あらすじ
スティーブ・ジョブズ自身も「実はやりたくなかった」アップルの成功要因とは? ジェフ・ベゾスが「古い常識」を破壊できた理由とは? セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジがグーグルの検索システムにとりいれた思考の仕組みとは? フィリップ・コトラーが伝えるマーケティングの本質とは? 孫正義がイノベーションを起こすために毎日やっている習慣とは? 鈴木敏文がデータと同じくらい重視しているものとは?──ビジネスの天才たちの「頭の使い方」を身につけよう!
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Posted by ブクログ
良くも悪くもコンサルが書いた本、って感想は拭い切れないが、昨今の有名経営者の決断などを引き合いに考え方の根拠を展開していくところが楽しめた。(途中で出てくるExerciseの問いは少々雑だが)
述べられていることは、「新しい体験をすること」「観察すること」「顧客の内面を見ること」「問題構造を読み解くこと」「問題の定義」「市場・事業・収益構造」「成功要因の見極め」「仮説と検証の大切さ」等で、新しいことは特にない。
正直タイトルはしっくり来ない。ネーミングしたかったにしてもロジカルの超って感じではない。
なんだか感想だけ見るとつまらなそうだけど、最初に書いたように読み物としては楽しめた。
Posted by ブクログ
潜在ニーズは観察、仮説、検証でわかる。
リッツカールトンの例が納得感あり。
意識して考えられるのは2割、残りの8割は無意識からやってくるので、普段と違う経験をしてタグを作ること。
Posted by ブクログ
常識に縛られずに本質を見抜く力で未来を予測しリードして実現してしまう天才達の発想法について述べられている。
多くの人と会い様々な場面を経験することで自分の価値観を広げ、業界の常識を書き出してそこに供給者側の都合や欺瞞がないかをチェックし、市場と顧客と成長性を見抜いて問題は何かを定義するフェーズに(解決策の検討フェーズではなく❗)資源を割き、徹底的に自社プロダクトを使用する消費者がそれによって何を実現しようとしているかを使用現場をベースに考え、仮説を徹底的に具体化して実験や調査で検証することにより、他者が見抜けなものを見抜き、他者にはできない決断を下すことができる。
Posted by ブクログ
ロジカル思考をつけるにはどうすれば良いかを知りたくて読んでみた。エクササイズはあるものの、一つづつ難しく、先に答えを読んでしまった。ロジカル思考を鍛えるためには一朝一夕では厳しいと感じたが、どう考えることで鍛えられていくのかのヒントは得られた。
Posted by ブクログ
ビジネスで成功した人達のロールモデルを参考に、途中で問いを挟みながらどのように思考していけば良いかが展開される。
孫さんがソフトバンクを拡大していったのにはどういうアイデアがあったか、など。
ただ読むだけではなく問いかけがあるので、考えることができる。
ただビッグな人たちの事例の後追いなので、あまり現実で生かせるかはわからない。
Posted by ブクログ
コンサルタントとして活躍する著者が孫正義氏やスティーブ・ジョブズ氏など11人の天才と称される人物がいかにして後世に残る偉業を生み出したのかをトレーニング形式で書いた一冊。
11人の考え方は生きたビジネスの知識で刺激を受けました。
情報革命が起き、今までの考えが通用しなくなったいま、目に見えるものや経験、過去、常識や自分の内面といったものを捨てていかに視野を広げていくかということを11人の考え方に触れることによって学びを得ることができ、大変勉強になりました。
問題の構造を深く分析することや仮説を立て検証することや顧客の心に移入して物事をみることなどが情報革命が起きた現代でより重要になると改めて感じました。
本書を読んで普段あまり考えないことを本書で考えることによって斬新な角度から物事を捉えることができ、それが無意識の世界でまだ見ぬものを見つけることにつながっていく感じがしました。
そして、本書でのエクササイズで学んだことは現代を生き抜いていくためのチカラになると感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
まあ天才と安易に持ち上げるのはちょっと辟易するし、サンプルは少なすぎるとは思うけれど、ビジネスマンのマインドサプリメントとしては十分機能を果たしているのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
ご本人の研修を受けたことがある。研修での振る舞いはかなりのレベルではあるが、本書はいろいろな書物の書き写し、まとめた程度のものであるため、あまり面白くはなかった。再読には値しない。