本田壱成のレビュー一覧

  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

    Posted by ブクログ

    最初は既存のキャラクターの焼き直しのようで、全く感情移入できなかったけど、進むうちに少しずつ少しずつ面白くなって、とてもすっきりした読後感でした。こよみの強さは分かりづらかったけど、妙に納得できてしまう不思議な力のあるお話。

    0
    2012年11月07日
  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

    Posted by ブクログ

    未曾有の大震災からの復興を目指す都市「札幌」で日常を送る主人公が、過去を遡れるという少女と出会うことで物語が動き出す、というお話。 章を追う毎に前章の疑問が晴れていき、序盤は不可解すぎて投げ出したくなるかもしれませんが、ラストではスッキリ&感動を貰える作品です。

    0
    2012年09月20日
  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

    Posted by ブクログ

    震災に見舞われて大規模な被害を受けた札幌
    復興のための再開発が進められていくなか
    いつのまにか町を囲むように建設された巨大な壁

    閉塞感に先が見えず、ここから出たいと切望する主人公の目の前に
    突然、1人の女の子が降ってきた

    白銀の髪に大きなバックパック
    そして印象的な青いペンダントを首からさげたその少女は
    遠い遠い、
    遥かな未来から落ちてきたのだ——




    面白かったと思う!
    テーマも興味深かったし、章タイトルなんかの付け方も好き。

    壁の中と外で対立があって、
    というような流れで進むのかと思ったら
    物語は全く違った様相を呈していき…

    何故、札幌を囲うように壁が建設されているのか?

    0
    2012年07月11日
  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

    Posted by ブクログ

    『壁に囲まれた街』という舞台に魅力を感じて購入しました。

    この作品はその展開方法が特徴的で、ストーリーが「進む」ほどに少女の物語は始まりへと「戻って」いきます。
    分かりづらい表現ですが、夢野久作さんの『瓶詰の地獄』を思い浮かべて頂ければ、少しは理解し易いかと思います。(^_^)

    0
    2012年07月09日
  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

    Posted by ブクログ

    過去へとタイムスリップできる少女・こよみを軸に、2029年、2053年、そして3367年の札幌で巻き起こる事件が描かれた作品。

    物語は上の年代順で進行していくが、過去へと遡るという特性上、少女視点では物語が過去に向かって進行しているという構成が面白い。

    物語序盤はあまり好きになれなかったものの、未来の世界で何が起こったか(少女の過去)が明らかになるにつれて、どんどんのめりこんでいきました。

    0
    2012年12月11日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    多重人格のお話は、少し前に流行りました。何冊か海外の「実話」に基づいていると言われた作品は読みましたが、こんな切り口の物語は初めてです。サスペンスでラブストーリーの多重人格の主人公。こんな展開になるとは予想してませんでした。

    0
    2024年03月10日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    途中までは、いやむしろ中盤が一番ゾクゾクした。
    最後にはもっと大きな展開があるのかもと想像されられたが、収まるところに収まったという感じ。
    曜日ごとに人間が変わってしまうのはとても面白かった。

    0
    2023年08月26日
  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

    Posted by ブクログ

    タイムトラベルものであり作者のデビュー作。

    なぜタイムトラベル出来るのか?を説明すると、今のところその結論が出るよね、という感じがする。結末はあまりすっきりしないが、話の中身は面白い。

    0
    2022年09月13日
  • 終わらない夏のハローグッバイ

    Posted by ブクログ

    帯の言葉「書店員、続々号泣!」
    あまりに大げさです
    青春小説でSFもあり
    二年間眠り続ける幼馴染の結日
    彼女はなぜ目覚めないのか?
    主人公の周は夏休みに動くが・・・
    なんか読みにくさを感じてしまい思ったよりも
    時間がかかってしまいました
    SFの世界なんでわりとなんでもありなので
    いろんな設定を受け入れながら物語を堪能しました

