【感想・ネタバレ】幕末魔法士 -Mage Revolution-のレビュー

あらすじ

時は幕末。攘夷派と開明派が相克する激動の時代。大坂適塾に学ぶ若き蘭学者にして魔法士の久世伊織は、塾長・緒方洪庵の命で、一冊の難解な魔導書を翻訳するため出雲国松江藩に赴いた。一刻も早く翻訳を済ませ大坂に帰りたい伊織だったが、招かれた屋敷で手渡されたのは、亡き父失脚の原因ともなった、古の“大崩壊”によって失われた技術・魔法金属ミスリル銀の錬成炉が記された書物だった……。翻訳を開始した伊織の周囲の村で起こる神隠し、突然襲いかかる攘夷志士の凶刃、魔法士・金森鳶巣の暗殺。謎を追う伊織と赤眼の志士・冬馬の前に、やがてミスリル錬成に隠された無窮の闇が広がっていく! 魔導の旋律が奏でる幕末ファンタジー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第16回電撃小説大賞<大賞>受賞作。
ひきこまれる。
昔の講談みたいな時代小説は今風じゃない。ファンタジーを取り入れた新しい歴史解釈、こんな風だったら面白いよね的な物語が今は楽しい。
さくさく読めました。

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2011年12月11日

Posted by ブクログ

ふぉお設定がいいよ設定が!幕末×西洋魔法!
設定に惹かれて買う人も多いと思われまする。
ただ、魔法の理論というか仕組みみたいのをもっとしっかり書いて欲しかったです。主人公が魔導書翻訳にすごいスキルあるよという設定なんだし。
読者が魔法がよくわかってないのにキャラクターがかっこよさげな呪文を唱えてると読んでて「?」となりました。敵キャラが主人公の予想を遥かにこえる魔法の使い手だったと驚きたい場面でも「へぇ」みたいな。すごさが分からなかった…
『魔導書翻訳気付いてたら終わってた(半ばまでだけど)→主人公が敵役のところに乗り込む』という点でも展開が唐突すぎないか?と感じてしまった…
しかし主役二人がいいですね見た目(伊織が見るからに女子すぎる気もしますが)も性格も好感が持てます。
最近最強キャラの登場する小説が多いからか「え、伊織弱くない!?」と一瞬思いましたがエピローグまで読むと成長やこれからの展開が楽しみになります
まだまだ序章で主人公二人の出会いと設定公開という感じで幕末の歴史も魔法も物足りないですが、次巻が待遠しいです。
文章自体は癖がなく誰でもさらりと読めると思います。

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2010年12月18日

Posted by ブクログ

文明開化の代わりに魔法がやってきた幕末の話。

ちょっとラストバトルが何ともな感じでした。
続編、出すのかな?

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2010年08月19日

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第16回電撃小説大賞<大賞>の作品です。椋本さんの絵が魅力的ですが、この絵がぴったり合うような内容でとても面白かったです。ライトノベルというものでの、時代劇でしたので個人的にとても新しかったです。

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2010年02月25日

Posted by ブクログ

既刊3冊未完結。今後の刊行は難しいらしい。
日本史を題材にしたライトノベルは色々難しいのかこれまで読んだこの種の作品は全て未完結であった。
この『幕末魔法士』はその他大勢の軽妙なライトノベルと違い固い語り口が味わいがあった。
龍馬、土方、沖田の超有名人だけでなく有村次左衛門のような知る人ぞ知る実在の人物も出てくるので登場人物を検索しながら読むと楽しめる。
続刊希望。

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2018年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幕末と魔法を上手く融合させた作品だと思いました。
主人公は伊織という若い人間です。
優れた魔法士であり、頭もいい。
(ちょっとした秘密がありますが、それは隠してます。)

というわけで魔導書の翻訳のために松江へ行くのですが
そこでちょっとした陰謀に巻き込まれてしまう話ですね。
で、立ち寄った茶店の騒動により出会った冬馬。
彼と喧嘩したり協力したりしながら事件を解決します。

少しずつ仲良くなっていく二人の関係はステキだと思います。最終的にどうなるのか、ちょっと気になる。

この冬馬さん、すごい秘密を抱えている感じ。
だけど1巻ではあまり詳しいことは書かれていません。

私は続きを買う予定はありません。
なんというか、自分の好みではなかったんです。
確かにすごいとは思ったし、主要人物の関係も気になるんですけどね。

好きな方ごめんなさい!
だけど嫌いってわけじゃないんで、気が向いたら読むかも?

