動を始めるが事態はどんどん悪化する。斜陽産業といわれて久しい出版業界で抗う筆者の思考が伝わってくる。

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    2014年11月03日