吉田行宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「成長」というキーワードは色々な場面で出てくるが、言葉の意味が広すぎて今まで自分の中で曖昧な理解で過ごしてきたこともあり、本書のタイトルが気になって読むことにした。
本書は「成長」に悩む人々と、成長について熟知している喫茶店のマスターとの会話ベースで進む。そのため少々遠回しな表現が多い感じは否めないが、シンプルで分かりやすい図表によって順序立てて説明されており、「成長」の本質や原理原則を大体把握することがてきた。
(TO DO)
①自分の現在地と目指すところを可視化し、ゴールまでの道を設計する
②本書を用いて自分のタイプ分析を行い、自分の中の正しい軸を設定する
③半年後に定期点検し、自分の設計図通りに成長しているか確認する -
Posted by ブクログ
アイスバーグ、と言う例が知られており、大きな氷の塊が海の上で浮いているときに見える部分、つまり成果が表す部分は、数多くの海の下に潜っている部分つまり能力やスキル振る舞いや行動また意識や哲学などが下支えしている。
解決できるできないとか、どう解決すべきか考える前に、まず自分には悩みがありブレーキを踏んでいるんだと言う認識をすること、ブレーキが存在することを知るだけでいいんです。それが最初の1歩です。
何かを行動する時や意思決定をするときには、最も良いと思うものを選択する。でも、選択した後は完全に自分の音から離れて結果を選択できないものだと考える。結果と行動を切り離して考えるのはとても難しいのですが、この考え方ができるようになると、本当に迷いや悩みが減少します。
結果は選べず行動は選べると言う当たり前の事ですが、その選べない結果に意識や関心が向きすぎて、行動や計画に意識が向かず、ベストを尽くせていないかもしれないと言うことに気がつくことが重要です。それに気づいて以降は、選択できない結果にはとらわれず、どんな結果でも受け入れると言う覚悟を持って課題に向き合うことができるようになりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ成長するとはどういうことか、どの様に取り組めば良いかの概説をしてくれる本。成長に関する考え方を要素に分解して説明してくれるので、分かりやすい。ただ、分かりやすいけども、どう実践していくのかが非常に大切。悩み過ぎたり、自分の大きな子どもに振り回されたり、様々な阻害要因があって、どう成長したいか自体が見えなくなることも多々ある。忙しい生活の中で、多様な課題に囲まれた中で、どの様に実践・対応していけるかは、実践しながらトライ&エラーを繰り返すしかないのだろう。どう、自身をこうして俯瞰して振り返る時間を持つのか、そのこと自体も、行動指針・習慣として加えていくことが大切なのかもしれない。その意味で、定期的にこの本を読みなおして棚卸することも大事なのだろう。自身の「認知のゆがみ」を知り、「目標達成ノート」と合わせて読むことで、具体的に日常の習慣・行動に落とし込んでいけるのかもしれない。
以下、本書で学んだことがら。
1.成長することとは、自身のアイスバーグを大きくしていくこと
アイスバーグ(氷山):人生哲学→行動・習慣→スキル→成果と積みあがっていく
2.成長を阻害する2つのブレーキ
①悩みブレーキ
「悩む」ことはブレーキを踏むこと。悩まないための5つの方法を紹介
・悩みブレーキの存在を知る
・悩みブレーキを踏まない覚悟を持つ(三叉路理論:選択したら、ブレーキを踏まずに突っ走る。迷ったときはまた選択をする)
・当事者意識を100%持つ
・結果は選択できないが、行動は選択できる
・関心の輪と影響の輪(影響の輪の範囲の事しか自分にはどうにもできない)
②自分の中の大きな子どもブレーキ
自分の中の大きな子どもの特徴→自我なのかもしれない。
・自己中心的
・他者を理解しない
・好ましくないプライド、執着
・トラウマに影響され過ぎている
・正しい軸がない
3.成長を促進する2つのアクセル
①自分理念・自分軸アクセル
・自分のミッション(目指すこと)、ビジョン(実現したいこと)、バリュー(自分を支えてくれる言葉や考え方、人生哲学)を形成して、それに沿って行動を習慣化し、スキルを身に着けていく
②正しい動機アクセル
自分の目標を、自分と他者、目に見えるものと目に見えないものの4限で分析し、動機の傾向を把握する。その動機の傾向が、成長のエネルギーの源である。
(動機の傾向のパターン)
・物質的成長重視
・自己実現重視
・親分型
・社会貢献型
→この4つがバランスとれると「ステークホルダー共生型」となる -
Posted by ブクログ
成長マインドセット
吉田行宏
最近出会った、本当に魅力のある人にプレゼントしてもらった。
かなり簡潔にまとめられている+図が多いので読みやすかった。
自分が主人公(成長について悩んでいる)になったつもりでノートに書き込みつつ読み進められるようになっている。
