田名部宗司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ坂本龍馬さん登場
歴史的には新撰組が好きなのですが、大抵のこの方のポジションって敵役でも愛すべき敵役で、味方側でも愛すべき男の一人になります(個人的な感想です)
冬馬の兄弟子ってことで、なんか良い兄ちゃんしてる感じ。
主人公2人の関係はいつもながら微笑ましい。
冬馬の伊織に対する感情があからさまなのに、気付かない伊織の姿がじれったい。そことは別に伊織も冬馬の為に奔走している、両片想いに似た二人の関係が好き。
そして、小夜と法鷲、互いに互いを思いやる気持ちが切ない。
女の子に守られた男がこれからとる行動と、
冬馬の為に動き出す伊織の想いとか、
続きが気になる。
今回の冬馬はなんか可愛いすぎ -
Posted by ブクログ
ふぉお設定がいいよ設定が!幕末×西洋魔法!
設定に惹かれて買う人も多いと思われまする。
ただ、魔法の理論というか仕組みみたいのをもっとしっかり書いて欲しかったです。主人公が魔導書翻訳にすごいスキルあるよという設定なんだし。
読者が魔法がよくわかってないのにキャラクターがかっこよさげな呪文を唱えてると読んでて「?」となりました。敵キャラが主人公の予想を遥かにこえる魔法の使い手だったと驚きたい場面でも「へぇ」みたいな。すごさが分からなかった…
『魔導書翻訳気付いてたら終わってた(半ばまでだけど)→主人公が敵役のところに乗り込む』という点でも展開が唐突すぎないか?と感じてしまった…
しかし主役二人が -
Posted by ブクログ
ネタバレ幕末と魔法を上手く融合させた作品だと思いました。
主人公は伊織という若い人間です。
優れた魔法士であり、頭もいい。
(ちょっとした秘密がありますが、それは隠してます。)
というわけで魔導書の翻訳のために松江へ行くのですが
そこでちょっとした陰謀に巻き込まれてしまう話ですね。
で、立ち寄った茶店の騒動により出会った冬馬。
彼と喧嘩したり協力したりしながら事件を解決します。
少しずつ仲良くなっていく二人の関係はステキだと思います。最終的にどうなるのか、ちょっと気になる。
この冬馬さん、すごい秘密を抱えている感じ。
だけど1巻ではあまり詳しいことは書かれていません。
私は続きを買う予定はあり -
Posted by ブクログ
ネタバレ詰まらないってわけじゃないんだけど……。
ストーリーも複線をざっくり見た感じ回収しているし上手いとは思うけど、こう、どうも気が乗らないっていうか、何かじみーって感じがしてしまう。そもそも伊織を主人公に持ってきているのが、どうも楽しめないような。冬馬が主人公だったらもっと爽快に読めたような気もするけどよく解らない。伊織の叙述トリックを知っていた+絵柄でばればれとかも損しているようなツルカメ。
時代物を魔法で脚色している世界を描ききる文章力は素晴らしいと感じるけれども、中二病でもいいからもっと風呂敷を大きく広げても良かったんじゃないかな。などと読みながら感じてしまった。
星四でもいいような気もする