    0
    2022年04月14日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画にめちゃくちゃハマり、原作があると知って勇んで読んだら原作ではなくノベライズだった。
    映画を先に観てしまったのでどうしてもそちらを贔屓してしまうが、映像だけではわからなかった部分をよく補完していたと思う。
    全体的には平易な印象で、恋愛要素は薄く感じた。
    まだ恋愛になる以前の状態というか、博愛のよう。

    出来れば続編も出して、他の曜日が主人公の話も読みたい。

    0
    2022年02月16日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすくて面白かった。
    映画のノベライズらしいけど、映画まだ見てないので見てみようかな。

    大体予想通りな展開だったけど、それ故に読んでて気持ちよかった。

    最後の一之瀬はいらないなぁとは思った。瑞野さん派なので。

    0
    2022年02月07日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    文体が比較的簡単で読みやすい。
    読み進めるうちに、それぞれの人格に親しみや愛おしさが湧いてくる。
    一ノ瀬の正体がわかった時にちょっと涙した。

    0
    2021年09月13日
  • 優しいサヨナラの遺しかた とある終幕プランナーの業務記録

    Posted by ブクログ

    「死」という比較的重たいテーマの作品でしたが、登場人物達の掛け合いや、それぞれの終焉を彩っていく結末などがとても鮮やかでゆったりと落ち着いて読むことが出来ました。
    欲を言うならば、もっとたくさんの人達の終焉のストーリーをみたかったです。

    0
    2021年08月20日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    曜日毎の人生とは、今まで想像したことも有りませんでした。
    もう少し掘り下げて欲しい箇所もあったのですが。

    実際の7人を映画で観たくなりました。

    0
    2021年04月06日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画の原作だと思ってたらノベライズ本だった。
    最後少しだけ月曜日出てくるけどほぼ火曜日だけの話だし普通の日常がベースで恋愛要素もあったりして想像してたようなサスペンスっていう感じではなかったかなぁ。
    思ったよりは内容が地味なんだけどその分わかりやすくて読みやすいと思う。
    ラストは手術やら薬やらでそんな都合よく人格コントロールできるか!?とは思うけどハッピーエンドでまぁ悪くない。

    0
    2021年03月13日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    入れ替わり系ながらもシンプルでさくっと読める。この設定ならいかようにも広げられそうだけど、くどくなく一気読み出来る本。

    0
    2021年03月11日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    映画の予告を見て、おもしろそうと思い、すぐネットで購入しました。届いてから、すぐに読み、不思議な設定ながらも、水曜日が自分のことを知っていく姿、水曜日を取り巻く人たちの順応さには驚きました。

    0
    2021年02月16日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    "忘れていることというのは、つまり忘れたいことさ"
    "これまであなたの脳が積み重ねたものは、それがどの人格によるものであろうと、紛れもなくあなたのものなんです。断じて、失われていいものではない"
    "人類の作った文明社会は、曜日によって回っている。世界は曜日で姿を変える。"

    設定が面白い。
    曜日から考える自分の幸せとは…。

    私たちの普段の生活は、曜日による縛りが案外強いのかもしれない。まあ区切られているからこそ、そのサイクルの中で生活を定められるわけで。
    確かに、火曜日は1週間の中で最も辛いな。(あと月曜日も)

    曜日関係なく、自分

    0
    2021年01月18日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    セブンシスターズを知っていたので、映画公開時は微妙に思ったけれど、同じなのは曜日別なことくらいだった。映画見てないけど、火曜日のイメージに合ってる。

    0
    2020年11月28日
  • 水曜日が消えた 【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中村倫也さん主演で映画化になっていたから気になっていた作品。

    あり得ない内容なんだけど、どこか現実感があって。おもしろかった。サクサク読めた。

    火曜日くんを応援しながらも、もっと他の曜日もどんな人だったのか知りたかったな。

    結末は少し予想外だったけど、ハッピーエンドで安心。。

    0
    2020年11月08日