あらすじ
「口があっても、しゃべれない生き物な~んだ?」(韓国)
「空のコップには、水は何滴入るでしょう?」(オランダ)
「理解しがたい女性を3種類あげよ」(アイルランド)
「いくら見ても信用できないもの、な~んだ」(タンザニア)
4000年以上前から人類とともにあるなぞなぞ。日本では室町時代に大ブームになりましたが、世界でも「The Riddle」(なぞなぞ)は長年にわたり親しまれてきました。世界各国の傑作なぞなぞを集めたこの本、ただのなぞなぞ本ではありません。雑学王のり・たまみの手にかかると、歴史、文化、地理、科学、数学……ありとあらゆるウンチクが自然に頭に入ってしまう上質な読み物に生まれ変わりました。
意外にブラックな答えや、頭の体操にぴったりのトンチの効いたもの、ときに偏見に満ちたなぞなぞに、笑ったり、呆れたり、驚かされたりの連続です。その国のお国柄が反映されたなぞなぞは、その国の文化そのもの。職場で、飲み屋で、デートでつい話したくなる、すぐに使えるネタが77! 答えはぜひ本書にて。
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Posted by ブクログ
フォロワーさんの感想を追って行く中で、「これ読みたい!」と思った本。
大当たりでした。
世界のなぞなぞから抜粋して約80問。
なぞなぞも面白いが、その後の解説もとても楽しい。
のり・たまみ夫妻の共著。
他の著作もまた探して読もうと思います。
「お約束」ですが、私もつい2つほど・・・。
①オオカミとキャベツと羊を舟に乗せて川を渡る。(196頁)
※「オオカミ」と「キャベツ」でネット検索。
②紙を何回折れば月まで届くでしょう?(220頁)
〔月までの距離は38万km、紙の厚さは0.1㎜、2つ折りで0.2㎜になるものとします]※これは数学クイズと言ったほうがいいか。
あと、「次の数式の?にはどんな数字が入るでしょう。」(98頁)ノースカロライナのエリックさん作のなぞなぞも、とっても面白いんだけどなぁ・・・。
とにかく、読みやすいし、楽しかった。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
私としては超お勧め!!世界のいろいろな国(日本も含む)のなぞなぞを紹介していて、それに関することをのり・たまみ詳しく書いている。なぞなぞ自体が凄く面白いし、それぞれの国のお国ぶりや、へえーと思う蘊蓄や笑ってしまうことが満載で、とても楽しめる。のり・たまみ(夫婦だって)、なかなかの著者でっせ。紹介しようとするとキリがないが、ちょっとだけ。
①男性が生まれて初めて女性と寝る夜、何をしなくてはいけないでしょう。(ブラジル)
答えは、「乳をのむこと」で、そこから哺乳類の話になって、色覚の話に発展する。
②男性は沢山いるけど、女性は全くいない。でも、子どもをたくさん育てている。ここはどこ?(カンボジア)
答えは「お寺」 カンボジアは9割が熱心な仏教の信者で、男性は一生に一度出家しなければならない。子どもの修行僧も沢山いる。ここから地球の話になる。地球誕生から10億年はメスしかいなかったそうな。そして…。
③母には2回会うけれど、父には1回も会えないもの、な~んだ?(日本)
室町時代の有名ななぞなぞだから、答えは分かるよね。もちろん本にはいろいろ詳しく説明してあるよ。
Posted by ブクログ
なんと驚いた事に
実は4000年も前から存在していたらしい
「なぞなぞ」
世界中から集結してきた
ありとあらゆる<傑作なぞなぞ>の答えを探っていくうちに
各国のお国柄や風土までもをうかがい知る事が出来て、
お勉強にもなる一石二鳥の娯楽本。
しょうもない問題から
目から鱗の問題まで
読後は誰かに出題してみたくなること間違いなし。