就職を目の前にしてやっと真剣に自分はどうなりたいか考えるようになった。
「成長したい」ってほとんどの人がそう思っているだろうし、自分もそう。
でも、君にとって成長するってどういうこと?と聞かれると難しい。
それに、今自分は成長できているかも怪しい。
なぜ成長出来ていないのか?もっと成長するにはどうしたらいいか?について考え方のヒントをくれる本。
自己成長の土台にしていきたい考え方をいくつか得られた。
定期的に見返したい。 -
Posted by ブクログ
明言されていないもう一つの成長ブレーキ「不信」
成長するためには、アクセルを全開にすることが大事だけど、みんなアクセルを踏みながら同時にブレーキを踏む(悩む)ことをしてるから成長がない、というコンセプトの一冊。
この成長を阻害するブレーキって、作中では
・悩みブレーキ(悩み・迷い)
・大きな子供ブレーキ(自己中心)
の2つだって言われてる。
でも個人的に、もう1つ
・不信ブレーキ(アドバイスを疑うこと)
があるんじゃないかと思う。
というのも、最初はこの成長マインドセットを教えてくれる、(自己啓発セミナーの開催主みたいな)カフェのマスターに不信感を抱いていた主人公が、そのお話に感化されてどんどんマスターを絶賛していく様子、信じ込んでいく様子が地の文で描かれてるから。
個人的にはその描写が恐怖すら感じたんだけど、きっとまずアドバイスを信じなければ成長は始まらない構造的な問題を暗に示しているのかなと。
成長する時って、今まで越えられなかった裂け目を飛び越えるような感覚ありますもんね。
成長って、連続したものじゃなく飛躍だから「えいや!」という思い切りがいるんだろうなあ。般若心経も悟りへの道を説いた最後は「幸あれ!」みたいな感じで背中押してるだけだし、、、、
信心は成長の十分条件かもしれないですね。
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Posted by ブクログ
読んでいて一番印象に残ったのは、「当事者意識」についての考え方だった。
「自分にも多少責任はあるけど、もっと大きな責任を持っている人が他にいる」と考えれば考えるほど、自分自身の当事者意識は低くなっていく。そして、その当事者意識の違いが、実際の振る舞いや行動の違いにつながる。
他人の行動を変えることは難しい。だからこそ、「誰が悪い」「自分は損をした」と考え続けるのではなく、「じゃあ、自分にできることは何か?」と考えて、やると決めて行動する。
そういう思考と習慣を身につけることで、必要以上に悩まなくなるという考え方はすごく納得した。
特に、
「結果は選択できないが、行動は選択できる」
という言葉が印象に残った。
結果ばかりを気にすると、自分ではコントロールできないことに振り回されてしまう。でも、自分が何をするのかは選べる。だからこそ、結果ではなく行動にフォーカスして挑むことが大切なのだと思った。
また、何かを目指したり結果を出したりするためには、ただ努力するだけではなく、自分なりの理念や想いを持ち、それに沿った行動や振る舞いをすることも大切だと学んだ。
「成長の5原則」として、
1. バランスの良いアイスバーグの成長
2. 悩みブレーキを外す
3. 大きな子供ブレーキを外す
4. 自分理念・自分軸アクセルを踏む
5. 正しく強い動機アクセルを踏む
という考え方も印象に残った。
自分の中にいる「大きな子供」や、自分のモチベーションの傾向についても考えるきっかけになった。私は物質的な成長を重視する傾向があるけれど、それだけではなく、いろいろな方向の動機をバランスよく持つことが、より健全な成長につながるのかもしれないと思った。
そして一番好きだったのが、
「自分の人生の経営者・オーナーは自分一人。」
という考え方。
自分の人生をどうするのかという権利を、他人に委ねる必要はない。無駄なブレーキを自分で踏み続けるのではなく、自分にできることを考えて、自分で決めて、自分で行動する。
結局、自分の人生を変えられるのは自分自身なんだと思った。
「誰が悪いか」ではなく「自分には何ができるか」。
「結果がどうなるか」ではなく「自分はどう行動するか」。
この2つは、これから何かに悩んだときにも思い出したい考え方になった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『成長マインドセット』は、成長を「能力やスキル」だけでなく、思考・習慣・振る舞い・人生観まで含めた“アイスバーグ全体”として捉える点が印象的な一冊。物語形式で展開されるため理解しやすく、すぐ実践できる工夫も多い。
一方で、「他責にしない100%」という姿勢には違和感も残った。責任感が強すぎる人にとっては、自責を徹底することが成長以前に心身を壊すリスクにもなり得る。成長にはアクセルだけでなく、ブレーキを緩める視点も必要だと感じた。
成長を真面目に考える人ほど、一度立ち止まって読んでほしい本。
「成長=頑張り続けること」ではない、という問いを投げかけてくれる。