本田壱成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
震災に見舞われて大規模な被害を受けた札幌
復興のための再開発が進められていくなか
いつのまにか町を囲むように建設された巨大な壁
閉塞感に先が見えず、ここから出たいと切望する主人公の目の前に
突然、1人の女の子が降ってきた
白銀の髪に大きなバックパック
そして印象的な青いペンダントを首からさげたその少女は
遠い遠い、
遥かな未来から落ちてきたのだ——
*
面白かったと思う!
テーマも興味深かったし、章タイトルなんかの付け方も好き。
壁の中と外で対立があって、
というような流れで進むのかと思ったら
物語は全く違った様相を呈していき…
何故、札幌を囲うように壁が建設されているのか?
札幌の外の世界はどうなっているのか?
少女はどうして未来からやってきたのか?
展開が気になるお話でした。
ただ一つだけ
”——、それはなになにだ。”
という表現多用しすぎ笑
例えばこれ
「——確かにとても美しい、それは光景のようだった」(316p)
ことここに関しては文章もおかしいし笑
作者のお気に入りの表現なんだろうなぁというのはわかったけども、
こう頻発されると、イラッときてしまいます。
せっかく綺麗な文章表現とかもあるのに、ちょっと台無し。
これは、よほど印象づけたいシーンで使った方がいいなと
私的には思うので
一作品に使って2回くらいじゃないかなぁー
マイナスでした
あとラストは、辻褄としてはカッチリ合って
なるほどーと思えたけど
なんか悲しいというか虚しいというか。
やるせない。
結局は何もかも、無駄なんだねぇ… -
Posted by ブクログ
映画版を見てから読みました。
随分、映像そのままのストーリー展開で、脚本みたいだなと思ったら、映画を元に書き下ろした小説だったのか。
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実際じゃあり得ないけど、曜日ごとに7人が毎日入れ替わる主人公。設定勝ちなストーリーだなと思う。それぞれの個性と得意分野がある。
その中でも平凡で真面目だけが取り柄の"火曜日の僕"が主人公。小学生時代の自動車事故から16年間、火曜日だけを生きている。
曜日ごとに変わる僕には家族も友達もいないが、家を訪ねてくる"一ノ瀬"だけが共通の知人。
一ノ瀬の謎や、回顧シーンが映画だとサラッとしていたけど、小説版のが丁寧に書かれている。
一ノ瀬の『幸せになれよ』から『幸せに、なろうよ』と変化できたのがどういう事なのかが、映画より小説のが意味がわかって良かったと思う。