松井久のレビュー一覧

  • 創造的進化

    Posted by ブクログ

    たいへん示唆的な哲学書である。しかも、訳文が読みやすい。「産業的」「優勝的」など意味不明な言葉が少しあるが、岩波版より論旨は追いやすい。結局、この著作のポイントは、すべてを生命の流れ、つまり「純粋持続」のもとにみるということだろう。また、進化の観点からみれば、知性は行動するために生命がつくったものなので、必然的に限界があるのである。ダーウィンやアイマー、ド・フリースやラマルクなどの進化論思想の読み解きも面白い。進化には結局、生命の意志があるのだ。思想の映画的メカニズムをもとに、科学思想を検討するところもみごとである。カルノーやクラウジウスなどの熱力学にも少しふれているが、アリストテレスの科学論

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    2011年04月30日
  • 創造的進化

    Posted by ブクログ

    前半は、生命について、個々の命はこの世に一度しかないものと捉えていて、進化の大きな流れの様な視点とは別にとてもロマンチックなものも感じました。壊しながら生成する命の捉え方も、福岡伸一さんの言う動的平衡みたいに思えました。
    後半は観念的過ぎて、なかなかついて行けず、正直言ってよく分かりませんでした。

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    2025年06月28日