のり・たまみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレフォロワーさんの感想を追って行く中で、「これ読みたい!」と思った本。
大当たりでした。
世界のなぞなぞから抜粋して約80問。
なぞなぞも面白いが、その後の解説もとても楽しい。
のり・たまみ夫妻の共著。
他の著作もまた探して読もうと思います。
「お約束」ですが、私もつい2つほど・・・。
①オオカミとキャベツと羊を舟に乗せて川を渡る。(196頁)
※「オオカミ」と「キャベツ」でネット検索。
②紙を何回折れば月まで届くでしょう?(220頁)
〔月までの距離は38万km、紙の厚さは0.1㎜、2つ折りで0.2㎜になるものとします]※これは数学クイズと言ったほうがいいか。
あと、「次の -
Posted by ブクログ
私としては超お勧め!!世界のいろいろな国(日本も含む)のなぞなぞを紹介していて、それに関することをのり・たまみ詳しく書いている。なぞなぞ自体が凄く面白いし、それぞれの国のお国ぶりや、へえーと思う蘊蓄や笑ってしまうことが満載で、とても楽しめる。のり・たまみ(夫婦だって)、なかなかの著者でっせ。紹介しようとするとキリがないが、ちょっとだけ。
①男性が生まれて初めて女性と寝る夜、何をしなくてはいけないでしょう。(ブラジル)
答えは、「乳をのむこと」で、そこから哺乳類の話になって、色覚の話に発展する。
②男性は沢山いるけど、女性は全くいない。でも、子どもをたくさん育てている。ここはどこ?(カンボジア) -
Posted by ブクログ
死にぎわ、ですものね。
どーーーしても言いたい言葉以外、出てきませんよね。
…と、いう状況下である事を想像して読むと、
「へん」は「へん」かも知れないが、
妙に、リアルに胸に響いてくる言葉集。
トルストイの
「つ、妻だけは私に近づけないでくれ。」←恐妻家でしたよね…
ダイアナ妃の
「お願い、私をひとりにして…」
手塚治虫の
「となりの部屋へ行く。仕事、仕事をさせてくれ」
ルノワールの
「早く、絵の具を、パレットをよこしてくれ」
まるで「生」の延長上にある「死」を、
ちょっと 通過 するだけの様な、最期の言葉に、じ~~んとした。
「なんてこの世は美しいんだろう。
なんて私は幸 -
Posted by ブクログ
学者、政治家、芸術家、果ては国王から死刑囚まで、古今東西の有名人たちが今わの際に漏らした意外な一言を集めた本。
死を前にしてとんちんかんな事を口走ったり、その遺言が後々の歴史を大きく動かしたり、ざっくりとカテゴリーが分かれているのでスイスイ読めます。
死因や享年の他、その人物の簡単な解説も併せて載っているのですが、「ちなみに……」「ところで……」と補足される雑学の方が分量的には多かったり。とぼけたイラストがまた言い知れない脱力を誘う。
自分は「最期の言葉」が妙に好きで、他にも似たような本に手を出した事があるのですが、カール・マルクスがずば抜けてカッコイイと思っております。