高野研一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
グーグル検索をすれば予測変換や上位ランクで直ぐに答えが見付かる時代。一歩先の付加価値として超仮説思考が必要だと筆者は語る。一元的且つ演繹的思考ではなく多元的且つ飛躍的思考が必要なのはそのとおりだろう。本書では多くの事例やエクササイズで超仮説力を磨く。
本書自体は独自視点や発想の転換の必要性を謳う発想本の一種ではあり、寄せ集め感はあるものの、興味深いトピックも幾つかある。例えば芸人の方の話はトップクリエイターが語る内容と酷似する。すぐ浮かぶアイデアは誰もが浮かぶアイデア、絞りきったあとに更に搾り出したアイデアこそ真のクリエイティブなのだと。また『第8章 オープンなエコシステムに参加する』は、日本のイノベーションのジレンマを的確に突いている。
興味あるものを拾い読みするのがよいだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ顧客が何を望むかではなく、何を望むようになるか。
顧客の意見を聞いてはいけない。
本田宗一郎とジョブス、フォード。
すべての道は長安に通じている=小道でも構わず努力する
自分に与えられた仕事が天職、他の道に心奪われていたら道は開けない=松下幸之助
2倍3倍の目標を設定する。発想の転換が必要になる。小手先の工夫では無理。=柳井正
安定志向はダメにする。危険にさらすこと、リスクを取ること、が一番会社にとっていい。順調は正常、ではない。=柳井正
ひとつの完成された商品を大量に売る。アップルの例。
物分かりのいい上司からはイノベーションは生まれない。部下の仕事を作業にしない
行動しないのは知らないのと同じ。
コムトラックス=コマツのGPS のおかげでリーマンショックの深刻さをいち早く知ることができた
HPウェイ=会社の存在意義は貢献
フレックスタイム制
コンピュータ事業には合わなかった
サムウォルトン=ウォルマートの創業者
自分は全くの素人であるという自覚=なんでも聞いた
小さな町にしか出店しない。人口五千人以下。
圧倒的な集客力が必要。地域の市場構造を知る。
逆流に向かって進みなさい=他人が反対すること、難しいと言われること、をやる。=どのみち経営は難しい。難しいことを絶えず実行することを考える -
Posted by ブクログ
【フレーム枠より仮説思考が重宝する時代に】
A.3C 分析、SWOT 分析等々のフレームワークは、自分が答を知らない問題に対して、仮説(仮の答)を考える際に役立つ。だが、フレームワークには、問題を単純化して唯一の「正解」を導くという、構造的な限界がある。このため、答が1 つではない問題を解こうとすると破綻することが多い。
B. 今日、検索エンジンによって、知らない領域でも簡単に仮説を立てられる。だが、誰でも検索すれば得られる答からは、新たな価値は生まれない。これからは検索しても出てこない仮説、「超仮説」をたぐり寄せる力が真の価値を生む。
C. 人の脳の活動の8 割は無意識の世界で行われている。そこでは、経験したことにタグをつけて記憶しておく。そして外部から刺激を受けた際、その刺激と関連するタグを持つ記憶を検索し、引っかかってきた記憶を組み合わせて、刺激を解釈するためのモノの見方をつくり出す。よって、新しいモノの見方を発見するためには、自分の経験を広げることが重要になる。
D. 自在なモノの見方は、経験を積む他、次のようなトレーニングによっても獲得することができる。
・見えない世界にイマジネーションを広げる:課題を自問しながら、知らないところに出かけ、知らない人に会う。そして気になったことはメモする。これを数週間~数カ月間続けると、頭の中にひらめきが浮かぶ瞬間が訪れる。
・人の心の中に入り込む:「何が人の喜怒哀楽を生み出すかといったことを考える。製品ではなく人間が主役の今日、こうした問いに答えることで、大きな企業価値を生み出すためのアイデアが生まれる。