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2014年12月31日

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もう手元にないけど、設定が気になって思わず買った本。
続編もあるけど、個人的にこれで終わってもよかったんじゃないなぁ~と思う。
作者の洒落から思いついた設定のようですが、私は結構好きです☆

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2014年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

詰まらないってわけじゃないんだけど……。
ストーリーも複線をざっくり見た感じ回収しているし上手いとは思うけど、こう、どうも気が乗らないっていうか、何かじみーって感じがしてしまう。そもそも伊織を主人公に持ってきているのが、どうも楽しめないような。冬馬が主人公だったらもっと爽快に読めたような気もするけどよく解らない。伊織の叙述トリックを知っていた+絵柄でばればれとかも損しているようなツルカメ。
時代物を魔法で脚色している世界を描ききる文章力は素晴らしいと感じるけれども、中二病でもいいからもっと風呂敷を大きく広げても良かったんじゃないかな。などと読みながら感じてしまった。
星四でもいいような気もするけど、とりあえず星三に。

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2013年04月09日

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幕末と魔法と言う組み合わせが面白いなと思い、読んでみました。
文章きれいだったし、ラノベにしては読み応えがありました。
さくさく読めましたが、内容はファンタジーを期待していたんですが、どちらかと言うとミステリー色が強かったかな。
まあ、幕末ものでファンタジー色を出せっていう方がちょっと無理があると思うので、これが精一杯だったのかなぁ(^-^;

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2012年08月02日

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じっくり書かれた作品という印象。丁寧な時代劇風の描写、言い回し。
ただ、伏線がいささかわかりやすいというのが、少しマイナスに感じたかも。
ラストバトルも少々がっかり。

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2011年10月18日

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やっぱり途中で女だよねー思いながら伊織さん見てましたw

声とかで分からないものなのかねえ・・低ければわかんないか・・
想像では高そうな声だけど・・

結局伊織ってのは本当の名前なのかね・・

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2011年04月24日

Posted by ブクログ

第16回電撃小説大賞「大賞」受賞作。
平行して、司馬遼太郎さんの「胡蝶の夢」を読んでいたせいで妙に夢中になってしまいました。
幕末用語が飛び交いますが本筋にはあまり関係なく、ふつうにライトノベルとして読めるようになっている気がします。意味が分かる人はさらに美味しい、という感じかもしれません。

2011.08.14 追加
あとがきで「影響を受けた」と書かれている「花神」を読書中。
同じ様なエピソードがいくつかあって、ビックリしました。
ショックだったので、★-1しました。

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2011年08月14日

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イラストからすると、伊織が男か女か見分けがつけづらいせいで心の中では女だろ、名前的にと思いつつも男だったらいやだなと読み進めたところ、希望通りの性別で一安心
ラノベだと、ヒロインの性格にかわいさ要素が入っていないとやっぱり物足りなさはある

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2010年12月29日

Posted by ブクログ

大賞取るのも納得の、新人とは思えぬ手慣れた文章。安易な萌えキャラがいないのも好印象、っていうか主人公くらいしか女いねえ。女性向けとして出しても通用するかもですね。絵柄が少女漫画っぽいし

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2010年12月21日

Posted by ブクログ

さすがに大賞なだけあって、否をつけるところはありません。
多少大味ですが、まあまあ面白いです。伊織かわいいよ伊織。
けど、一点だけ。
挿絵がひどいw
めっちゃ次のページのネタバレしてるんですけどw

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2010年03月27日

Posted by ブクログ

ライトノベルという枠組みの中では、電撃文庫以外で出版するのは難しいかなって思いました。力はあると思いますが、ライトノベル向きでは無いします気がします。

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2010年02月22日

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